仮想通貨ステラ(XLM)、プロトコルのアップグレードを実施──ノードがオフラインになった問題を受け

ステラがアップグレードを実施

暗号資産(仮想通貨)ステラ(XLM)で、プロトコルのアップグレードが行われた。

ステラのネットワークでは、6日に一部のノードが一時的にオフラインになる問題が発生。国内の取引所でも入出金を停止する事例が確認された。バリデーターの投票によって10日、ソフトウェアのアップグレードを行うことが決まり、即座に実行している。

今回のアップグレードの発表は、ステラの開発を支援するステラ開発財団(SDF)が行なった。問題の原因は「1つの台帳で行われた1つの処理」であることをエンジニアが突き止め、アップグレードの準備をすぐに開始したという。

SDFは問題発生時も十分なノードが動いており、分散性が保たれ通常通りネットワークは稼働していたと説明。一方でネットワークへ復帰できないノードが確認されていたとした。エンジニアが問題の修正を行なっている間は取引所では入出金を停止している事例も確認されたが、現在は大部分がサービスを再開していると述べている。

また、「SDFのノードでも問題が発生していたため、今回の事例はステラのネットワークがSDFのバリデータから独立して稼働していることを示す事例にもなった」とも説明した。

SDFはバリデータが新たなプロトコルのバージョン「Protocol 16」をインストールすることによって今回の問題を解決でき、ネットワークにも復帰できるようになるとしており、全てのノードにインストールを行うように呼びかけた。

なお、元々計画されていた機能の追加は今回のアップグレードに含まれておらず、それは次回のProtocol 17で導入されるという。

問題が発生した期間のXLMの値動きは以下で、直近では価格の上昇も見られている。

出典:CoinGecko

著者:K.Kobayashi
参考:ステラ開発財団

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