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Mark Cuban氏のNFTギャラリー「Lazy」、Polygonの導入を完了

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Polygonの導入を完了

米著名投資家Mark Cuban氏が構築した、NFT(非代替性トークン)のアートギャラリー「Lazy」は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のスケーラビリティソリューション「Polygon(ポリゴン)」の導入を完了した。

Polygonを導入してトランザクションの処理を速め、低コストで利用できるようにすることが目的。LazyのアカウントにPolygonのウォレットを紐づければ、すでにPolygonのネットワークの利用が可能になっている。

関連:仮想通貨ポリゴン(MATIC)とは|注目ポイントと今後の将来性

Polygonとは

Polygonのプロジェクトは、イーサリアムのスケーラビリティ問題に取り組むための開発フレームワークを提供している。500超のdAppsで利用され、ネットワークが1日に処理するトランザクションの数は600万以上だという。以前は「MATIC」という名称であったが、ブロックチェーンを構築するための総合的なプラットフォームへの変化という意味を込めて「Polygon」にリブランディングした。

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Lazyの構築が明らかになったのは今年3月。アート作品として売るのではなく、作成・購入したNFTを披露する展示場の提供を目的に作成されたウェブサイトだ。Cuban氏は「NFTを購入したり、作成したりした人には、それを披露するための簡単で怠惰(lazy)な方法が必要だ」とアートギャラリーを立ち上げた理由を説明し、「今後はより多くの機能を追加していく」と述べていた。

関連米著名投資家Mark Cuban氏、NFTのアートギャラリーを構築へ=TheBlock

その後5月には、Cuban氏が「Polygon」に出資を行なったことが分かっている。その際、LazyでPolygonの技術を活用していると報じられていたが、今回導入が完了したもようだ。

関連Mark Cuban氏、イーサリアムのレイヤー2ソリューション「Polygon」へ出資

導入の完了は、ブロックチェーンゲームとNFTに特化したPolygonの新部門「Polygon Studios」が発表。NFTには、発行するための手数料が高くなったり、また効率性の観点からも普及するには課題があるが、こういった問題を解決していくことも、Polygonは期待されている。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

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