はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨の個人マイニングを始めるためにかかる費用は|コストを抑えるポイントも解説

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の市場規模拡大とともに、マイニング(採掘)が世界中で注目される中、日本でも興味を持つ人が増加しています。

しかし、個人でマイニングを始めるのにどの程度の費用がかかるのかまで把握しているという方は、そう多くはないのではないでしょうか。そこで、今回はマイニングにかかる費用と、費用削減方法について解説していきます。

マイニングにかかる費用は?

主にマイニングでは、マイニングができる設備購入費用と、その設備を動かす電気代の2つの費用がかかります。

1.設備費用

マイニングの設備費用は、どの程度のスケールで行うかにより異なります。

マイニングするにあたり、必須かつ高単価なパーツであるグラフィックボード(GPU)。例えば、これを1枚使用してマイニングするのであれば、10万円~を目安にマイニングを始められます。

ただし、搭載しているグラフィックボードごとのハッシュレートに性能差があるため、電力効率が高いGPUをカスタマイズすると、その分初期投資の金額が上がります。

一方、グラフィックボードを何個も使用する場合は、使用するグラフィックボードの数に準じて、必要な設備費用は上がります。加えて、マイニング中はグラフィックボードから熱を発するため、何台も使用してマイニングするのであれば、冷却のためのサーキュレーターやサーマルパッドが必要です。

さらに大がかりにマイニングをするのであれば、電気を供給するために配線工事費や、排熱管などの設置が必要となります。

2.電気代

マイニング中は、必ず電気代がかかります。これらも使用するGPU、マイニングする地域、管理体制によって異なるため、いくらかかるか計算してみる必要があります。計算方法は、『GPUの消費電力×マイニングする時間×電気料金』で求められます。

例えば、東京でRTX2080Tiというモデルのグラフィックボードを1台使用して24時間マイニングした場合:0.15(kW)×24(h)×26(円/kWh)=93.6円/日 すなわち、1日当たり約100円の電気代がかかります。

マイニング費用の抑え方

前述した通り、マイニングは大きく分けて設備費用と、電気代がかかります。それぞれ項目を分けて考えることでマイニング費用の削減を期待できます。

マイニング設備費用の抑え方

まず、マイニング設備費用の削減方法です。

規模を問わずに言えることは、ワットパフォーマンスの高いグラフィックボードを安く仕入れることです。マイニングにおいて、取引処理を行うコアなパーツかつ高価であるGPUは、費用を抑えるという観点で重要なポイントでしょう。

電力効率の良いグラフィックボードは、Minerstatが提供するmining profitability calculatorを使用すると各アルゴリズムごとに消費電力に応じたハッシュレートを確認できます。

そこから使用するグラフィックボードを選択し、実店舗やECサイトを確認してみると設備費用を抑えられます。ただし、良質なグラフィックボードを選ぶ場合はそれに比例して初期費用も高くなるため、自分の予算と相談して選択しましょう。

電気代の抑え方

電気代は、マイニングをすると固定でかかります。これを削減するのであれば、基礎電気料金が安いプランの会社と契約変更しましょう。

まず、基礎電気料金とは、電力会社ごとに設定している電力の基礎単価のこと。これは、一般的に使用する電力が高いほど、単価が安く設定されているケースが多いです。他にも月々定額の電力会社等もあるため、どの程度のスケールで行うかによって変わるため、気になる電力会社に見積もりを取ってもらうのも良いかもしれません。

また、地域別ごとに電気代が異なります。2017年の電気の基礎単価表によると、北陸地方が一番安く抑えられます。日本では、電気の平均単価は、22.4円/kWhですが、海外だとこの単価が異なります。

アメリカ、カナダなどの北米国では、10~15円/kWh、インドや中国などは、5円/kWh等で電力が販売されています。本格的にやるのであれば海外も視野に入れるのも一つの手段です。ただし、国によってマイニングの規制、停電などのリスクもあることを視野に入れましょう。

最後に

今回はマイニングにかかる費用に何がかかるか、また費用を削減するための方法について解説しました。重要なことは、マイニングをどれくらいのスケールで行うかを始めに決めることです。

いきなり大きなスケールで始めようとすると、思わぬところで壁にあたってしまうのがマイニングです。初めて行う方は、まず自宅等で小規模マイニングを試してみてからスケールを検討してみるといいかもしれません。

関連:マイニングにおけるDifficulty(採掘難易度)とは|ハッシュレートとの相関性について解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/10 日曜日
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ETHのグラムステルダム集中作業やソラナとグーグルのAI決済発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊仮想通貨ニュース|ビットコインの量子脅威対策や5年以内100万ドル到達の強気予測に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの量子コンピュータ対策、VanEckのマシュー・シーゲル氏によるビットコイン価格の強気予測、ホワイトハウスによるクラリティー法案の成立目標設定に関する記事が関心を集めた。
05/09 土曜日
13:15
トランプ・メディア1〜3月期決算、仮想通貨下落などで大幅損失 キャッシュフローは黒字維持
トランプ・メディアが2026年1~3月期決算を発表。仮想通貨などの含み損が響き大幅な純損失を計上。一方、金融資産は前年比3倍に拡大し営業キャッシュフローは黒字だ。
11:00
ジーキャッシュ、量子コンピュータ耐性ロードマップを公表 クロスチェーン流入も好調
プライバシー仮想通貨ジーキャッシュの開発企業CEOは、量子回復性ウォレットを1か月以内に展開し、18か月以内に完全なポスト量子化を目指すと表明した。
10:20
米上院銀行委員会、クラリティー法案を5月14日にマークアップ予定
米上院銀行・住宅・都市問題委員会が5月14日の正式会合で注目の「クラリティー法」のマークアップを実施する予定だ。利回り条項は妥協済みだが、トランプ一族の仮想通貨利益をめぐる倫理条項が新たな焦点に浮上した。
08:10
コインベース、サービス障害発生後に取引再開
仮想通貨取引所コインベースは、サービス障害が発生したと発表。その後、主要な問題は完全に解決したと説明しており、停止していた取引サービスを再開している。
07:55
アプトス、機関取引・AIエージェント向け基盤に78億円超を投入
アプトス財団とアプトス・ラボが8日、機関投資家向け取引と自律AIエージェントの2分野に特化した5000万ドル超のエコシステム投資を公表。自社プロダクト、研究、プロトコル基盤、戦略ファンドに資金を配分する。
07:10
IRENがエヌビディアと戦略的提携、最大5GW規模の次世代AIインフラ構築へ
仮想通貨マイニング大手のIRENがエヌビディアとの戦略的提携を発表。最大5GWのAIインフラ構築を目指し、エヌビディアは約21億ドルの出資権利を取得した。バーンスタインのアナリストは、GPU供給の確保とAIデータセンターへの転換を高く評価している。
06:35
テラウルフ、HPC事業がBTCマイニング売上を初逆転
ビットコインマイニング企業テラウルフが8日に2026年第1四半期決算を公表。2100万ドルのHPCリース収益が1300万ドルのデジタル資産収益を上回り、AI向けデータセンター事業への転換が業績面で初めて鮮明となった。
06:05
Arbitrum DAO、凍結済みの111億円相当イーサリアム放出を承認 
アービトラムDAOは、Kelp DAOの不正流出被害を補償するため、凍結されていた約30765ETH(111億円相当)の放出を承認した。DeFi United主導の救済策が前進する一方、北朝鮮に関連する米裁判所の差し押さえ命令が資金移動の障壁となっている。
05:45
米SEC委員長、オンチェーン金融に「規制の道筋」明示
SECポール・アトキンス委員長が5月8日のSCSP AI+ Expo講演で、オンチェーン市場に対する4つの規制方針を提示。取引所定義、ブローカー・ディーラー定義、清算機関定義、暗号資産ボールトに関するルールメイキングへの意欲を示した。
05:00
ウォーレン米議員、メタのステーブルコイン統合を追及 
ウォーレン米上院議員が5月6日付でメタのザッカーバーグCEOに書簡を送付。USDC連携など同社のステーブルコイン統合計画について「透明性の欠如は深く憂慮すべき」と批判し、5月20日までの回答を要求した。
05/08 金曜日
17:47
韓国、2027年1月から仮想通貨課税を開始へ 税務当局が方針を正式確認
韓国財政経済部が2027年1月からの仮想通貨課税を初めて公式確認。年間約27万円の利益に22%課税、対象投資家は約1,326万人の見込み。
14:30
国際通貨基金、AIによるサイバー攻撃の高度化に警鐘 「マクロ金融ショック」リスク指摘
IMFは、AIの進化がサイバー攻撃を強化しており、金融システム全体の安定性を脅かすリスクが高まっていると警告した。さらに、今日の金融システムは高度に接続された共通のデジタル基盤を持つため、サイバー攻撃が「マクロ金融ショック」に発展する可能性も指摘した。
13:45
米クラリティー法案、来週にも上院銀行委でマークアップか コインベース政策担当者が予想
米仮想通貨取引所コインベースのカラ・カルバート氏が仮想通貨市場構造法案「クラリティー法案」が来週にも上院銀行委員会でマークアップを迎える可能性があると予想。ホワイトハウスは7月4日成立を目標と立てた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧