はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨レーティングWeiss Ratings:ADA・NEO・EOSを賞賛|模倣コインに注意喚起

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Weiss RatingsがADA、NEO、EOSを賞賛
Weiss Ratingsは、今週初めの公式ウェブサイトの記事で、市場で最も注目されるいくつかのアルトコインを好評価しました。一方で、ビットコインやZCashの模倣品に注意を促しています。

勝ちコインに固執

ここ数週間、ビットコインやあらゆるアルトコイン価格の好調に見られるように、仮想通貨市場は上向きでした。

Weiss Ratingsが高く評価していた仮想通貨は概ね最高の値動きを見せました。

「今我々が高く評価しているコインが値上がりしています。

Cardanoは2018年の最安値$0.14(約15.2円)から最近$0.38(約41.4円)になりました。

NEO は$44.62(約4,868円)から $92.63(約10,000円)へ。EOS は$4.01(約437円)から $21.13(約2,305円)にまで急上昇。

私は頻繁にこれらのスーパー・コインについて書いてきました。真に投資価値のあるコインです。」

フォークコインに対し厳しい評価を下す

Weiss Ratingsの評論家は、市場のアルトコイン全体の成長については強気な姿勢です。

しかし、とりわけフォークコインとなると懐疑的になります

Weiss Ratingsでは、BitcoinCashを「知的な不正」としたり、BitcoinGoldやBitcoin Diamond, Bitcoin God を「深刻な欠陥」と酷評していますが、それに加えて、避けるべき仮想通貨リストに新しい模倣コインを追加しました。

まずはZclassicです。

Zclassicは、Rhett Creightonとも呼ばれる”シリアルコイン模倣者”の Everett Forth(以下、クレイトン氏)が生みだした安価な模倣品に過ぎない、とWeiss Ratingsは主張します。

同サイトは以下のように説明しています。

クレイトン氏はまず、コードをコピーしてZcashの画期的な技術を手に入れました。

そして(仲間と共に)簡単な修正を行う為に言い訳を作りあげました。

彼は、Zcashは開発者側の報酬に充てる為に「マイニング税」を課したとして、Zcashの中央集中管理制を匂わし、それを批判しました。

次に、コードの一部を削除し、修正後について、より分散管理され、倫理的となる、このプロジェクトこそが「真の仮想通貨の核心をついたものである」と主張しました。

事実は、Zcashのチームが開発した技術に上手くタダ乗りし、単なる安価な模倣という事実を偽装しているに過ぎないのです。

Zクラシックに並んで、Weiss Ratingsがクレイトン氏による模倣コインと見なしているものにBitcoin Privateがあります。

Zcashのコピーだけでは明らかに十分ではありません。

なので、クレイトン氏は新たなものを作り出しました。

彼らはZclassicそのものをフォークし、BitcoinPrivateと名付けました。

このフォークの理由はZclassicに自主的なマイニングのプログラムを加えるという事なのです。

言い方は違いますが、これは要するに最初に削除したマイニング税の復活を意味します

従って、BitcoinPrivateはほぼZcashと同一のものとなりました

唯一の違いはブランディングです。ビットコインという冠がつけば、人気に上乗りできると考えたのです。

最後に、Weiss Ratingsは投資家に、クレイトン氏の次の仮想通貨プロジェクトとされているBitcoin Primeに注意を促しています。

Weiss Ratingsは次のように述べています。

Bitcoin Privateで投資家を惑わせ、誇大広告を打ち出し、荒稼ぎした後も、この連続模造犯は更に模造を重ねます。

最近の彼のツイッターによると、今度は絶滅しかけているPrimeCoinと呼ばれるコインのコードを利用して、BitcoinPrimeというコインをスタートさせる模様です。

まとめとして、Weiss Ratingsは自社宣伝も兼ねた3つのルールを提示しています。

  1. 我々のレーティングのB-以上のコインに焦点をあてる事。
  2. Bitcoin Gold (D), DigiByte (D+), Electroneum (E), Nebulas Token (D+) or ReddCoin (D+)の様に、D+以下のコインはすぐに処分すること。
  3. 安価な模造コインには何があっても手を出さない事。我々はこの様なコインを評価対象にすらしていません。

Weiss Ratings Praises Cardano, NEO, and EOS — Cautions Against Bitcoin Forks

May 5 2018, by ADAM JAMES

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介
17:36
月2万円で始めるイーサリアム 35歳会社員の積立シミュレーション
月2万円のイーサリアム積立投資で5年後の資産はどうなる?35歳会社員が実際の数字でシミュレーション。頭金50万円のケースや価格変動パターン別の詳細な試算結果、始め方の3ステップまで具体的に解説します。
13:55
「ミームコインは仮想通貨への入り口として重要」=ギャラクシーデジタル考察
米仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは最新レポートで、ミームコインはもはや単なるブームではなく、仮想通貨市場への新規参入者誘致に重要な役割を果たしていると指摘した。一方、ごく少数のトークンのみが生き残り、大半は衰退するなど、ギャンブル性が高いことには注意を促した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧