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Visa、ブラジル向けの仮想通貨関連事業が浮上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

従来型金融と仮想通貨を結ぶ計画

決済大手Visaの新規事業担当責任者Eduardo Abreu氏は、ビットコイン(BTC)などの暗号資産(仮想通貨)を、ブラジルで伝統的な金融部門と統合したいとの計画を話した。ブラジルのメディアseudinheiroが報道した。

Abreu氏によると、まずVisaは従来型の銀行と仮想通貨の関連商品を結びつけるためのAPIを開発することを考えている。単一のプラットフォーム内で、仮想通貨や株式、ETFなどへ投資を行うことを可能にするものだという。

APIとは

「Application Programming Interface」の略で、アプリやソフトウェア同士をつなぐ役割を果たすもの。

▶️仮想通貨用語集

また、同社は仮想通貨を決済で使えるVisaカードの発行に向けて、ブラジル国内のいくつかの企業と協力しているという。具体的には、Zro Bank、Alterbank、Rippioなどの名前が挙がった。

Abreu氏は、決済に対して仮想通貨でキャッシュバックが提供されるクレジットカードのリリースも検討しているとして、次のようにコメントした。

ブラジル人の間では、すでに、カードを利用してポイントやマイル、割引などを得る習慣が広まっている。同様にして、クレジットカード決済に対して仮想通貨が還元されてもおかしくない。

ブロックチェーンで企業間決済を効率化

仮想通貨以外にも、Visaはブラジルでブロックチェーン技術を使ったプロジェクトを進めているようだ。Abreu氏は以下のように話を続けた。

B2B(企業間)の決済をブロックチェーン上のコントラクトで行うというアイデアだ。これについて私達はすでに、顧客による試験的運用を実施しているところで、また後日詳細を伝えられるだろう。

ブロックチェーンを決済に活用することでビジネスの透明性を高め、署名をデジタル化・自動化することも可能。効率性が上がり、企業はコストを削減することができるという。

NFTにも注目するVisa

インタビューでは、Abreu氏が、Visaのブラジル法人はNFTにも関心を持っていると示唆する場面もあった。

8月には、Visaが人気NFT(非代替性トークン)シリーズCryptoPunksの作品を一点、1,650万円相当で購入したことが話題となった。

同時に、Visaのクリプト部門責任者であるCuy Sheffield氏は、Visaが将来NFTについても事業展開を行っていく姿勢であることを示している。

関連:決済大手Visa、人気NFT「CryptoPunks」作品を購入

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームの「デジタルアイテム」交換などに用いられるのみならず、高額アート作品の所有権証明や、中古販売では実現の難しかった「二次流通市場」における権利者(クリエイター)への画期的な還元手段としても注目を集める。

▶️仮想通貨用語集

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