メキシコ議員、ビットコイン法定通貨化の草案提出へ

メキシコでもBTC法定通貨化に向けた動き

メキシコのIndira Kempis議員が、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を同国の法定通貨として認める法案提出に向け、準備を進めている。

Kempis議員は21年9月、ビットコインを法定通貨として採用したエルサルバドルを訪問。ビットコイン法をベースにした法案を提出するため、ビットコインが国家に与える影響を視察した。

Kempis議員は地元紙に対し、「エルサルバドルが(ビットコインについて)世界で最も重要なハブになりつつある」とコメント。ビットコインという、既存金融に代わる金融資産を導入することで、金融包摂の向上につながると利点を語った。

また、Kempis議員は「過去の問題を解決するだけではなく、未来を想定した法案を提出していくべき」と述べ、今会期中にメキシコでも仮想通貨法案を提出する方針を明らかにした。

Kempis議員はエルサルバドルのビットコイン動向について、「中米国家でこのような取り組みが進んでいるのは歴史的」と評価。これまで、エルサルバドルが話題として上がる際には移民問題や集団犯罪などが主な題材だったが、現在はビットコイン政策がきっかけで注目が集まっていると述べた。

さらに同氏は、ブケレ大統領を筆頭に、エルサルバドル政府のオープンな姿勢が海外投資家の誘致にも至っていると分析。メキシコ政府でも、ビットコインや仮想通貨について友好的な姿勢をとれば、金融システムを向上できるとした。

エルサルバドル政府は3月中にビットコイン債券の発行を予定。ブロックチェーン開発企業Blockstream社と連携して、

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エルサルバドルの影響

エルサルバドルのビットコイン政策はIMFや世界銀行などの国際金融機関から懸念を集める反面、仮想通貨に対する友好的な姿勢は同様のスタンスを持つ各国の政治家を触発するきっかけとなった。

ブケレ大統領がビットコイン法案を提出する方針を示した直後には、多くの政治家がSNS上でビットコインへの支持を表明。また、南太平洋の島国であるトンガでも、ビットコイン推進派の議員が仮想通貨を法定通貨にする法案を策定している。

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ブケレ大統領自身も22年1月、仮想通貨に関する6つの予想を披露。さらに2カ国がビットコインを法定通貨にすると展望していた。

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