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モルガン・スタンレー運用の投資ファンド、ビットコイン投資信託の保有量が倍増

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

モルガン・スタンレー、GBTCの保有量を倍増

米金融大手モルガン・スタンレーは27日、ポートフォリオの保有額に関する書類を米SEC(証券取引委員会)に提出。6月末時点に開示された情報からグレースケール社のビットコイン投資信託(GBTC)の保有量が倍増したことがわかった。

ビットコイン投資信託(GBTC)とは

米グレースケールが提供する適格投資家向けの金融商品。証券口座からビットコインに関連した取引ができる優位性を持つ。ビットコインか米ドルをGBTCに預け入れることで受益証券を受け取ることができる。ロックアップ期間は半年で、その後セカンダリーマーケットで売却も可能。

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ビットコイン投資信託の保有量が増加したのはモルガン・スタンレーが運用するEurope Opportunity Fund。運用規模は360億円で、主に欧州領域の新興企業に出資している。

同ファンドは4月頃からGBTCへの出資を開始しており、4月末時点の保有量は約1.4億円に相当する28,000口だった(6月下旬に公開)。今回の資料では、7月末時点には保有量が約2.2億円に相当する58,116口に増えたことが確認された。

グレースケール社のビットコイン投資信託の運用総額は65万BTC。これはビットコインの最大供給量の3%に上る量で、ETF(上場投資信託)や、類似した性質を持つビットコインファンドの中では最大の規模を誇る。

オンチェーンアナリストEcoinmetricsが今月発表した分析によれば、このような企業や政府が保有するビットコインは供給量の約7.9%に相当するという。

関連:ビットコインのHODL事情 政府や企業が全供給量の約8%を保有

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