WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

真の分散型システムに不可欠なPLUGINのオラクル・ソリューションとは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型システムに移行する社会

現代社会では、銀行を筆頭にあらゆる分野で中央管理者が制御するプラットフォームが利用されています。大企業が提供するサービスに安心感を感じるユーザーもいるかもしれませんが、実際には多くの利用者のデータや資産がリスクに晒されています。

資金や機密データ、プライバシー情報の管理方法について第三者機関に対する信用(トラスト)に基づいており、 特定の組織に権限を委ねているため、時々これらのセキュリティリスクが個人情報流出事件や人為的な誤操作などで顕在化することがあります。

ブロックチェーン技術はこうした中央集権に関連するセキュリティ上のリスクを排除し、単一組織への信頼が不要(トラストレス)な分散型システムの構築を可能にします。データの完全な制御を中央集権的な機関から分散型システムに移行することで、「DeFi」と呼ばれる分散型の金融アプリケーションが誕生しています。

ブロックチェーンというと、当初は時価総額で最大の暗号資産(仮想通貨)ビットコインの基盤技術として認知されました。その後、イーサリアム(ETH)やXinFin(XDC)のように、スマートコントラクトを実装可能なブロックチェーンプラットフォームが台頭しています。特にスマートコントラクトは現実のビジネスを変革するだけの潜在能力があり、DeFi領域は顕著なユースケースとなっています。

DeFiアプリケーションは、ブロックチェーン技術とスマートコントラクトを組み合わせることで従来のマーケットメイキング機能を置き換えています。金融サービスに分散性と透明性、ピアツーピアの取引能力をもたらし、特に中央管理者を排除できる利点により、いまやDeFiは一大マーケットへと拡大しています。

スマートコントラクトとは

スマートコントラクトとは、あらかじめプログラムされた条件に応じて、自動的に契約を執行する仕組みを指す。契約を締結する際には、仲介者や契約書作成などの事務作業が必要になる場合が多いため、自動的に契約を執行できるようにすることで、効率性向上やコスト削減などが期待できる。

▶️仮想通貨用語集

分散型システムに不可欠なオラクル

しかし、DeFiアプリケーションもその他のブロックチェーン技術のユースケースも、スマートコントラクトだけでは成立しない部分があります。DeFiが機能するには決済時に参照する価格フィードが必要であり、農家に保険サービスを提供する場面では特定地域の気象データが必要になります。金融マーケット情報に不可欠なインフレデータ等、外部からのデータを取り込むことで初めて多くのdApps(分散型アプリ)の実用性が発揮されます。

このように外部の信頼できるデータソースにアクセスし、ブロックチェーン上に正確に取り込む役割は「オラクル(Oracle)」が担います。1兆円規模に拡大しているDeFiマーケットにベースとなる価格フィードを提供するオラクルには高いセキュリティ水準が要求されます。つまり、攻撃対象となる「単一障害点」が無い、より分散型なオラクル・プロバイダーであることが重要になります。

簡単に言うと、従来のアプリケーションがAPIを介してデータを取得するのと同様に、オラクルはスマートコントラクトと外部データソースの仲介者として機能します。

例えば、あるDeFiアプリケーションがビットコイン価格(BTC/USD)のリアルタイム価格を要求としているとします。オラクルは検証済みのデータソースから該当データを取得してDeFiアプリケーションに提供し、提示されたレートに基づいてエンドユーザーは大切な資金を交換したりローンを借り入れたりします。万が一、間違ったレートがDeFiアプリケーションに提供されると、多額の損失につながり、訴訟に発展する可能性さえあります。

APIとは

「Application Programming Interface」の略で、アプリやソフトウェア同士をつなぐ役割を果たすもの。第三者が開発したアプリやソフトウェアが機能を共有できるようになる。

▶️仮想通貨用語集

このように、オラクルはDeFiアプリケーションと外部データを結びつける重要な役割を担います。そのため、分散型オラクルプロバイダーの構造はAPIほどシンプルではありません。信頼できるデータソースを提供し続けるために、分散型アーキテクチャを採用しています。単一障害点を発生させないためにオラクルプロバイダーは常に分散化された状態を維持するようノード参加者を動機付ける報酬体系を設けています。

分散型オラクル・プラットフォーム「PLUGIN」

PLUGINは、XDC Network上のあらゆるスマートコントラクトに対してコスト効率の良いソリューションを提供する、分散型オラクル・プラットフォームです。PLUGINは様々な外部ソースからデータを収集し、統合した上で、常に正しい価値情報を利用者に提供するよう設計されています。

収集したデータを統合し正確な値を導き出すプロセスは、分散型オラクルプロバイダーにとってユーザーから高い信頼を得る上で最も重要な要素です。しかし、このプロセスは完全にオートマチックに達成している訳ではありません。いかなる分散型オラクルプロバイダーも、正確なデータソースの選定とその検証作業をネットワークに参加しているコミュニティに委ねています。その点で、PLUGINでは優秀な検証者には報酬を与え、脆弱な検証者にはペナルティを与えるという「飴と鞭の手法」を採用しています。

他のオラクルプロバイダーと比較したPLUGINの特徴は、データフィードのバリエーションが豊富でXDC Networkエコシステムのニーズに対応できること。そして、データフィードの使用料が非常に安価であることです。

これらの特徴により、PLUGINはリーズナブルかつスケーラブル、そして信頼性の高い分散型オラクルプロバイダーとして市場で高い信頼を獲得しています。dApps(分散型アプリケーション)の可能性は無限であり、オラクルはdAppsの標準化に不可欠な構成要素です。PLUGINのネイティブトークンであり、オラクルノードの報酬体系に使用されている仮想通貨PLIは、Bitrue、Probit Global、Liquid(グローバル版)といった著名な仮想通貨取引所で上場を果たしています。

「PLUGIN」関連リンク

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/03 火曜日
08:16
ブラジル大手取引所Mercado Bitcoin、推計63億円超流出で入出金停止
ブラジルの大手仮想通貨取引所Mercado Bitcoinが2日、セキュリティ事案を受けて入出金を停止した。Hypernativeの推計では63億円超相当が流出。同社は顧客被害やデータ流出はないとし、5ネットワークの送金先アドレスを公開した。
11/02 月曜日
19:21
ステーブルコインの100万円上限、金融庁研究会で議論 全銀協は慎重
金融庁は2日、デジタル・分散型金融に関する研究会の第2回会合を開き、ステーブルコインの100万円上限やレンディング規制を議論した。JPYCとSBI VCトレードが上限の見直しを求めた一方、全銀協は慎重な検討を求めた。
14:55
米上場企業、5833BTCのビットコイン売却か担保化を検討 バイナンス事件受け
米ナスダック上場のネクスト・テクノロジーが、保有する約5,833BTCの売却または担保設定を取締役会で承認した。バイナンスの不正流出事件を受け、カストディリスクの高まりを理由に挙げている。
14:10
DeFiサイトなど15ドメインに不正リダイレクト 訪問者の資金抜き取り
Name.comは顧客ドメイン15件が不正にリダイレクトされたと発表した。DeFiサイトでのEVM系流出額は約13.8万〜20.2万ドルと推計されている。
13:05
SBI VCトレードのJPYSCレンディング残高、100億円を突破
SBI VCトレードは2日、円建てステーブルコインJPYSCのレンディング(貸コイン)残高が100億円を突破したと発表した。取扱残高も300億円を超えた。利用料の計算方法と、貸出中のJPYSCが分別管理の対象外となる点など、利用者が負うリスクを整理する。
11:40
カルダノ団体、Linuxの重大欠陥でプール運営者に更新呼びかけ
カルダノのガバナンス組織インターセクトが、Linuxカーネルの重大な脆弱性についてステークプール運営者(SPO)に更新と再起動を要請した。深刻度は10点満点中9.8。委任されたADAへの影響と主要ディストリビューションの修正状況をまとめた。
10:10
トランプ氏、北朝鮮関与なら対話の意向 バイナンス攻撃でFBIが関与発表
米FBIはバイナンスから63億ドル規模の仮想通貨が流出した件は北朝鮮系ハッキング集団の犯行だと発表した。トランプ大統領は関与が確認されれば北朝鮮と協議する意向を示した。
09:35
BTCPay Server、ホットウォレット不正流出の報告受けサーバー停止を要請
ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、複数のサーバーでホットウォレットの資金が不正に抜き取られているとの報告を受け、運営者にサーバー停止を呼びかけた。原因や被害規模は明らかにしていない。
08:31
北朝鮮の仮想通貨窃取累計約1.9兆円、GDP45%相当=アナリスト
バイナンスから60億ドル超が流出した事件を受け、北朝鮮ラザルスによる仮想通貨の累計窃取額は118.7億ドルに達したとアナリストが試算した。北朝鮮のGDPの45%に相当する。FBIは今回の事件を北朝鮮の犯行と発表している。
07:44
バイナンス出金再開、9時間半で純流出約5700億円 預かり資産の2.1%
バイナンスは、ハッキング被害で停止していた出金を11月1日から段階的に再開した。約9時間半で出金は約46億ドル、入金は約10億ドルで、純流出は預かり資産の2.1%にあたる。新たなプルーフ・オブ・リザーブ(PoR)は近く公開される見込み。
11/01 日曜日
11:30
ビットコイン、急落し1200万円台に AI関連決算と雇用統計が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は、AI投資採算性への懸念とバイナンスからの大規模不正流出が重なり、1200万円台まで急落した。目先はAI関連企業の決算ラッシュと米雇用統計が相場の方向感を左右する焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/30)|バイナンス流出・BTC価格予測・リップルの発表のまとめ
今週は、リップルによる年間プロダクト収益のランレート発表、グーグルのセキュリティツール限定公開、ビットワイズによる仮想通貨ビットコインの価格予測、バイナンスの不正流出に関する記事が関心を集めた。
10/31 土曜日
14:02
仮想通貨犯罪追跡大手チェイナリシス、不正アクセス被害に
仮想通貨分析大手チェイナリシスが30日、顧客のユーザーIDや氏名などへの不正アクセスを公表した。10月には日本の佐川急便や米国のオラクル・ヘルスを含む数百件の個人情報漏えいも確認されている。
13:45
米クラリティー法案が再び焦点に、バイナンス被害で資産凍結の法的保護めぐり論争広がる
仮想通貨取引所バイナンスで約63億ドル(1兆円超)の被害が出たハッキングを受け、ルミス上院議員は、クラリティー法案が成立していれば不審な取引を凍結できたと主張した。これに反論も出ており、業界団体は取引所の連邦監督を議会に求めている。
13:10
テザー社、USDT準備金の超過分が1兆円超えに回復 6月末から約2倍に
ステーブルコインUSDTを提供するテザー社は、7~9月期の準備金保証報告書を公表した。9月末の超過準備金は79.5億ドルで6月末から約2倍になっている。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧