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ビットコインETF審査 米SECが民意の重要性を強調

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

追加の意見募集を実施

米SEC(証券取引委員会)は審査中のVanEck社によるビットコインETF(上場投資信託)について、更なる意見募集を実施する必要があると発表した。審査を行うSECの機関として、パブリックコメントを通じた民意の重要性を強調している。

VanEckのビットコインETFは、申請を3月15日に正式に受理。4月28日に「判断延期」を利用し、2度目の判断期限を6月17日前後に設定している。

最初の審査期間中(3月15日〜4月5日までの21日間)でパブリックコメントの受付を設けていたが、規定日の4月5日までの期間では、わずか5通だけの投稿とパブリックコメントの投稿数が少ない状況となっていた。また、規定日時到達後もコメント募集継続していたが、17日時点では合計19通のコメントに留まっている。数としては、VanEckが2018年にビットコインETFを申請した時より大幅に減っている格好だ。パブリックコメントは一般投資家を含め誰でも行うことができるため、18年のタイミングと比較して1件辺りの関心度と期待感も低い状況が浮き彫りになった。

SECはこのような状況を受け、パブリックコメントの必要性を訴える文章を出した格好だ。公開された文書では、「審査における承認・非承認を判断するために、利害関係者からより多くのパブリックフィードバックを提出してもらいたい」と強調、「上場先のCboeが市場操作を防止し、投資家および公益を保護できるかに関するフィードバックの内容は審査判断の影響になり得る」とフィードバックの重要性を説明した。

連邦官報(Federal Register)では意見募集のページが設けられており、6月16日からの21日間再び投稿可能となっている。

投稿された意見を見ると、カナダで複数のビットコインETFとイーサリアムETFが承認され、取引されている事例を挙げて、対照的に米国ではその承認が実現していないことを問題視する指摘が多く投稿されている。

ETFとは

ETF(上場投資信託)は、個人・機関投資家が分散投資をするための金融商品。伝統金融では、一つの銘柄に限らず、複数の銘柄にいっぺんに投資することができるメリットがある。一方、ビットコインETFの場合は、ビットコインという1つの銘柄に投資するが、投資家がビットコインの保管を行う必要がないため、仮想通貨市場へのアクセスのハードルが下げられる金融商品と見られる。

▶️仮想通貨用語集

追記:VanEckの判断再び延期

SECは16日、VanEckのビットコインETFに対して再び判断の延期を発表した。VanEckに対する延期は2回目となる。

最終判断は、11月10日前後までが期限だ。

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