仮想通貨決済を導入
クロアチアの大手小売チェーン「Konzum」は1日、オンラインショッピングで暗号資産(仮想通貨)決済が利用できるようになったことを発表した。
オンラインで食料品や家庭用品などを購入する際に、以下の9銘柄を利用することが可能。今後は実店舗にも仮想通貨決済を導入する予定だと説明している。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- XRP(リップル)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラ(XLM)
- イオス(EOS)
- テザー(USDT)
- USDコイン(USDC)
- Dai(DAI)
Konzumはクロアチアで700店以上を運営するスーパーマーケットチェーンだと報じられている。ロイターによると、バルカン地域で最も大きい食品製造・小売企業「Fortenova Grupa」のグループ会社で、観光客も多く訪れるという。
今回の仮想通貨決済の導入は、現地のフィンテック企業「Electrocoin」とのパートナーシップで実現。仮想通貨のボラティリティの影響を避けるため、購入を開始した時点でレートが固定される仕組みにした。
Konzumの取締役会のメンバーは仮想通貨決済の導入に関して、以下のようにコメントしている。
大手小売チェーンとして、約65年間、事業でも技術的な面でもクロアチアをリードしてきた。
これから、急速に発展して将来を変える可能性のある領域を新たにリードしていけることを嬉しく思う。