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「Rakuten NFT」、世界で活躍するキュレーター陣監修のNFTアート発売へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「Rakuten NFT」でNFTアート展開へ

楽天グループ株式会社は16日、25日にローンチを控える同社開発のNFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」にて一般社団法人アートパワーズジャパンが展開するNFTアート作品を発売すると発表した。発売時期は5月以降を予定している。

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4つのカテゴリーから展開

アートパワーズジャパンによるNFTアートの第一弾は、三沢 厚彦氏、中村 ケンゴ氏、山口 典子氏など国内外で注目されるアーティストによる「PRIME」、期待の若手アーティストの作品を扱う「EMERGING」、障がいのある人々による「CHALLENGED ART」及び日本の工芸の新たな視点を追求する「KOGEI」の4つのカテゴリーから作品を展開予定。

NFTアートの監修を担うキュレーターチームには、アートプロデューサーの山口裕美氏、美術編集者・評論家の楠見清氏、東京都写真美術館の関昭郎氏、東京都現代美術館の森山朋絵氏の4名が就任する。

決済には楽天IDを使用できる。また、購入金額に応じて「楽天ポイント」が付与され、ポイントは決済に利用可能。さらに、購入したNFTをマーケットプレイスに出品し販売する(二次流通)こともできる。

同法人は、展望について以下のように明かしている。

メディアアート、パフォーミングアート、インスタレーションなど、販売や保存が難しいとされている形式の作品や、プロジェクトベースで制作された作品などをNFT化して蘇らせることを検討しています。また、茶の湯、生け花などその瞬間、時間でしか体験できないようなアートを、動画やVRを活用してNFT化することも計画しています。

さらに将来的には、若手アーティストのグローバル展開の支援や、アーティスト応援コミュニティの創設、NFTアート作品のメタバース上での展示、販売も視野に入れ、長期的な展望を持ってコンテンツを提供します。

アートパワーズジャパンは、「アーティストを応援する」を目的とし2018年に設立された一般社団法人。「NFTアートやメタバース等の新たな文化芸術活動の展開領域を、新しいアート作品の発表やプロモーションの場としてとらえ、アーティストと一緒に活動」している。これまでに文化庁などと明治神宮の杜を舞台とした芸術と文化の祭典「神宮の杜芸術祝祭」を共催するなどの実績がある。

「Rakuten NFT」のコンテンツ

「Rakuten NFT」では、今回の発表の他にすでに複数のNFTコンテンツの提供が予定されている。

第一弾として提供予定のコンテンツは、アニメ『ULTRAMAN(ウルトラマン)』のCGアセットを使用したNFTだ。「ULTRAMAN」「SEVEN」「ACE」の「Rakuten NFT」限定ビジュアルとオリジナルエフェクトを楽しめる「高画質エフェクト付きプレミアムデジタルアート」NFT全3種を発売予定としている。

関連:「Rakuten NFT」、初のコンテンツはウルトラマンに決定

その後、株式会社テレビ朝日とNFTコンテンツの発売に向けて合意し、スポーツの名プレー、バラエティ番組の名シーンなどの貴重映像をはじめ、様々なNFTコンテンツを展開していく予定とした。

3例目となるタイアップがアイドルグループ『アンダービースティー』で、音楽・エンターテインメント事業を手掛けるダイキサウンド株式会社と同グループのNFTトレカを3月31日に発売予定としている。アンダービースティーは、ヴィジュアル系ロックグループ「アンダービースティー」と、アイドルグループ「あんだーびーすてぃー」の「2つの顔を持つアイドル」をコンセプトに2014年に活動を開始した7人組のグループ。

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