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分散型オラクルChainlink Labs、ヘデラハッシュグラフの運営審議会に参加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Chainlink Labsが運営審議会に参画

分散型オラクルネットワークを提供するChainlink Labs(チェーンリンク、トークンはLINK)が、分散型台帳技術開発プロジェクト「ヘデラハッシュグラフ(Hedera Hashgraph)」の運営審議会(Governing Council)へ参加することを発表した。

これにより、Chainlink Labsとヘデラハッシュグラフは、従来型の金融サービスなどが、分散型アプリケーションの特徴とされる信頼性、可視性、コントロールを活用できるようにするため、共同でプロジェクトを推進していくという。「ヘデラトークンサービス(HTS)」とChainlinkを統合する計画もあがっているそうだ。

HTSとは、ヘデラハッシュグラフが今年2月に発表した新たなトークン発行・管理サービス。ヘデラハッシュグラフの技術により高速で低コストな取引を行うトークンが発行できるもので、カストディ企業BitGoやLedger、暗号資産(仮想通貨)取引所OKEx、Huobiなどもすでに参加している。

関連:実利用進むHedera Hashgraph、新たなトークン発行サービス「HTS」の提供を開始

Chainlinkを開発・提供するChainlink Labsの事業開発・戦略担当責任者David Post氏は、ヘデラの運営審議会への参加について次のように説明した。

企業で分散型台帳テクノロジーの採用が進むにつれて、DeFi(分散型金融)や保険から、ゲームやNFT(非代替性トークン)にいたるまで、あらゆる分野で分散型オラクルソリューションが重要になる。

これまで私たちが安全で機能豊富なアプリケーションのための、一連のスマートコントラクト関連サービスを展開してきたことを考えると、ヘデラハッシュグラフの運営審議会に参加することは自然な流れだ。

続けて同氏は、他の参加者とも協働して、Chainlinkをエンタープライズアプリケーションにおいて代表的なオラクルプロバイダーにしていく姿勢も見せた。なお、オラクルとは一般に、スマートコントラクトとその外部のデータを接続する仕組みのことを指す用語だ。

ヘデラハッシュグラフのCEO・共同創設者Mance Harmon氏は、次のようにコメント。

Chainlinkは現在の市場で広範に採用されている分散型オラクルソリューションであり、すでに世界中のアプリケーションにおいて、合計数十億ドル規模の資産管理に活用されている。またヘデラネットワークは、最も普及している機関グレードのパブリックネットワークであるため、両者が提携することで、Chainlink Labsの可能性も無限大となる。

ヘデラユーザーグループ(HUG)とは

ヘデラハッシュグラフは最近、ヘデラユーザーグループ(HUG)の設立を発表したところだ。HUGは運営審議会と協働し、ヘデラネットワークのユースケースを探り、その普及を促進することを目的とする組織だ。

HUGの前身は、3つのスペシャル・インタレスト・グループ(SIG)である。これらは審議会とは別に設けられた、ヘデラハッシュグラフのユースケースを検討するための専門グループで「分散型アイデンティティ」「トークン化」「データ統合」の3つの分野に分かれて活動していた。

このような形でSIGを数ヶ月運用したところ、知識の共有やユースケースについて協働する上で効果的であることが確認された。しかし、3つの部門で活動が重複する場合も見られたという。また、SIGでえられた知見を、より多くのコミュニティに共有する方が有益であるとも考えられた。

そこで、3つのSIGを統合した「ヘデラユーザーグループ(HUG)」を設立。より幅広いメンバーが参加できるようになった。

HUGは審議会メンバーと、招待されたアプリ開発者から構成されるものだが、ユースケースを議論する場は、より多くの人々に開かれる形だ。

「HUGサブスクライバー」の形で参加すると、ヘデラネットワーラのユースケースについての情報を定期的に得たり、HUGのワークショップを傍聴して内容に関して質問することなどができるようになる。また承認を受けて「HUGコントリビューター」になればワークショップで議論に参加したり、独自のユースケースを発表することなどが可能となる仕組みだ。

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