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ゲーム業界と非中央集権型デジタルID(DID)の相性とは|XSL Labs寄稿

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ゲーミング&DID

ゲーム業界は世界的に急成長しており、世界のビデオゲーム市場の市場規模は、2020年に1,650億米ドル(約18兆円)に達し、ゲームの売上高も大きな伸び率を記録した。ビデオゲームはますます人気になっており、2020年のゲームプレイヤー人口は世界全体で約25億人となり、2、3年後にはさらに30億人に達する見通しである。

また、家庭用ゲーム機(テレビゲーム機、パソコンなど)の普及率が高いが、モバイルゲームの市場も活況を呈しており モバイルゲームは、ゲーム業界の売り上げ全体の半分以上を占める。

過去数年にわたり、ゲーム業界は基本プレイ無料のゲーム「F2P」に取り組んできた。現在、モバイルゲーム市場における基本プレイ無料ゲームの売り上げは約75%~85%に達している。

大人気のF2Pゲームと並行して、eスポーツ業界も急成長している。e-スポーツの視聴者数は急拡大中で、現在の視聴者数は約500万人以上である。2020年には、売り上げが10億ドルに達した(中国が全体の3分の1を占める)。

そして現在、分散型取引所とブロックチェーン技術の開発のため、次の革命が始まっている。

ブロックチェーン・テクノロジーは金融の世界に関連付けられているが、実は金融業界よりゲーム業界に多大なインパクトを与える。ブロックチェーン技術はゲームの業界に関して無数のメリットをもたらす。ゲーム業界における非中央集権型のデジタルID(DID)を広範囲で活用する場合、様々な用途でDIDを作成することができるだろう。

ゲーム業界がブロックチェーンを活用するメリット

ビデオゲームの未来の一つは「分散型ゲーム」になると考えられており、ブロックチェーンを利用している先駆的なゲームが開発されている。Gala games社が開発した、建設ゲームの「Town Star」及び有望なRPGゲーム「Mirandus」もブロックチェーンの仕組みを活用しているゲームである。

ブロックチェーン技術を活用するメリットは、プレイヤー自身がデジタルデータの所有権を持って自由に管理・売買できることだ。このデジタル資産は、非代替性トークン(NFT)と呼ばれる。分散型のゲームでは、デジタルアイテムは唯一無二で、コピー、複製または分割することができない。つまり、各トークンには一意の価値がある。

過去10年間、ゲーム業界における基本プレイ無料のゲームモデルはビデオゲーム業界における革命として大人気になり、その成長は著しい。これらのゲームでは、集客力のある「スキン」や、キャラクターの着せ替え機能などが収益の源になる。この比較的新しい仕組みは2020年、ゲーム業界の売り上げ全体の半分以上を占めた。

NFT「ノンファンジブル・トークン」が作成された理由は、ゲーム内で独自の価値を持つアイテムを生み出したり、他のプレイヤーとアイテムを交換したり、資産の所有権証明に利用することが可能なことにある。2017年、とても人気があったクリプトキティーズというゲームは、ネコを育てたり、交換したりして、レア猫を集めることができるゲームである。

クリプトキティーズは、イーサリアムブロックチェーンを活用するゲームで、ゲームが終了したとしても資産としてデータを残し、盗難・損失の心配はない。つまり、ユーザーが所有するデジタルアイテムは消えない。一方で、中央集権型のゲームが終了すれば、取得したアイテムやキャラクターは消えてしまう。

将来的には、取得したレアアイテムが資産になり、希少価値があるNFTとして保管・販売することができるだろう。たとえば、RPGゲームでは、ブロックチェーン技術のおかげで、レアアイテムの数を確認でき、他のユーザーと簡単にそのアイテムを交換できる仕組みになっている。ブロックチェーン技術を活用するため、ゲームメーカーはユーザーのデータをコントロールすることができず、ユーザー同士で管理する仕組みである。

代替不可能で固有の価値を持つトークンは、相互運用性や流動性のあるNFTとなる。そのスキン・トークンは制限が無く、他のシステムでも利用することができる機能を持っている。

eスポーツ大会などでは、ベスト・プレイヤー(プロプレイヤーでも、アマチュアプレイヤーでも)のために希少なアイテムを作成し、手に入られない限定アイテムも授与したら、固有の価値になるだろう。

ビデオゲーム関連の支出、特に中古品ゲームソフトについての支出はかなり減少したが、ブロックチェーンの仕組みを活用する場合、ユーザーがデジタル資産を所有するためこれから減ることもないだろう。

ゲームの所有権はNFTとして使用され、ブロックチェーン基盤のゲーム配信プラットフォームを利用する。ブロックチェーン基盤のゲーム・プラットフォーム「ウルトラ」(Ultra)は、プレイヤーのスタティスティック及び報酬を提供し、開発者にさらに多くの収益と広告スペースを提供する仕組みである。

取引所のセキュリティを確保し不正アクセスを防ぐためには、非中央集権型のデジタルIDをこのエコシステムに統合することが必要となる。DIDの仕組みにより、すべてのネットワークのNFTをまとめ、ユーザー間での信頼関係を築くこととができる。

SDIシステムを活用するゲーム業界

SDIソリューションは、次世代の非中央集権型のデジタルIDとして、サイバー攻撃、情報漏洩などのセキュリティ・トラブルを排した仕組みになる。さらに、SDIシステムにリンクされている分散型の個人情報への不正アクセスを防止し、ユーザーのプライバシーを守るソリューションである。

SDIソリューションは、他のプラットフォームとの互換性に優れ、ゲーム・プラットフォームの登録方法および認証方法を一つにまとめる便利な機能を提供する。通常、IDとパスワードが必ず必要だが、SDIソリューションは、安全性の高いセキュリティ・システムを提供する。ユーザーはIDとパスワードを覚える必要がなく、プレイヤーの情報・アカウントへのアクセス及び希少価値があるデジタル資産を守りながら、どこでもセキュアな接続ができる仕組みになっている。ユーザーにとって、とても便利な仕組みだ。

例えば、Steam、EpicまたはOriginが、ブロックチェーンのエコシステムと外の世界の情報をつなぐ第三者の「オラクル」を使えば、プレイヤーについてのデータ、スタティスティクス、プレイ時間、パフォーマンス等いろんな情報を混合させ、コミュニティ内、グローバル的なレベルを評価することができるだろう。

バトルロワイヤルのようなゲームは、情報共有プラットフォームを利用する場合、最強プレイヤーランキングを簡単に検索することができる。(フォーナイトのプレイヤー数は2000万人を突破した)。ゲーム業界でのパフォーマンスを比較するため、すべてのゲーム・カテゴリを結合し、ランキングシステムにて、ハイレベルなプレイヤーの評判やスコアをグローバル的に共有することができたら最高だろう。

検証可能な認証情報「ヴェリファイアブル・クレデンシャルズ」の仕組みで、プレイヤーのアイデンティティが証明される上、MMORPGのギルドリーダーはメンバーの募集を安全にできる。

我々のSDIソリューションは、ゲーム用の本物の身分証のように、いつでも確認できるプレイヤーのデジタル・アイデンティティを作成・保管するソリューションである。

そして、SDIは、プレイヤーのアイデンティティについてのトラブルを解決できるシステムである。世界各国で人気のeスポーツは大会を行う際、公正競争規約のため、プレイヤーのクレデンシャルやレベルを確認することが必要となる。そのため、SDIシステムを経由して、プレイヤーのKYCを自動的に行って、すぐに競技イベントへ参加することが可能になる。

また、eスポーツのゲームジャンルを分けることもできる(例:年齢層によって参加可能・不可能)。プレイヤーについて必要な前提条件をすばやく簡単に確認することができ、トーナメントを開催する時、運営スタッフの苦労を減らしたり、すぐにプレイヤーのアイデンティティを確認できたり、管理業務が安全に行える。 さらには、プレイヤーのデータを自動的に確認できるので、そのデータを分析するシステムの上、大会賞を受賞者へ自動的に送ることもできる。スポンサーの重い責任及びセキュリティに関するリスクが無くなり、便利な仕組みである。

そして、ゲーム開発者は、プレイヤーが同意して共有した個人情報へアクセスする場合、ユーザーの性格、興味及びスキルについての知識を深めたり、調査の有効率を向上させたりできる。ゲームメーカーは利用可能なデータを分析し、ゲームパフォーマンスを改善するための重要な要素や革新的なアイデアを生み出すだろう。

最後に、SDIソリューションは規制に対応し、法規制等順守のうえ、未成年者を守るために、最も厳しい規制措置を施行している。ユーザーが何者かを名乗らず、ブロックチェーンを使って必要な情報のみを企業や機関へ提示するシステムである。たとえ、プレイヤーの年齢を確認されたい場合、免許証、パスポートと違って、名前は明かさず、成人であることだけを瞬時に証明して、プレイすることができる。つまり、実年齢、名前等は分からないままユーザーのプライバシーを守る。

以上のように、XSL Labsが開発したSDIソリューションは、ビデオゲーム業界の展望に完璧な答えを提供し、すべてのユーザーやゲーム業界のリーダーのニーズに応える。

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