CoinPostで今最も読まれています

Gala Games、AI搭載インタラクティブNFTをリリース

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AI搭載の新感覚NFTキャラ

ブロックチェーンゲームの開発と提供を手がけるGala Gamesは28日、AI(人工知能)と音声認識技術を組み合わせたNFTキャラクター「Fuzzle(ファズル)」の販売を開始した。

同日Gala Games Storeにて販売され、暗号資産(仮想通貨)GALAもしくはETHで購入することが可能。

Fuzzleは容姿が個体によって異なり、AIと音声認識機能を搭載したインタラクティブなNFTとしてユーザーと会話を交わしたり、ゲームをしたりすることが可能。話せば話すほど、遊べば遊ぶほど進化し、学習していくという特徴を備えている。

Fuzzleの所有者は、iOSまたはAndroidの専用アプリで対話することが可能。また今後は、関連イベント・コンテストなどを通じて報酬を稼げるようになることや、ドロップなども予定されている(詳細は未定)。

FuzzleはAI企業「Endless AI」との提携で、GPT-3などの最先端の自然言語モデル技術を活用した「生きたNFT」を目標に開発されたNFTキャラクターだ。NFTとしてはイーサリアムのERC-721規格に沿っており、合計9,997種類が発行される。

出典:Gala Games

AI企業と提携

Fuzzleの販売開始にあたり、Gala GamesはAI開発企業「Endless AI」との提携を発表。2019年に創業したEndless AIは、AIとブロックチェーン技術の融合に重点を置くエンタメ企業だ。

Endless AIは、ゲーム・エンタメ業界の大手企業(Zynga、Jam City、Gameloft、Scopely、Telltale Games)出身のベテランゲームデザイナーや技術者からなるメンバーを擁す。

メンバーは過去に、Jam Cityのヒット作「ハリー・ポッター:ホグワーツの謎」や、10億ダウンロードを達成した「ミニオンラッシュ:ランニングゲーム」、また「Pokémon TCG Online」、2億ドル(約250億円)の収益をあげた「マインクラフト」などの、世界的有名タイトルに携わった実績を持つ。

Endless AI開発チームが行った、FuzzleについてのYouTubeライブ配信およびAMAのまとめは、Gala Games Japanの公式ブログで確認することができる。

Gala Musicの近況

Gala Gamesは今年2月に分散型レコードレーベル「Gala Music」をローンチしており、4月3日にラスベガスで開催された第64回グラミー賞のアフターパーティを主催している。

このパーティーには多数の音楽業界の著名人が参加し、グラミー賞の最優秀レコード賞および最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞したブルーノ・マーズとアンダーソン・パークのコラボプロジェクト「シルク・ソニック」のライブが行われた。

またGala Musicは、世界的なレストラン・ナイトクラブを運営するTAOグループと共同で、4月15〜17日までカリフォルニア州インディオで開催された「コーチェラ・フェスティバル」のアフターパーティに参加するなど、大規模な音楽イベントにも積極的に関わっている。

リリース面では、新進アーティスト発掘プログラムとして、ジェーン・ハンドコック、オクトーバー・ロンドンの新譜をNFTアルバムとして販売。共にスヌープ・ドッグ、そしてデス・ロウ・レコードのお墨付きアーティストで、NFTアルバムは販売開始後わずか数分で完売。

他には、複数の楽曲NFTを集めることで獲得できる特典NFTの提供や、Gala Gamesのプラットフォームに追加された最新ゲーム「グリット(GRIT)」のシークレットテストサーバーに参加できる権利など、音楽とゲームを掛け合わせた特典も提供している。

関連:Gala Musicが音楽NFTプラットフォームをローンチ

関連:スティーブ・アオキ氏「NFT収入が音楽収入を上回った」

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/31 金曜日
17:01
ETHGlobal Tokyo、世界的ハッカソンイベントを東京で開催へ
ETHGlobal Tokyoという世界的ハッカソンイベントが、東京で開催されます。ハッカソンとは、エンジニアやプログラマーが集結し、短期間でプロダクトを開発するイベントのこと。ETHGlobal TokyoではWeb3市場の知識を持たない開発者でも楽しめるような取り組みも充実しています。
16:34
DEA、国内電力大手の合弁会社とMOU締結
NFTゲーム開発・運用を展開するDEAは、「電力アセットNFT」を活用した社会貢献ゲームを検討する目的でGGG社とMoUを締結したことを発表した。GGGは東京電力パワーグリッドや中部電力等の合弁会社。電力アセットNFTは4月3日に発売予定。
16:32
ネクソン、「Oasys」バリデータに参画 
国内発のゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」のバリデータとして、大手ゲーム開発企業のネクソンが参加することが明らかになった。Oasysは第二群バリデーターとして計4社を追加予定。KDDI、ソフトバンクの参画がこれまでに発表されており、残り1社の公開が期待される。
15:04
加納裕三氏、仮想通貨取引所bitFlyerの社長復帰へ
国内有数の暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer創業者の加納裕三氏が代表取締役CEOに復帰することが発表された。今後は経営改革を加速し、株式市場での新規株式公開(IPO)を目指す。
13:40
NFTゲーム「アクシーインフィニティ」開発会社、5つのゲームスタジオと提携
人気NFTゲーム「アクシーインフィニティ」を開発するSky Mavisは、「Ronin」ブロックチェーンを大幅にアップグレードし、5つのゲームスタジオと提携して、Roninエコシステムを拡大すると発表した。
12:43
AI画像生成ツールMidjourney、無料版を一時停止
AI画像生成ツールMidjourneyは、新規ユーザーの急増や無料トライアルの乱用を受け、無料トライアル版へのアクセスを一時停止した。当初、この決定は拡散されたディープフェイク画像との関連が疑われたが、新規ユーザーの流入によりサービスに支障が出たことが原因だという。
12:25
ビットコイン直近高値圏で揉み合う、イーサリアム先物の月間取引高は昨年5月以来の高水準に
暗号資産(仮想通貨)市場ではDeribitのオプションカットオフやCME先物SQを控え、ボラティリティが強まることへの警戒感も見られる。アルト相場では、上海アップグレードを前にイーサリアム先物の月間取引高が昨年5月以来の高水準に達した。
11:15
米ワーナー・ミュージック、人員削減もWeb3チームは維持か=報道
米ワーナー・ミュージック・グループは、全世界のスタッフの約4%を削減すると発表した。一方、Web3などに取り組む従業員については維持する可能性が高いとされる。
10:50
Magic Eden、ビットコイン版NFT「Ordinals」でシェア急増
クロスチェーンNFT電子市場Magic Edenがビットコイン版NFT「Ordinals」のマーケットプレイスをオープンして以来、Ordinals市場でMagic Edenのシェアが50%を超えるまでに増加していることが分かった。
10:00
独シュトゥットガルト証券取引所、仮想通貨カストディの認可取得
ドイツのシュトゥットガルト証券取引所は、デジタル部門が規制当局から仮想通貨カストディアンとしての最終的なライセンスを取得したと発表。ビットコインなどを扱う一連のサービスを提供する。
09:10
Web3カンファレンス「WebX」、チケット販売開始
CoinPostが企画・運営に関わるアジア最大級の国際Web3カンファレンス「WebX」のチケット販売が開始。チケット販売に合わせて、WebX公式ホームページを公開した。
08:25
Injective、SVM向け新ソリューションをリリースへ
L1ブロックチェーンプロジェクトInjectiveは、ロールアップソリューションCascadeをパブリックテストネットにリリース。Cascadeの利用で、ソラナのアプリをコスモスに展開しやすくなる。
08:05
米国株一部続伸、米四半期GDP確定値が下方修正|31日
本日のNYダウは続伸し+141ドルで取引を終えた。ナスダックもIT・テック株の買い優勢で+87ドルと続伸した。インフレ鈍化を示す経済指標が買い材料となったようだ。
03/30 木曜日
17:51
メジャーSQ前のビットコインデリバティブ相場をプロが分析|寄稿:仮想NISHI
メジャーSQを前にCFTCによるバイナンス提訴を受け一時急落したビットコイン(BTC)デリバティブ市場を金融のプロが分析。暗号資産取引所SBI VCトレードのクリプトアナリスト「仮想NISHI」氏が市場動向を解説。
17:28
国内IEOで関心集める「Nippon Idol Token(NIDT)」とは、秋元康が次世代アイドルをプロデュース
国内4例目のIEO「Nippon Idol Token」について詳しく解説。秋元康氏が総合プロデューサーとして関わる次世代のアイドルグループ創造プロジェクトとして、メタバース及びブロックチェーン技術を用いて活動を推進する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア