今週のニュース
一週間(9/19~9/25)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、中国で暗号資産(仮想通貨)に関する警告が出され、マイニングプールでサービス停止を発表する業者が出るなど影響が出ている。
仮想通貨市場では、中国での警告が報道され、一時急落する場面も。エルサルバドル政府がビットコインを追加購入するなどのプラス材料もあった。
このほか、大手取引所FTXが日本居住者の新規登録を制限していることが分かった。
今週のニュースランキング
1位:中国中央銀行、仮想通貨マイニングと取引規制について新たな取り締まりを命じる(9/24)
中国は今年5月、国務院金融安定発展委員会(金融委員会)が、ビットコインマイニングおよび取引に対して大規模な取り締まり方針を伝えた。(記事はこちら)
2位:エルサルバドル政府、ビットコイン買い増し(9/20)
世界で初めて暗号資産を法定通貨として導入したエルサルバドル政府は20日、ビットコイン(BTC)を再び買い増ししたことを発表。(記事はこちら)
3位:韓国、約40の仮想通貨取引所がサービス停止へ(9/21)
韓国の新たなライセンス制度により、ビットコインなどを扱う約40の仮想通貨取引所が24日以降、すべてのサービスを停止すると報道されている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:中国恒大集団のデフォルト懸念で仮想通貨も全面安、ロスカットは1800億円相当に(9/21)
bybtのデータを確認すると、デリバティブ(金融派生商品)市場では、過去24時間で17億ドル(1800億円相当)がロスカット(清算)された。(記事はこちら)
2位:金融市場の一斉反発で仮想通貨全面高、国内上場銘柄ではテゾス(XTZ)の上昇目立つ(9/24)
24日の市場。ビットコイン価格は、前日比+2.3%の491万円(44,510ドル)と反発した。(記事はこちら)
3位:ビットコインなど仮想通貨市場反発、FOMC無風通過と中国恒大グループ懸念後退で(9/23)
ビットコインなど仮想通貨市場が反発した背景には、FOMCの無風通過と世界同時株安を引き起こした中国恒大グループの懸念後退がある。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
リップル社、XRPのマーケットメイク計画の可能性=報道(9/18)
米リップル社がXRPのマーケットメイクプラットフォームを立ち上げる計画が報じられたが、公式はそれを否定。(記事はこちら)
エルサルバドル政府、ビットコイン買い増し(9/20)
エルサルバドルのブケレ大統領は20日、ビットコインを再び買い増ししたと発表。保有総額は700BTCになった。(記事はこちら)
裁判官、リップル社が求めるSECの仮想通貨取引記録開示を棄却(9/22)
SECとリップル社の裁判で、裁判官は21日、SEC従業員の取引記録提出というリップル社側の申立てを棄却した。(記事はこちら)
大手仮想通貨取引所FTX、日本国居住者の新規登録を制限か(9/22)
取引所大手FTXが、「日本国居住者からの登録を受け付けない」とするメッセージを掲載していることがわかった。(記事はこちら)
米SEC、仮想通貨イベント会場で参加企業に警告か(9/21)
ニューヨークで開催された暗号資産カンファレンス「Mainnet 2021」。とある参加者は21日、米証券取引委員会(SEC)が、イベント中に規制に関する警告を行う場面を目撃したとツイートした。 (記事はこちら)
ドバイの特区で仮想通貨取引を推進へ アラブ首長国連邦の規制当局が合意(9/24)
アラブ首長国連邦(UAE)の規制当局は22日、ドバイの特別区域で暗号資産(仮想通貨)取引を推進していくことに合意したと発表した。(記事はこちら)
ツイッター、ビットコイン投げ銭機能をリリース(9/24)
米ツイッターは24日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを含む投げ銭機能をiOSアプリに導入したことを発表した。(記事はこちら)
中国の方針転換による仮想通貨市場への影響【CONNECTV・動画解説】(9/18)
今回のCONNECTVでは、中国における富の再分配や脅かされる私有財産権 、また暗号資産(仮想通貨)市場への影響についてHashHub CEO 平野淳也氏の見解を述べていただいた。(記事はこちら)