総供給量の1.43%を保有
ナスダック上場のサイファーパンク・テクノロジーズは18日、2万9,869ZECを平均購入価格602.63ドルで1,800万ドル(28億円)相当分追加購入したと発表した。同社は先週、平均購入価格245.37ドルで20万3,775ZECを約5,000万ドルで取得したと発表したばかりだ。今回の追加購入により、保有総額は23万3,644ZECとなり、平均購入価格は291.04ドル、総供給量の約1.43%を保有することになった。
サイファーパンクは先週、ベテラン投資家のキン・オエイ氏を取締役会に任命した。ウィンクルボス・キャピタルの主任であるウィル・マケボイ氏も取締役会メンバーおよび最高投資責任者(CIO)に就任した。同社は11月12日に社名をリープ・セラピューティクスからサイファーパンク・テクノロジーズに変更し、ティッカーシンボルもLPTXからCYPHに変更した。
同社はプライバシーと自己主権に特化した企業として位置付けている。声明では「世界がデジタル化するにつれてプライバシーは希少で消えゆく商品となっている。プライバシーは言論、思想、結社の自由が繁栄するための基盤だ」と説明した。プライバシーが希少な世界では、プライバシーが最も価値ある商品になりうると強調した。
サイファーパンクはジーキャッシュを資産の形をしたデジタルプライバシーと見なしており、ビットコインがデジタルゴールドであることが証明されたのと同様だと説明した。ウィンクルボス・キャピタル共同創業者のタイラー・ウィンクルボス氏はジーキャッシュを「暗号化されたビットコイン」と呼んでいる。
同社の戦略転換はウィンクルボス・キャピタル主導で実施された5,888万ドルの私募増資の一環として行われたものだ。ウィンクルボス・キャピタルは私募の唯一の機関投資家で、調達総額の過半を拠出した。
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ジーキャッシュ(ZEC)は2016年にビットコインからフォークして誕生したプライバシー保護機能を持つブロックチェーンで、ゼロ知識証明を使用して送信者、受信者、金額を明かさずに取引を検証できる。
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