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CZ氏「バイナンスも本社を構える必要がある」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスの規制対応

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称、CZ)は16日、規制に準拠した運営を行うため、バイナンスも本社を構える必要があると語った。

今までは特定の本社(ロケーション)を持たず、分散的な運営を行なってきた。しかし、世界の規制機関から監視の目が厳しくなる中で、当局とうまく協力していくためには、中央集権的な本社が必要であると認識するようになったという。

バイナンスとは

取引高や登録者数、取扱銘柄が非常に多く、世界的に有名で人気の高い仮想通貨取引所。元々は香港に本社を置いていた。

▶️仮想通貨用語集

今回の発言は、『South China Morning Post』のインタビューによるものだ。CZ氏は「今後はどのように規制の認可に向けて準備していくのか」との質問に回答する中で、本社を構える必要があると語っている。

これまでバイナンスには、日本の金融庁、英金融行動監視機構(FCA)、ケイマン諸島の通貨局(CIMA)、香港証券取引委員会(SFC)、シンガポールの中央銀行らが、規制遵守の観点から運営に関する問題の指摘や警告を行なってきた。特に今年に入り、厳しい目が向けられている。

関連:仮想通貨取引所バイナンス 各国政府の警告・金融機関のサービス停止事例まとめ

CZ氏は今回のインタビューで、「4年前にバイナンスを設立した時、様々な場所にチームを配置して、分散型のモデルで運営していきたいと考えていた」と説明。

しかし、中央集権的な取引所を運営し、規制機関と協力していくためには、中央集権的な本社が必要であると認識するようになったと述べ、「適切なガバナンス、透明性の高い本人確認手続き(KYC)、マネーロンダリング対策(AML)やリスク管理などを主導する本社が必要になる」と話している。

今までは、本社がないと規制機関に説明することで、否定的な見方をされてきたという。CZ氏は、「規制機関も我々に対してどのように対応していいのか分からないようで、不信感を抱かせることもあった」と明かした。

そして「業界で最も大きなプレイヤーとして、本社を置く動きに備える必要がある。我々は改革を行い、規制機関と円滑に協力できるようにしていきたい」と語っている。

なお、どこに本社を設立するか、設立はいつ行うのかについては話していない模様だ。

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