WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

韓国、仮想通貨取引所の半数以上が停止か廃業に=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

半数以上が営業中止か廃業に

韓国に存在する全66の暗号資産(仮想通貨)交換業者のうち、現行通りに営業を継続できるのはわずか4社であることがわかった。

半数以上は営業中止か廃業に追い込まれる。日本経済新聞が報じた。

韓国では3月に施行された特定金融情報法(特金法)の改正により、交換業者は24日までに政府に申告しないと事業を継続できなくなった。届出を怠り事業を継続した場合には、5年以下の懲役または5,000万ウォン(約500万円)以下の罰金が科せられるペナルティが発生するという。

申告には1)情報セキュリティー認証の「ISMS」取得、2)銀行と提携し利用者の実名口座を開設、3)役員の法令違反がないこと、の3つの条件を満たす必要がある。また、登録ができても銀行と提携できなかった場合は、ウォン(法定通貨)の取引が禁止されることになる。

この新制度は、マネロン防止や、国際的な送金ルール「トラベル・ルール」の遵守などを主眼とし制定されたものだ。

関連:韓国、約40の仮想通貨取引所がサービス停止へ=ロイター報道

トラベル・ルールとは

FATF(金融活動作業部会)が提唱するマネーロンダリング等防止のための国際的な電信送金に関するルールのこと。暗号資産サービスプロバイダー(VASP)には取引の際、送金者と受取人の情報を収集・交換し、その情報の正確性を保証することが求められる。対象となるVASP間の仮想通貨送金で、国際的な本人確認(KYC)ルールが適用されることになる。

▶️仮想通貨用語集

条件満たしたのは4社のみ

韓国政府によると、期限の24日までに申告したのは仮想通貨関連事業者を含む33社。上記3つの条件をすべて満たしたのは、Upbit、Bithumb、Coinone、Korbitの大手4社のみだという。

政府に申告をしなかった交換業者は25日から営業ができなくなる。すでに顧客に営業停止や廃業を通知し、金融当局は「投資家への被害は限定的である」と説明している。

一方で、大手4社に上場していない銘柄の現金化は困難になり、高麗大の金炯中(キム・ヒョンジュン)暗号貨幣研究センター長は、「投資家の被害規模は4兆ウォン(約3750億円)程度になる」と試算した。

多くの交換業者が政府に申告することができなかったことには、マネロンなどの懸念から銀行が仮想通貨取引所とパートナーシップを結ぶことを避ける状況があり、大手の取引所以外は提携できなかったことが背景にある。

上述の大手4社に関しては、引き続きウォン建ての決済を行うことができるが、ProBit、Cashierest、Flybitなど一部の小規模取引所は、ウォンの取引を終了し、銀行との提携を確保するまでは、仮想通貨建ての取引のみを提供すると発表している。

また、CoinDesk Koreaによると、直前まで銀行と交渉していたGopax、Huobi Korea、Gdacの3つの取引所も韓国ウォンでの取引を停止する。23日には、ProBitとProblegateも同様の措置を取ったという。

新たな登録制度を前にして、バイナンスやByBit、BitMEXなど複数の取引所が、韓国でのサービスを一部制限することを発表していた。

関連:仮想通貨取引所Bybit、韓国向けサービスを一部停止へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:55
ロビンフッドチェーン、初週でDEX取引量5000億円突破 ミームコインが牽引
ロビンフッドが1日にローンチした独自L2「ロビンフッドチェーン」が、稼働初週でDEX取引量31億ドル超を記録し、ソラナ・BNBチェーンに次ぐトップ5入りが判明した。一方、実際の取引を牽引したのは同社が注力するRWAではなくミームコイン市場だった。
13:12
暗号資産ETF解禁へ、金商法改正の意義と課題|WebX2026
金商法改正で暗号資産が投資商品として法認知される。WebX 2026で木原誠二議員・河合健弁護士・保木健次氏が議論したETF解禁・申告分離課税20%・責任準備金・レバレッジ規制緩和の論点をレポート。
11:35
米ニューハンプシャー州知事「ブロックチェーン基本法」に署名、仮想通貨の権利を保護
米ニューハンプシャー州でブロックチェーン基本法が成立。仮想通貨の自己保管や決済利用、マイニング、ステーキングなどを法的に保護し専門の裁判部門も設置する。
11:00
中国の幹部検察官ら、匿名仮想通貨やミキサーの利用をマネロンの推定根拠にすべきと提案
中国の最高人民検察院のウェブサイトに、仮想通貨を利用したマネーロンダリングの規制に関する提案が掲載された。現時点では法的拘束力はないが、中国の最高検察機関が掲載した内容であるため関心を集めている。
10:41
インフキュリオンとDCP、DCJPYの決済基盤連携で基本合意
インフキュリオンとDCPが、トークン化預金DCJPYを軸とした決済基盤の社会実装に向け基本合意書を締結。AIエージェントが自律的に決済を行う時代を見据え、カード決済・給付金・目的別貯金の3領域でユースケース検討を始める。
10:13
100億円から1兆円規模へ、JPYC・JPYSC両代表が語る円ステーブルコインの事業戦略
現在130億円規模にとどまる円ステーブルコイン市場。WebX 2026でJPYC・SBI VCトレード・Startale Group 3社が語った1兆円シナリオ、規制緩和の課題、機関投資家向け展開の全容をレポートする。
09:20
トランプ大統領、クラリティー法の可決を上院に要請
米トランプ大統領は急逝したグラム議員を追悼しつつ、仮想通貨市場構造法案(クラリティー法)の審議推進を上院に要請した。法案では倫理条項をめぐり与野党の対立が続いている。
09:02
次世代決済の分岐点、サークル・JPモルガン・ソラナ責任者が対談|WebX2026
ステーブルコインかトークン化デポジットか、サークル・JPモルガンキネクシス・ソラナ財団が「競合ではなく用途別の共存」と言う答えを示した。アジアでのUSDC実装事例から、エージェンティックコマースという次の波まで、WebX2026の議論をレポートする。
08:00
アジアは仮想通貨大国になれるのか?政策・信頼・流動性の三本柱を問う|WebX2026
台湾新法・信頼の設計・流動性のオンショア化——アジアが仮想通貨大国になるための三本柱を、立法委員葛如鈞氏、ジーエスアールCJ氏、バックパックのカン・サン氏が議論した。
08:00
米クラリティー法、上院審議再開で4週間の最終局面へ
米上院が会期を再開し、クラリティー法の採決に約4週間の審議期間が残された。グラム議員の死去とマコーネル議員の欠席で共和党の余裕は事実上ゼロとなり、倫理条項の決着と民主党票の獲得が法案の成否を握る。
07:45
JCB、USDCの訪日客向け決済を検証へ
JCBは、サークルの関連企業と協業することで合意。訪日客向けに都内の1店舗で米ドルステーブルコインUSDCの決済の検証を開始し、他の加盟店への拡大を検討する。
07:22
JPYSCが描く信託型円ステーブルコインの未来|WebX2026
WebX2026 セッションレポート JPYSCが描く信託型円ステーブルコインの未来 渡辺創太 × 近藤智彦 Startale Group CEOの渡辺創太氏と、SBI VCト…
07/13 月曜日
20:29
堀江貴文×岡部典孝、AIエージェント決済時代の日本円は?|WebX2026
【WebX2026】 | セッションレポート AIエージェント決済時代、日本円ステーブルコインの勝機は 堀江貴文 × 岡部典孝 2026年7月13日、WebX2026 Bina…
19:09
SBI北尾会長、WebX 2026基調講演でAI×オンチェーン戦略を総覧|WebX2026
SBI北尾会長がWebX 2026に登壇し、AI完全導入・オンチェーン金融・ネオメディアの3大戦略を解説。ビットバンク子会社化、Ondo Finance・Solana財団との新提携など注目発表が相次いだ。
18:37
AIが変える仕事と資産 加納裕三×田中渓が語るbitFlyer特別対談|WebX2026
AIは仕事をどう変え、人間に何を残すか。bitFlyer CEO加納裕三氏と元ゴールドマン・サックス投資部門統括の田中渓氏がWebX 2026で語った「優しさ」「1次情報」「今すぐ動く」の3つのキーワードとは。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧