WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米大手映画チェーンAMC、年内にビットコイン決済対応へ 仮想通貨関連の事業戦略に意欲

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大手映画チェーン、BTC決済導入へ

アメリカの大手映画館チェーンAMCエンターテインメント社は米時間9日、2Q(第2四半期)の決算説明会を実施。個人投資家の要望に応える形で、年内に米国の全店舗で暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のオンライン決済に対応を可能にする体制を整える方針を明かした。

AMCシアターは、米国を中心に、欧州や中東地域で1,000近い拠点を展開する米大手映画館チェーン。6月時点では、個人投資家らがAMC株の約8割を保有していることを明かしていた。AMC株は21年1月、ミーム銘柄として大手SNSサイトReddit(レディット)などで大きく注目を集めた経緯がある。

米時間9日、ウェブ上で開催された2Qの決算説明会にて、同社のAdam Aron CEO兼会長は、「多くの新たな個人投資家」からAMC社の運営に関する素晴らしいアイデアを受け取ったと説明。このような個人投資家の多くは仮想通貨にも関心を持っており、年内にはアメリカ全域の店舗にてオンライン決済の場合、ビットコインを利用したチケットやポップコーンなどの支払いが可能になると発表した。

また、併せて年内にApple PayとGoogle Payへの対応も開始することを明らかにした。

Aron CEOは2021年、Arqitと呼ばれるブロックチェーン関連企業の買収を目的としたSPAC企業の取締役会に就任したことで、直近6ヶ月で仮想通貨・ブロックチェーンに関する知識を蓄えることに繋がったとコメント。ブロックチェーンなどに関する情報を多く吸収した結果、今回の発表を公表することにつながったと説明した。

SPACとは

「Special Purpose Acquisition Company」の略で、日本語訳は「特別買収目的会社」。その企業自体は事業を有さず、未上場企業の買収を行うことを目的とする。

▶️仮想通貨用語集

さらにAron CEOは今後も仮想通貨を用いた企業戦略に積極的な姿勢を示し、以下のように発言した。

我々は、急成長する仮想通貨の世界に、AMCがどのように参加できるかを検討する初期段階にある。仮想通貨への本格的な関与を賢く追求すれば、AMCにとって有益なビジネスチャンスがあるのではないかと、非常に興味をそそられている。

AMCと個人投資家

今年1月末には、コロナ禍による経営難が囁かれたAMC株が、大手掲示板サイトReddit上に集まる個人投資家から目を向けられ、株価が急騰する場面があった。一部ヘッジファンドが多額の損失を計上するなど問題視された。

アメリカでは、コロナ禍における相次いだ給付金の配布や、投資アプリ「ロビンフッド」などの普及により、ゲームストップといった「ミーム株」がテンバガー(10倍高)するなど高騰。

同掲示板では、仮想通貨ドージコイン(DOGE)などを推し進めた経緯もあり、こういった仮想通貨に好意的な個人投資家が、今回のBTC決済開始の判断に影響を及ぼした可能性も考えられる。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/31 土曜日
14:02
仮想通貨犯罪追跡大手チェイナリシス、不正アクセス被害に
仮想通貨分析大手チェイナリシスが30日、顧客のユーザーIDや氏名などへの不正アクセスを公表した。10月には日本の佐川急便や米国のオラクル・ヘルスを含む数百件の個人情報漏えいも確認されている。
13:45
米クラリティー法案が再び焦点に、バイナンス被害で資産凍結の法的保護めぐり論争広がる
仮想通貨取引所バイナンスで約63億ドル(1兆円超)の被害が出たハッキングを受け、ルミス上院議員は、クラリティー法案が成立していれば不審な取引を凍結できたと主張した。これに反論も出ており、業界団体は取引所の連邦監督を議会に求めている。
13:10
テザー社、USDT準備金の超過分が1兆円超えに回復 6月末から約2倍に
ステーブルコインUSDTを提供するテザー社は、7~9月期の準備金保証報告書を公表した。9月末の超過準備金は79.5億ドルで6月末から約2倍になっている。
11:02
ハイパーリキッドの収益源多角化、USDC準備金利回りなどの割合増加=レポート
グレースケールによると、ハイパーリキッドのコア取引手数料は9割超から約6割に低下し、HIP3や準備金利回りなど様々な部門からの収益が前年から倍増している。
10:20
東証上場イオレ、保有151.21ビットコインを全量売却へ AIデータセンター投資に充当
東証上場のイオレは30日、ビットコイン151.21BTCの全量売却を決議した。売却見込額は18億3,100万円、売却損は約2億5,400万円の見込みで、代金はAIデータセンター事業関連投資に先行して充てる。
09:20
北朝鮮ハッカー、バイナンス1兆円窃盗の大半をわずか約20分で実行 秘密鍵に頼らず署名悪用
バイナンスで1兆円相当の資産が流出し、大半が約20分に集中したことが判明。分析会社は秘密鍵の盗難・漏洩ではなく署名の仕組みへの侵害と指摘し、EIP-7702が悪用された手口を踏まえ、承認ルールの独立判定などの対策を挙げた。
07:32
米CFTC委員長、バイナンス被害めぐり仮想通貨取引所が選べる伝統金融並みの保護を提案
米商品先物取引委員会(CFTC)のセリグ委員長は30日、バイナンスで29日に起きたハッキングを受け、仮想通貨取引所が任意で連邦登録できる選択肢を設ける考えを示した。米国のデリバティブ市場と同じサイバー対策などが適用される。
07:05
米仮想通貨関連株が全面安、1兆円規模のハッキングも市場全体への脅威は限定的とアナリストが見解
30日の米国株式市場ではバイナンスの1兆円不正流出事件を受けて、コインベースが10.62%、サークルが9.3%下落した。ウォール街の3社は市場全体の脅威になる根拠は乏しいとみている。
06:20
トランプ大統領、バイナンスのハッキングめぐり「北朝鮮の関与を調査中」と発言
トランプ大統領は30日、仮想通貨取引所バイナンスのハッキングに北朝鮮のハッカー集団が関与したか調べていると話した。チェイナリシスは1兆円近くのハッキングは北朝鮮によるものだと強く確信している。
06:05
バイナンス、ハッキング被害の補償に約1兆円を確保
バイナンスは31日、ハッキング被害の補償に自社資金63億4000万ドル超を確保したと明らかにした。被害額の約80%分は流出と同じトークンで保有しており、残りも買い付けを進めている。
10/30 金曜日
21:25
SBI VCトレードとビットバンク、バイナンスの暗号資産流出で顧客資産に影響なし
SBIホールディングスが30日、バイナンスの暗号資産不正流出事案について、子会社各社のバイナンスに対するエクスポージャーは現時点で限定的で、連結業績への影響はないと発表した。SBI VCトレードとビットバンクの顧客資産への影響もない。
19:10
バイナンス、ハッキング調査で複数の侵入箇所が判明
バイナンスは30日夕方、仮想通貨の流出事件で他の侵害箇所が見つかったと公表した。出金サービスは45時間後の再開に向けて予定通りに進んでいるという。
17:29
レジャーに続きトレザーでも不正部品の報告 東南アジア販売店経由
ハードウェアウォレット大手トレザーは30日、東南アジアの販売店クリプトビリスが売ったSafe 5に不正部品が組み込まれていたとの報告を公表。同店で3月以降に購入した利用者に新しいリカバリーフレーズでの資金移動を求めた。レジャーの改ざん事件に続く報告。
16:45
フランス上院、仮想通貨の税務報告枠組み「CARF」合意の法案可決
フランス上院は、仮想通貨の税務情報を各国当局と交換する枠組み「CARF」を承認する法案を可決した。次は国民議会で審議され、成立すれば2027年に交換が始まる見込みだ。
16:44
金融庁、海外8地域の金融制度調査を公表 ステーブルコイン規制も整理
金融庁は30日、米欧中など8カ国・地域の金融制度に関する委託調査を公表した。暗号資産交換業者を扱う節では、米ジーニアス法やMiCA規則、中国が2月に出したRWA禁止の新通知まで、各地の暗号資産・ステーブルコイン規制を整理している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧