元スクエニCOOがアドバイザーに
Fantasy Tech Inc.は18日、運営するNFTマーケットプレイス・ブロックチェーンゲーム「PolkaFantasy」の戦略アドバイザーとして、米スクエア・エニックスの元COO(最高執行責任者)である「岡田大士郎」氏が就任したことを発表した。
「ファイナル・ファンタジー」「ドラゴンクエスト」など大ヒットゲームシリーズを世に送り出した岡田大士郎氏は、2005年にスクウェア・エニックスに入社し、2007年まで米Square Enix,Incの社長など歴任した人物。
PolkaFantasyは、日本の2次元(アニメ・コミック・ゲーム等)文化を広く楽しむファンのための、NFTクロスチェーン・マーケットプレイスを2021年10月に、NFTゲームのローンチを年内に控える。
マーケットプレイスでは、クロスチェーン技術により、イーサリアム(ETH)、ポルカドット(DOT)、今後対応予定の様々なブロックチェーンでNFTを簡単に取引することができるという。
NFTとは
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。
ゲーム内トークンXP
PolkaFantasyでは、ネイティブプラットフォームトークン「XPトークン」を使用することで、独自経済圏でさまざまなメリットを享受できる。
やはり注目は、今後導入予定とする「NFT GameFi(ゲーム×DeFi)」と「ステーキング」機能だろう。NFTをステーキングすることで、プラットフォーム上でNFT(デジタルアイテム)や「XPトークン」を追加獲得できるようになるという。
今後人気化すれば、アクシーインフィニティ(Axie Infinity)のゲーム内トークンである「Smooth Love Potion(SLP)」や、国内発NFTゲームのマイクリプトヒーローズで入手可能な「MCH Coin(MCHC)」のように、仮想通貨取引所に上場して他の通貨と取引できるようになる可能性もあり得る。
ブロックチェーンゲームとは
ブロックチェーンの技術を基に構成されたゲームのこと。
ゲーム内で取得したアイテムやキャラクターなどのデジタルアセットに NFT技術を活用することで、異なる対象のゲーム内で利用したり、対象のマーケットプレイス内で自由に売買を行い、「Play-to-Earn(プレイで稼ぐ)」により、リアルワールドでも使える資産を増やしていくことが可能。