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大型カンファレンス「コンセンサス2022」開幕、米CFTC委員長が登壇 包括的暗号資産法案についてコメント

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米CFTC委員長がコンセンサスに登壇

米商品先物取引委員会(CFTC)のロスティン・ベナム委員長は9日、米テキサス州オースティンでCoindesk主催による大型カンファレンス「Consensus 2022」の初日に登壇。7日に公開された暗号資産(仮想通貨)法案や、米国における暗号資産の規制について見解を語った。

関連:米、超党派の包括的仮想通貨法案を公開 業界も歓迎

ベナム委員長は、暗号資産の監視を強化する議会法案について「心強い」と発言し、この法案によってCFTCが業界に対して手数料を課すことができるようになるとも指摘。技術、業界、市場経済にとってポジティブな勢いとなる見解を示した。

これまで暗号資産の監督権限をどの政府機関に委ねるかをめぐっては、証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)の間で、それぞれの立場から管轄を巡って異なる主張が繰り広げられていた。

関連:米国の「包括的な仮想通貨(デジタル資産)法案」、発表は6月7日になる見込み

CFTCとは

CFTC(商品先物取引委員会)とは、商品取引所に上場する商品や金利、デリバティブ全般など、米国の先物取引市場を監督する機関。

▶仮想通貨用語集

法案に対するコメント

コンセンサス壇上でべナム氏は、暗号資産市場が伝統金融市場との共通点も多数あることを指摘。

「(暗号資産の)新興市場にはリスクとボラティリティがある反面、将来性もある」とし、そこに当局権限の拡大や新たな法的枠組みを規定するのではなく、可能な限り既存の法規制に新技術に適用した上で、公平な競争のための枠組みを構築しつつ、権限の拡大や人員の拡大に取り組むべきだという考えを示した。

またベナム氏は、最近のTerraUSD(UST)の価格崩壊の例に関しても、「我々規制当局がまさに懸念していた状況」だとして、伝統金融への悪影響を避けるための「ガードレール」のような規制の必要性を示しているとし、アルゴリズム型ステーブルコインの「凄まじい価格下落」の危険性に警鐘を鳴らした。

今後の見通しについて

一方、仮想通貨スワップに対する需要についても触れ、仮想通貨先物のスワップ商品の合法化に対しても個人投資家など一定の需要があるとの理解を示している。

既存の法的枠組みだけでは新たな領域に対応できない部分もあるため、不明瞭な部分については誰にでも分かるよう、規制の明確化をしていくことを示唆した。

また今後法案が可決された際には、技術開発における米国の優位性を守り、成長と雇用を生み出すべきだと述べ締めくくった。

関連:米パウエル議長、米議会に仮想通貨規制の必要性呼びかけ

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