英ヘッジファンドが仮想通貨に投資
イギリスの大手ヘッジファンドBrevan Howardが運用資産の1.5%を暗号資産(仮想通貨)の投資で運用する計画がブルームバーグに報じられた。
主にマクロファンドを運用するBrevan Howardの運用資産額は現在約6,000億円に及ぶ規模で、その1.5%では約90億円となる試算だ。
計画する仮想通貨への直接投資はビットコイン(BTC)だけでなく、「より幅広い銘柄にも投資する」とした。デジタル資産運用企業Distributed Globalの共同創設者らがBrevan Howardに起用され、運用が任せられるという。
これまでにもBrevan Howardは仮想通貨関連企業への投資をしてきたが、仮想通貨への直接エクスポージャーは初めてになる。
また、Brevan Howardの創設者である著名投資家であるAlan Howard氏は米仮想通貨ヘッジファンドOne River Digitalの株式を25%保有しており、One River Digitalは昨年末に総額650億円に相当するビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物を購入した経緯がある。
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機関投資家は今も相次いで参入し続けている状況だ。先日はゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーがクライアントにビットコイン関連商品へのアクセスを提供する報道があり、BNYメロンやフィデリティなどの伝統金融もビットコインETFの領域への進出を講じている。