はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ナイジェリアがCBDC「eナイラ」を正式導入へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ナイジェリアのCBDC導入開始へ

ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領は25日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)である「eナイラ」の導入を正式に発表する予定だ。国際番組「Voice of Nigeria」が報道した。

eナイラは、同国の法定通貨ナイラと1対1で交換されるデジタル通貨で、オープンソースのブロックチェーンHyperledger Fabricの技術を使用している。ナイジェリア中央銀行のオシタ・ヌワニソビ広報部長は、次のように説明した。

今回の発表はeナイラが進んでいく道のりの第一歩であり、今後もプラットフォームの改良、機能追加、強化を重ねていく予定だ。

ナイジェリア中銀は、すべてのユーザー、特に地方居住者や銀行口座を持たない人々に利益をもたらすプロセスを確保するために、関連するパートナーと協力していく。

eナイラは新たな試みで、世界で最初のCBDCの一つともなる。このため、今回の、eナイラの試験的な導入により、もし何か問題が発生した時に、迅速に対処する体制も整えた。

なお、eナイラは、既存の銀行商品やサービスを補完するものであるため金利は発生しないという。

CBDC(中央銀行デジタル通貨)とは

各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。「Central Bank Digital Currency」の略である。仮想通貨との大きな違いは、CBDCは法定通貨であること。通貨の管理や決済等においてコスト削減や効率性向上が期待できる一方で、個人情報やプライバシーの保護、セキュリティ対策、金融システムへの影響など考慮すべき課題は多い。

▶️仮想通貨用語集

eナイラは当初、10月1日からの運用を予定していたが、ENaira Payment Solutions Limitedという会社が商標権侵害を主張。ナイジェリア中銀を提訴したため、一時延期となっていたがその後、ナイジェリア高裁がeナイラ導入を承認した。

関連ナイジェリア、中央銀行デジタル通貨「eナイラ」の発行を承認

電子商取引をより多くの人々へ

eナイラは「Same Naira, more possibilities(同じナイラ、さらなる可能性)」をテーマに掲げている。

発行の重要な動機の一つは、金融包摂の拡大。現在、ナイジェリアでは銀行口座を持つ人口が少ないため、CBDCは、デジタル形式の現金として、国民の電子商取引などへの参加を容易にできると期待される。

eナイラのウォレットアプリは、GoogleやAppleのアプリストアからダウンロードすることが可能となる。

資金洗浄・テロ資金調達防止対策については、既存の銀行が確認事項を担当する見込み。ユーザーは登録手続きの際に、銀行パートナーを選択し、その銀行がユーザーの身元確認業務などを担当する仕組みだ。

今後のロードマップ

ナイジェリア中銀は、eナイラのロードマップとして4段階を提示している。

まず第1段階では、銀行口座を持つユーザーの登録や、ウォレットへの現金預け入れや引き出しを可能にする。

2段階目では、アンバンクト層(銀行口座を持たないユーザー)や、Eコマース店舗の登録を勧める。3段階目では取引プラットフォームの登録や、カスタマイズされたスマートコントラクトなどの提供を実施する予定だ。

4段階目では、オフラインの決済ソリューションや国際決済、また他国のCBDCとの相互運用性なども視野に入れている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
03/04 水曜日
09:15
米CFTCが予測市場の規則策定へ、近日中ガイダンス公表予定
米商品先物取引委員会(CFTC)ゼリグ委員長が3月3日のミルケン研究所イベントで、予測市場に関するガイダンスの近日発出と事前規則策定通知(ANPR)の公表を表明。連邦レベルでの規制枠組み整備が本格化する見通しだ。
08:25
仮想通貨市場は米国のイラン攻撃で不安定な状態=ウィンターミュート
ウィンターミュートは、仮想通貨市場は価格変動が大きく、依然として不安定であるとの見方を示した。ビットコインの値動きなどに触れた市場分析レポートを公開している。
07:50
トランプ大統領、銀行界の「仮想通貨改革」妨害を批判 クラリティー法案の早期成立を要求
トランプ米大統領は、銀行業界が「クラリティー法案」を人質に取っていると批判した。仮想通貨産業の国外流出を防ぎ、米国を「仮想通貨の首都」にするための法整備を加速させる姿勢を強調。
07:30
ビットマイン、1兆円以上の含み損を抱えるもイーサリアム買い増しを続行
トム・リー氏率いる仮想通貨財務企業ビットマインが、1兆円の含み損を抱えながら直近1週間で1億200万ドル相当のイーサリアムを追加取得した。総保有額は約89.7億ドルに達しており、ETH供給量の5%取得という長期目標に向けた買い増しを継続。
06:55
米政府が0.33BTCのビットコインを移動、「Villanueva」没収ウォレットから
米政府が「Miguel Villanueva」から没収した約2万3000ドル相当のビットコインを移動させた。3つの新規アドレスへ分割送金されており、政府による資産管理の動向に注目が集まっている。
06:35
JPモルガンのダイモンCEO、ステーブルコイン利回りに銀行並み規制を要求 妥協案にも言及
ダイモンCEOは今週のインタビューで、ステーブルコイン報酬を提供する仮想通貨企業に対し銀行と同等の規制適用を求めた。コインベースとの対立が深まるなか、米国の仮想通貨市場構造法案の審議が難航。
06:10
米大手マイナー2社、ビットコイン売却へ方針転換 理由は?
ビットコインマイニング大手のMARAとコア・サイエンティフィックが、保有するビットコインの売却方針を明らかにした。AIインフラへの投資や運営資金の確保を優先し、従来の「抱え込み」戦略から脱却。
05:45
VanEck CEO「ビットコインは底値圏形成中」、4年サイクルの現在地を解説
米ETF運用会社VanEckのヴァン・エックCEOがビットコインの4年半減期サイクルに基づく底値形成の論拠と、現在の市場状況を整理。
05:00
植田総裁が表明──日銀、ブロックチェーン活用の当座預金決済実験に着手
日本銀行の植田和男総裁が3月3日、ブロックチェーンを活用した当座預金決済のサンドボックス実験を進めていると表明した。銀行間決済や証券決済への応用を検討しており、3メガバンクのステーブルコインとの連携も視野に入れる。
03/03 火曜日
18:00
3メガバンクが語る、AI活用とステーブルコインの展望|MoneyX2026
3メガバンクが金融の未来を議論。SMBCは500億円規模のAI投資を推進、みずほはバブル世代退職を見据えたDX加速を強調。ステーブルコインの規格統一やAIエージェント時代の法的課題も論点に上がった。
17:24
金融庁、仮想通貨「SANAE TOKEN」の違法性めぐり調査を検討か=報道
金融庁が仮想通貨「SANAE TOKEN」の関連業者への調査を検討していることが3日に判明。発行企業は必要な登録を行っておらず、高市首相本人も関与を全面否定している。
16:48
ステーブルコインで買い物する時代へ、3社が語るリテール実装の現在地|MoneyX2026
MoneyX2026でステーブルコインのリテール決済が議論された。Visa対応カード、羽田空港でのQRコード決済、手数料ゼロのウォレット決済など実装事例が報告され、通貨主権や普及戦略をめぐる議論が展開された。
16:17
ヘイズ氏、中東介入長期化なら金融緩和でビットコイン上昇の可能性と指摘
ヘイズ氏は中東介入の長期化が財政負担や景気不安を高め、FRBによる金融緩和を誘発する可能性があると分析。その結果、ドル流動性の拡大がビットコイン上昇につながるシナリオを示した。
15:14
BIP-110めぐり意見対立鮮明、スパム対策の是非がビットコインの本質を問う展開に
ビットコインのトランザクションに含まれる非金融データを制限するビットコイン改善提案BIP-110について、コミュニティ内の意見対立が再び激化している。支持派は無制限データの埋め込みがビットコイン本来の健全な金融インフラとしての役割を脅かすと主張。反対派は価値保存手段としてのビットコインの信頼性を損なうと反論している。
14:52
LINEの仮想通貨取引サービス「LINE BITMAX」、6月1日で終了へ
LINE BITMAXが2026年6月1日で終了。出金・移管は6月1日12時まで手数料無料。未対応資産は換価返還、供託の可能性も。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧