WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Iron Bank、Olympus Proと連携して独自債券発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

DeFiプロトコルの流動性問題を解決

DeFi貸付プロトコルのIron Bankは15日、Olympus DAOと連携して、暗号資産(仮想通貨)ラップド・ファントム(WFTM)の債券を提供することを発表した。独自トークン・アイアン・バンク(IB)の流動性強化を図る。

ラップドトークンとは、オリジナル資産をデジタル金庫にロックして発行する他の仮想通貨の価値とペッグされているトークン化された仮想通貨のこと。これにより、ブロックチェーン間での情報の移動を可能にする。

Iron Bank側は、独自通貨のIBトークンの流動性が課題の一つになっていると分析。独自のアイアン・バンク債券(Iron Bank bonds)を発行することで、DeFi(分散型金融)プロトコル全般で課題となっている4つの問題点を克服する目的があると説明した。

  • 報酬発行に伴う売り圧
  • LP(Liquidity Provider)提供者とプロトコル側との目標の不一致
  • 価格変動損失(Impermanent Loss)
  • 流動性の安全確保

Iron BankはDeFiの構造上、LPへの報酬タイミングは、流動性プール(LP)提供者にとって、売り抜けるインセンティブが生じる時期になると指摘。短期的な報酬日程を求めるLP提供者と長期目線での成功を望むDeFiプロトコルとは、根本的に目標がズレている場合もあり得ると分析した。

また、DeFi特有のリスクでもある「価格変動損失」はLP提供者の視点からすると、長期的なステーキングを避ける要因にあると指摘。他にも、ボラティリティの激しい時期に最も流動性が必要となるプロトコルのニーズとは裏腹に、価格が乱高下するタイミングは最もLP提供者がステーキングを撤退する時期でもあるため、ユーザーに依存しない形での流動性のニーズがあると解説している。

Impermanent Lossとは

別称、価格変動損失。DEX(分散型取引所)の流動性プールなどに入れたトークンの市場価格が変動することで引き起こされるDeFi特有の損失リスク。

▶️仮想通貨用語集

その上で、Iron Bank bondsを発行する事で、流動性を独自で確保して、Iron Bankの長期的な成功を支援する狙いがあると説明。短期的な流動性に対する懸念を払拭することで、トークン設計を強化できるとした。

Iron Bankとは

Iron Bankはレンディングに特化したDeFiプラットフォーム。預入額は1,300億円(10億ドル)を超えており、プロトコルや個人が仮想通貨トークンの提供や貸付を行うことが可能だ。

DeFiだけではなく、CeFi(中央集権型取引所)など信頼性の高い団体間が利用する、DeFiにおけるプロトコル間のレンディングのバックボーンになることをミッションに掲げている。

オンチェーン上のレンディングはイーサリアム(ETH)、ファントム(FTM)、そしてアバランチ(AVAX)の3チェーンに対応しており、今後も対応するプロジェクトやプロトコルの幅を広げていく予定。独自通貨のIBトークンはステーキングなどで利用できる。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/28 水曜日
14:24
商工中金、トークン化預金「DCJPY」発行へ 電子船荷証券と同時決済検討
商工中金が発行するトークン化預金「DCJPY」を貿易決済に使う検討が始まった。DCPとSTANDAGEが電子船荷証券の移転と代金決済を同時に行う仕組みを検証し、2028年度の商用化を目指す。日経は年内にも実証を始めると報じた。
13:55
メタプラネット傘下入り予定のスーパーリーグ、4BTC追加購入
米ナスダック上場のスーパーリーグ・エンタープライズが、22日から25日にかけて4BTCのビットコインを平均約8万581.26ドルで購入した。メタプラネットからの出資は、2026年第4四半期の完了を予定している。
13:20
日本円建てステーブルコイン「JPYC」1周年、累計発行額は120億円超
日本円連動のステーブルコイン「JPYC」が発行1年を迎えた。累計発行額は120億円超、流通額は約30億円に達している。提携先は広がる一方、流通額の拡大が課題となっている。
12:15
トヨタファイナンス、グループ初の直接募集型デジタル社債を発行 申込額10倍超
トヨタファイナンスは27日、トヨタグループ初の自己募集によるセキュリティトークン社債を発行した。ブロックチェーン基盤を採用し、発行予定額の10倍を超える申込があったため抽選とした。
12:00
カントン基盤の取引プラットフォーム「カンコア」、約11億円を調達
カントンネットワーク基盤の仮想通貨などの取引プラットフォームであるカンコアは、シードラウンドで約11億円を調達。調達資金の活用法や投資家などを発表した。
11:30
リップルとロビンフッドが提携、RLUSDを仮想通貨事業の主要ステーブルコインに
リップルとロビンフッドが27日、ロビンフッドの仮想通貨事業でRLUSDを主要ステーブルコインに位置づける提携を発表した。財務管理や機関投資家向け取引でも連携を広げる。
10:20
ソラナウォレット『Solflare』、ステーキング事業者のセキュリティ事故で報酬生成停止
仮想通貨ソラナの主要ウォレットのソルフレアは28日、ステーキング事業者のセキュリティ事故でバリデータの報酬が停止したと発表した。利用者のSOLに被害はないとし、ステーキング中のSOLは新バリデータへの移行が必要になる。
09:45
ギャラクシーデジタル、7~9月期は510億円の黒字 前四半期の赤字から転換
米ギャラクシーデジタルが7~9月期決算を発表。純利益は3億2,300万ドルで前四半期の赤字から黒字転換した。投資の評価益に加え、データセンター事業の利益も拡大した。
09:40
アーサー・ヘイズ、AI計算資源の先物設計図を公開 FLOPで算出する価格が基準
アーサー・ヘイズ氏が、AIの計算資源を対象とする先物と無期限先物の設計図を公開した。同氏主導の仮想通貨FLOPのネットワークで算出する価格を基準とし、証拠金と損益をドル建てとする仕様案だ。
08:22
ジーキャッシュ共同創設者、ブロック報酬の配分方法で新提案
仮想通貨ジーキャッシュの共同創設者は、ブロック報酬の8%のコミュニティ向け助成金(ZCG)への配分を終了することを提案。提案の背景などを説明した。
07:55
米ヴァンエック、ビットコイン2%組み入れの複数資産ETFを提供開始
米資産運用会社ヴァンエックが27日、株式や債券、実物資産にビットコインを組み合わせたアクティブ運用型ETFを立ち上げた。ビットコインの目標配分は2%で、上場投資商品(ETP)を通じて投資する。
07:20
米CFTC、ポリマーケットを再調査 米国ユーザー排除の遵守を疑問視か
米CFTCが、仮予測市場ポリマーケットが2022年の和解で約束した米国ユーザーの排除を守っているか、再び調べていることが分かった。所在地の判定の仕組みや米国での広告活動も対象となっている。
07:05
資産運用大手ジャナス、ナスダック100連動ファンドをトークン化で発行
英資産運用大手Janus HendersonとRWAプロトコルCentrifugeが27日、ナスダック100指数に連動するトークン化ファンド「JQQQ」を発行した。ステラ上のみで発行され、ファンドの持ち分を担保に使える可能性があるという。
06:35
米財務長官「米中技術競争で仮想通貨がドルの優位性を強化」=報道
ベッセント米財務長官は27日、リップル主催のSwellでデジタル資産(クリプト)がドルの優位を強化するとの考えを示した。米中の技術競争やステーブルコインの普及を根拠に挙げている。
05:55
米ロビンフッドの仮想通貨取引収益が前年比55%減、予測市場収益は6倍超に
米ロビンフッドの第3四半期の仮想通貨売上高は前四半期比20%増の1億2,000万ドルだった。ロビンフッド・チェーンの寄与を除いた仮想通貨取引の売上高は6%減で、仮想通貨売上高は前年同期比では55%減となった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧