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YouTube、NFTをサービスに導入する可能性を示唆

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFT導入か

動画サービス大手YouTubeのSusan Wojcicki最高経営責任者(CEO)は25日、NFT(非代替性トークン)を同社のサービスに導入する可能性を示唆した。

2021年は暗号資産(仮想通貨)やNFT、DAO(自立分散型組織)が普及し始め、クリエイターとファンをつなぐ新しい方法が生まれつつあると説明。その上で、これは今まで想像できなかったような機会であり、クリエイターがNFTのような新しい技術を活用できるようにするために、エコシステムを拡充していきたいとしている。

Wojcicki氏は今回、2022年にYouTubeがどのような事業を優先して行なっていくのかを発表。YouTubeが今後発展を続けていくため、インスピレーションの源として、Web3.0(分散型ウェブ)で起きている全てのことに注目していると述べた。

その流れで仮想通貨やNFT、DAOに言及。上述した通り、特にNFTをサービスに取り入れる可能性を示唆し、これからもクリエイターとファンの体験の質を向上させていきたいと述べている。今回のWojcicki氏のメッセージには「NFT」と書かれた画像も挿入した。

現時点では、NFTをどのように活用するのかなど、具体的な説明には踏み込んでいないが、これからもイノベーションに特化すると説明。今年投資を行なっていく領域は、ショート(短い動画)、音楽、ゲーム等であるとした。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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NFTをプレゼント

YouTubeはトップクリエイターへ毎年ギフトを贈っている模様だ。そのギフトに今回はNFTが選ばれたという。

24日には人気ユーチューバー「ヒカキン」がYouTubeからのギフトを開封する動画を投稿。なお、実際に到着したのは「冬休みぐらい」としている。

箱の中には「Better Together 一緒ならもっとうまくいく|No.140 ヴァレリア・モンテロ作(2021年)」という説明と共にデジタルフォトフレームが入っており、「HikakinTVのために制作」とも記載。電源を入れると、NFTのアート作品が映し出された。

YouTubeの重役が「Polygon Studios」のCEOに

26日、YouTubeのゲーミング責任者Ryan Wyatt氏は来月退任し、ポリゴン傘下の「Polygon Studios」のCEOに就任することを発表した。

Wyatt氏はYouTubeのゲーミング部門を7年間率いてきた人物で、YouTubeに入る前にはeスポーツのコメンテーターとしても活躍していた。

「Polygon Studios」はポリゴン(MATIC)のゲーミング・NFT部門で、Wyatt氏がCEOになり、ゲーミングやエンタメ、ファッション、ニュース、スポーツなどの分野で事業を率いる予定だ。

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