NFTのアートギャラリーを構築
米著名投資家Mark Cuban氏が、NFT(非代替性トークン)を展示するオンラインのアートギャラリーを構築していることが分かった。CoinPostが提携する暗号資産(仮想通貨)メディア「TheBlock」に明かしたという。
すでにベータ版として「Lazy」というウェブサイトをローンチ。アート作品として売るのではなく、作成・購入したNFTを披露する場を提供することが目的だ。Cuban氏は「Lazyにはすでに多くの訪問者がいる」と説明しており、NFTに対する関心の高さが窺える。
Cuban氏もNFTに意欲
Cuban氏は米バスケットボールリーグ「NBA」のチーム「ダラス・マーベリックス」のオーナーでもある。仮想通貨に対する関心が高く、NFTに対しては、「ゲームチェンジャーになる」として大きな可能性を感じているという。
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Cuban氏は今回TheBlockに対し、「自分のNFTを公開し、メールなどにホームページのアドレス(URL)を添付して簡単に知らせることができる方法が欲しかった」と説明。「NFTを購入したり、作成したりした人には、それを披露するための簡単で怠惰(lazy)な方法が必要だ」と、Lazyのプロジェクトを立ち上げた理由を述べている。
Lazyのプラットフォームを利用するための手続きは非常にシンプルだ。メールアドレスとユーザー名を入力し、パスワードを設定。ウォレットアプリ「MetaMask(メタマスク)」を接続すれば利用を開始できる。URLが作成されれば、SNSなどでNFTを共有することも可能だ。
最近NFTの人気は急速に高まってきた。Cuban氏は「これから市場の競争が激しくなるため、今後が非常に楽しみだ」と説明。Lazyはまだベータ版のため、これからより多くの機能を追加していくとした。
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