はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ブロックチェーンVC「gumi Cryptos Capital」、130億円超のファンドを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3.0のスタートアップを支援

ブロックチェーン業界のベンチャーキャピタル「gumi Cryptos Capital(gCC)」は30日、同社2番目となるブロックチェーン特化型ファンド「Fund II」の資金調達が完了したことを発表した。

Fund IIの規模は1.1億ドル(約134億円)で、事業の初期段階にあるブロックチェーン業界のスタートアップ企業を対象に支援する。特にインフラや開発ツール、ゲーム、DeFi(分散型金融)、メタバース(仮想空間)、DAO(自律分散型組織)などに特化し、Web3.0(分散型ウェブ)領域における約50社の企業を支援対象にするという。

関連ブロックチェーンゲームで遊ぶメリットと自律分散型の将来性|廃猫

Web3.0とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2.0と定義し、ブロックチェーン等を用いて非中央集権型のネットワークを実現する試みを指す。

▶️仮想通貨用語集

gCCは以前「Fund I」を立ち上げ、シード期にある企業をサポート。大手NFT(非代替性トークン)電子市場「OpenSea」や日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(ASTR)」ら36社を支援してきた。Fund Iの資産価値は2,100万ドル(約25億円)から5.1億ドル(約630億円)まで増加したとしている。

関連gumi、約110億円規模の仮想通貨関連ファンドを設立へ

今回発表されたFund IIは、Fund Iのパフォーマンスを強化するためのファンドという位置付け。Fund Iよりも規模を拡大し、初めての投資か、また継続的な投資かにかかわらず、1つのプロジェクトにつき50万ドル(約6,000万円)から500万ドルの範囲で株式やトークンに投資を行う。ファンドの運用はHironao Kunimitsu氏、Rui Zhang氏、Miko Matsumura氏が主導するとした。

gCCは米サンフランシスコと東京に本社を構えており、ファンド運用者の氏名からも分かるが、日本のプロジェクトも対象になると期待される。gCCのマネージングパートナーのKunimitsu氏は今回の発表に際し、以下のようにコメントを寄せた。

 

我々は、シリコンバレーのスタートアップ文化や資本市場に加え、日本の市場にもアクセスが可能だ。日本には特にゲームなどのIP(知的財産)に強みがある。

地理的な利点を活かして、野心的なプロジェクトの成長をサポートしたい。

関連「NFTを国の成長戦略に」自民党デジタル社会推進本部・平将明議員インタビュー

また、Zhang氏は仮想通貨メディア『CoinDesk』に対し、今回のファンドの資金の約半分は日本から集めたと説明。その中でも多くの資金を上場企業から調達したと明かしたという。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/02 水曜日
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。
05:50
AI関連株と仮想通貨が反発、OpenAI過去最大の6兆円調達受け
OpenAIが史上最大の400億ドル資金調達を実施し企業価値3,000億ドルを達成。週間ユーザー数は5億人に拡大し、年間売上高は127億ドルを見込む。これを受けてCoreWeaveが38%上昇、AI関連仮想通貨も5%以上上昇した。
04/01 火曜日
17:40
メタプラネット、ビットコインを696 BTC追加購入
メタプラネットが696BTCを追加取得した。キャッシュ担保付きプットオプションで第1四半期に7.7億円の収益を計上し、長期的なビットコイン蓄積と安定収益を同時に狙う戦略を公開した。
15:02
オリコン調査 ビットコイン取引所満足度ランキングbitbankが首位【現物取引】
オリコン顧客満足度調査2025で暗号資産取引所を徹底比較。現物取引ではbitbankが2年連続の総合1位を獲得し、手数料・システム安定性で3年連続首位となった。GMOコインはステーキング・レンディングで高評価。6,260人の利用者の声から見る信頼性の高い取引所選びに。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧