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Ubisoft、NFTのメタデータを分散型ストレージに保存へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTデータを分散型ストレージに保存

大手ゲーム企業ユービーアイソフト(Ubisoft)は、NFT(非代替性トークン)プラットフォーム「Ubisoft Quartz」の新たな技術パートナーに、クラウドサービスを開発する「Aleph.im」を選んだことが分かった。

Ubisoft Quartzは暗号資産(仮想通貨)テゾス(XTZ)のブロックチェーンを基盤にしている。ユービーアイソフトは、NFTに関するメタデータの保管に、Aleph.imの分散型ストレージを使用するという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ブロックチェーンゲームのアイテムやキャラクター、アート作品などに幅広く技術が活用されている。

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ユービーアイソフトは今月、Ubisoft Quartzのローンチを発表。トリプルエー(AAA)級のゲームで初となるNFTプラットフォームだが、まだベータ版で、Windows PC版の「ゴーストリコン ブレイクポイント」というゲームで、まずは利用できるようにすると説明した。

「Digit」と呼ばれる同社のNFTはゲーム内アイテムで、売買することも可能。テゾス(XTZ)のブロックチェーンを選んだ理由は、環境への影響を配慮したためだという。

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Aleph.imは、アマゾンの「Amazon Web Services(AWS)」やグーグルの「Google Cloud」のようなクラウドサービス。大きな違いは中央集権的な企業が運営するクラウドサービスではなく、70超のノードが分散型で運営している点だ。

また、複数のブロックチェーンに対応している点も大きな特徴である。公式ウェブサイトによれば、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)、アバランチ(AVAX)、ポリゴン(MATIC)など8チェーンに対応。今後はここにテゾスのブロックチェーンも加わると見られる。

NFTの多くは一般的に、細かく分解すると、動画・画像などの「デジタルデータ」、NFTの名称や対象データのURLなどを含む「メタデータ」、保有者のアドレスなどを含む「インデックスデータ」に分けられる。

今回Aleph.imは、「現在と過去のNFT所有者、アイテムの説明、関連する動画の情報のようなメタデータが安全にストレージに保存される」と説明した。

ユーザーの反応

ユービーアイソフトは今回、仮想通貨メディア『Decrypt』に対し、NFT導入に対するユーザーの反応についてコメントしたという。

今月同社は、NFTを導入する計画を発表したことに合わせ、紹介の動画をYouTubeに投稿。その際、再生回数と比較すると「いいね」の数が少なく、その後「低評価」の数が非表示になっている。ユーザーはNFTの導入を、「無意味である」や「流行を追っているだけだ」などと批判した。

一方でユービーアイソフトはNFTの導入を進める意向を変えていないという。同社のブロックチェーン部門のディレクターはDecryptに対し、「NFT導入の発表後、多くのフィードバックがあった。我々は良い意見も批判的な意見にも耳を傾ける」と説明。

また、「NFTの導入は大きな変更で、時間がかかるだろう。当社には、責任を持って技術を活用する、また安全な環境を構築するなどの原則がある。これからも原則に従って、NFT導入という実験的な試みを続けていく」と強調した。

そして、「Ubisoft Quartzを提供する大きな目的は、分散化の本当の価値をゲームのプレイヤーに示すことだ」と説明している。

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