はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

サザビーズ、人気NFT「Bored Ape」競売で最高19億円の入札額を予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

人気NFT「BAYC」のオークション

老舗オークションハウスSotheby’s(サザビーズ)は、9月9日まで人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(以下、Bored Ape)」の作品を競売にかけている。

107個のNFT(非代替性トークン)が売りに出されており、サザビーズは最終的に1,200万ドル(約13億円)から1,800万ドル(約19億円)の値が付くことを予想。記事執筆時現在の最高入札額は、450万ドル(約5億円)である。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

今回入札にかけられるコレクションは、Bored Apeの制作スタジオであるYuga Labsが保管していた101種類のNFTをまとめたものだ。Bored Apeの全コレクションは、現在1万点存在しており、今回オークションに登場したのは、その内わずか約1%ということになる。

Bored Apeは、「退屈した猿(Bored Ape)」をモチーフとしたNFTコレクションで、イーサリアムのERC-721規格をベースに作成された。それぞれのNFTは表情、髪型、服装、背景色などが様々に異なっており、唯一のものである。

4月に発売されて以来、購入者がSNSのアイコンとしてNFT画像を紹介したことなども後押しとなって、人気は急上昇。価格も高騰中だ。

「ミュータント」のNFTコレクションをリリース

オークションでは、101点のNFTの他、既存のBored Ape NFTを「ミュータント(変異)」である「Mutant Ape Yacht Club」に変身させる6つの「セラム(血清)」NFTも含まれている。

Yuga Labsは、8月末に一連の「Mutant Ape」コレクションを発表。この際、既存の「Bored Ape」NFT保有者全員に、追加のNFTを作成するためのセラム(トークン)を無料で配布。NFTコレクターは、自分の猿を次々と変身させて、その姿をツイッターなどに投稿していた。

また、新規購入者に向けて1万個の「Mutant Ape」NFTも販売し、売上として1時間で9,600万ドル(約100億円)相当のイーサリアム(ETH)を得ているという。

サザビーズは「Bored Ape」本体のシリーズ以外に、「Bored Ape」本体に無料で付属していた、犬をモチーフとするNFT「Bored Ape Kennel Club」のNFTについてもオークションを同時開催。101個のアイテムが出品されており、150万ドル(約1.6億円)から200万ドル(約2.2憶円)の値がつくと予測されている。

OpenSeaで取引高3位

大手NFTマーケットプレイスOpenSeaのデータによると、現在「Bored Ape Yacht Club」は、様々なNFTコレクションの中で3番目に取引量が多い。

過去30日間の取引量は約93,000ETH(時価約380億円)以上に達している。また「Mutant Ape Yacht Club」も、約64,000ETH(約260億円)の取引量で4位にランクインしているところだ。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/05 日曜日
11:30
ビットコイン1700万円台後半に回復、米政府機関閉鎖で逃避資金流入|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコイン円相場は1775万円周辺まで反発。米政府機関閉鎖による逃避資金流入と利下げ期待の復活が支援材料に。ドル建て12万ドル回復で史上最高値更新の可能性を解説。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|自称「IQ276」投資家のBTCへの全財産転換に高い関心
今週は、自称IQ276の投資家によるビットコインへの全財産転換、米政府閉鎖による仮想通貨ETF承認手続き停滞、バイナンスによるビッグトレンド分析に関する記事が最も関心を集めた。
10/04 土曜日
13:30
仮想通貨強気相場を加速か? トランプ米大統領が最大2000ドルの給付金を検討
米国のトランプ大統領が関税収入を基に最大2,000ドルの国民給付金を検討している。コロナ禍では給付金がビットコイン上昇を後押ししており仮想通貨市場への影響が注目される。
11:40
ビットコインマイニング大手MARA、BTC保有量が1兆円に迫る
Maraが発表した9月の生産実績によると、218ブロックを獲得し前月比5%増を記録した。ビットコイン保有量は52,850BTCに達し、上場企業の中でストラテジーに次ぐ第2位の保有額。
11:05
ウォルマート傘下のワンペイ、仮想通貨取引機能を年内追加へ
ウォルマートが過半数を所有するフィンテック企業ワンペイが年内にモバイルアプリで仮想通貨取引とカストディサービスを開始すると報じられた。
10:15
ビットコイン現物ETFへの週間流入が3300億円到達、「アップトーバー」の兆しか
米国の仮想通貨ビットコイン現物ETFへの週間流入額が3,300億円に到達した。過去データから10月の上昇傾向「アップトーバー」が注目されている。
09:50
テザーなど、金トークントレジャリー設立で2億ドル調達へ=報道
テザーとアンタルファがトークン化ゴールドを蓄積するトレジャリー会社設立のため2億ドル以上の資金調達を協議中とブルームバーグが報じた。
08:30
ビットコイン円建て史上最高値更新、米政府閉鎖で逃避資金が集中|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは4日、円建てで史上最高値を記録。米政府の閉鎖によって「無国籍資産」としてのビットコインの存在感が強まり、投資家心理は極めて強気である。
07:50
コインベースが連邦信託認可を申請、決済サービス拡大の狙いで
仮想通貨取引所大手コインベースが3日に通貨監督庁に国家信託会社認可を申請したと発表した。カストディ事業を拡大し決済関連サービスを提供する計画で、銀行になる意図はないと明言。
07:42
コインベースとSamsung、Galaxyスマホユーザーに仮想通貨体験を提供へ
コインベースとSamsungがパートナーシップを締結。まずは米国のGalaxyスマホユーザーがCoinbase Oneを試験利用できるようにして、仮想通貨の利用機会を提供する。
06:40
24銘柄以上の仮想通貨関連ETFが新規申請、米政府閉鎖で承認手続きに遅延
様々な投資運用会社が3日に24銘柄以上の仮想通貨ETFを新規申請したと報じられた。しかし米国政府閉鎖によりSECの審査プロセスが停止し、承認時期が不透明になっている。
06:10
BNBが1100ドル突破でBNBチェーン銘柄大幅高、CAKEが40%高騰
仮想通貨BNBが3日に1,100ドルを突破したことでBNBチェーンのネイティブプロトコルへの投資家関心が再び高まった。パンケーキスワップのCAKEトークンは24時間で約30%上昇。
05:45
イーサリアム財団、6.6億円相当ETHをステーブルコインに換金予定
イーサリアム財団が4日に1000ETH(6.6億円相当)を売却すると発表した。CoWSwapのTWAP機能を使用し、研究開発や助成金、寄付の資金調達を目的としている。
10/03 金曜日
18:27
野村HD傘下Laser Digital、暗号資産交換業登録を目指す
野村HD子会社Laser Digitalが、日本で暗号資産交換業者登録を目指し金融庁と協議中。スイス発の同社は国内金融機関向け事業展開を計画。
17:37
積立NISAの次は?35歳会社員のイーサリアム投資入門
積立NISA実践中の35歳会社員が、次の投資先として注目するイーサリアムステーキング。月5,000円から始められる暗号資産投資の基礎知識、積立NISAとの違い、リスクと対策を専門家がわかりやすく解説。家族への説明方法も紹介

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧