はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

コインチェック、ディセントラランド上にメタバース都市「Oasis KYOTO」建設へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

さらなるメタバース都市を建設

国内の暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは16日、既に制作を進めている「Oasis TOKYO」に続き、別のブロックチェーンメタバース「ディセントラランド(MANA)」上で、新たなメタバース(仮想現実)都市「Oasis KYOTO」の建設を開始したことを発表した。

今回発表された「Oasis KYOTO」は、「2035年の近未来都市」をコンセプトにしたメタバース×NFTのコミュニティ拠点で、神社仏閣といった日本の古都を連想させる街並みとなっている。

建設目的は「Oasis TOKYO」と変わりはなく、両都市ともファッションや音楽、アートを通じて「さまざまな分野のアーティストとファンとの交流や企業のコミュニティ育成の場」となることを目指している。

関連:コインチェック、The Sandboxのメタバース上で近未来都市「Oasis TOKYO」開発へ

両都市の違いは、都市を建設するプラットフォームにある。

「Oasis TOKYO」は、最近多数の企業が相次いで参入するユーザー主導型ゲームメイキング・プラットフォーム「ザ・サンドボックス(SAND)」上で建設が進められている。一方で、今回の「Oasis KYOTO」は別の人気メタバース・ブロックチェーンゲームとして知られる「ディセントラランド」上で建設される。

現時点で、両プラットフォームの時価総額は、メタバース・P2E関連の時価総額ランキングで1、2位を占めている。それらに次ぐのは、「Axie Infinity」だ。今回の発表により、コインチェックは、2つの世界最大手ブロックチェーンゲームに進出した格好となる。

ディセントラランド

ディセントラランド内では、ゲーム内通貨として「MANA」が流通しており、ユーザーは遊んで報酬を稼ぐP2E(Play to Earn)が可能となっている。同ゲームのメタバース世界は、約90,000区画の土地「LAND」によって構成されており、このLANDを購入することで、都市やイベント会場などを建設することができる。

関連:Decentraland(ディセントラランド)とは|メタバースと仮想通貨MANAの将来性

ザ・サンドボックスと同様、すでに複数の企業が参入しており、海外では米金融大手のJPモルガンがディセントラランド上にラウンジを開設。メタバースの可能性は非常に高いとする一方で、現時点では技術的な面に課題があると指摘している。

関連: JPモルガン、メタバース「ディセントラランド」にラウンジを開設

また、国内では、アソビシステム株式会社を始めとする計3社が合弁会社「MetaTokyo株式会社」を設立し、同ゲーム上で「メタトーキョー(MetaTokyo)」プロジェクトを推進。音楽・エンタテインメントのフェスティバルの開催やライブ会場の建築、有名IPとのコラボレーションに関するプロジェクトを計画している。

関連:ディセントラランド上の都市「メタトーキョー」、運営の法人設立

関連「エヴァ」メタバース、スモールワールズ TOKYOが構築へ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
15:10
Animoca Brands Japan、ビットコイン分散型金融「Solv Protocol」とMOU締結
アニモカジャパンはSolv ProtocolとMOUを締結し、企業のビットコイン保有・運用を支援するDAT領域で協力を拡大。BTCFi活用による財務戦略の高度化を目指す。
14:57
米CFTC、ポリマーケットなど4社にデータ規制で柔軟対応
米CFTCが予測市場運営4社にノーアクションレターを発行し、特定の記録保管要件を免除。業界全体の取引高は2025年1-10月で279億ドル(約4兆2000億円)に達し、急成長が続いている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧