ポルカドットパラチェーンのプロジェクトが上場
暗号資産(仮想通貨)取引所のAscendEXは、Ternoaトークン(CAPS)を新たに上場したことを発表した。7月27日より、USDTとの取引ペアが提供されている。
Ternoaは、NFTをベースとした、分散型のデータ送信ブロックチェーンプロトコル。ポルカドットのパラチェーンになることを計画しており、安全なデータストレージと送信機能を提供するとしている。
分散型ストレージ
中央集権型のデータ管理の課題をブロックチェーン等を使用した分散化によって解決することを指向するもの。StorjやSia、Filecoinといったプロジェクトが存在している。
▶️仮想通貨用語集
プロトコルはデータの暗号化やセグメンテーション、保管にNFTを利用していることが特徴だという。また、オラクルによってデータ送信をプログラム、自動化することも可能になっている。
ホワイトペーパーに記載された上記画像のように、ユーザーがデータの「タイムカプセル」を作成し、数十年後に開封するといったユースケースが想定されている。
トークンであるCAPSは、NFTのミント報酬などで使用されるといい、トークンを保管できるモバイルウォレットアプリも提供されている。