はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ポリゴン対応のWeb3スマホ、英Nothingがローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ポリゴン対応のWeb3スマホ

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のスケーリングソリューションを提供する「ポリゴン(MATIC)」は5日、英テクノロジー企業「Nothing」とのパートナーシップを発表した。

Nothingはスタートアップ企業で、すでにイヤホンを販売しており、これからスマートフォンもローンチする予定。ポリゴンは最初、Nothingコミュニティ向けのNFT(非代替性トークン)ロイヤルティプログラムで協業するが、パートナーシップの本来の目的は、スマホなどNothingのプロダクトからWeb3(分散型ウェブ)アプリへアクセスできるようにすることだという。

関連Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性

Web3とは

現状の中央集権体制のウェブをWeb2と定義し、ブロックチェーンを活用して非中央集権型のネットワークを実現する試み、または、そのネットワークを指す。

▶️仮想通貨用語集

これから販売を予定するスマホの名称は「phone(1)」。ポリゴンの公式発表によると、7月16日のイベントでスマホの詳細を発表する予定だ。ポリゴンの幹部Arjun Kalsy氏に取材をした「Decrypt」によると、このスマホはアンドロイドのOSを基盤にしており、ポリゴン上のゲームなどのアプリに容易にアクセスできるようにする計画だという。

関連日本発の人気ブロックチェーンゲーム8つを紹介|廃猫

Kalsy氏はDecryptに対し、以下のようにコメントしている。

モバイルフォンは、我々がユーザーにさらに近づくことができる最も大きなプラットフォームだ。

技術を一般ユーザーに提供するのに、今が適切なタイミングだと考えている。

Nothingがポリゴンをパートナーシップに選んだ理由には、ポリゴンの仕組みが地球環境に優しく、環境問題に対する意識が高いこともあるようだ。

phone(1)の公式ウェブサイトは日本語にも対応。招待コードがあると13日から購入可能だが、正式販売は後日発表するとしている。販売価格は記載されていない。

スマホ開発の動向

先月から、Web3スマホに関する発表が続いている。

6月23日には、ソラナ(SOL)ブロックチェーンを開発するソラナラボが、「Saga」というWeb3特化型スマホをリリースする予定を発表。SagaはアンドロイドOS基盤のスマホで、6.6インチのスクリーンや512GBのストレージ、12GBのRAM、秘密鍵の保護プログラム、NFT電子市場、分散型取引プラットフォームの搭載といった特徴を持つ。

関連ソラナラボ、Web3スマホを発表

また6月28日には、台湾の大手テック企業HTCが、メタバース(仮想現実)向けの最新型スマートフォン「Desire 22 pro」を発表した。複数メディアの報道によると、HTCのウォレット「Vive wallets」と、端末独自の「VIVERSE」が利用可能。アバター作成のほか、イーサリアムやポリゴン、NFTなどの管理が行えるという。

関連台湾テック大手HTC、メタバース対応スマートフォン「Desire 22Pro」リリースへ

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/27 木曜日
11:10
「BTCが74000ドルまで下落しても転換社債に対する価値は5.9倍」ストラテジー
ストラテジー社は、仮想通貨ビットコインの価格が同社の平均購入価格である74,000ドルまで下落しても、転換社債に対して5.9倍の資産を保有していることになると投稿。債務の安全性を強調した。
10:30
韓国最大級仮想通貨取引所Upbit、ネイバーと合併 約1.5兆円規模の株式交換で傘下に
韓国IT大手ネイバーが仮想通貨取引所Upbit運営のドゥナムを1.5兆円規模で買収。韓国国内シェア7割超のUpbitとネイバーペイを統合し総合デジタル金融エコシステムを構築。2025年6月の合併発効を目指す。
10:15
BTCマイナーのクリーンスパーク決算発表、売上高が過去最高に AIインフラを拡大中
ナスダック上場のビットコインマイナー、クリーンスパークが決算報告。過去最高の売上高を記録した。AIとビットコインの両ワークロード対応の包括的プラットフォームへ進化中だ。
09:55
ソラナ特化型ウペクシが最大35億円調達、SOL財務戦略などに利用
ナスダック上場のウペクシが普通株式とワラントの私募により最大2300万ドルを調達すると発表した。調達資金は仮想通貨ソラナ財務戦略と運転資本に充てられる予定だ。
08:45
セキュリタイズがEU取引決済システム認可を取得、アバランチで展開へ
セキュリタイズがスペイン国家証券市場委員会からEU全域での取引決済システム運営認可を取得した。同社は米国とEUの両方でライセンスを持つ唯一の企業となり、欧州システムはアバランチ上に展開される。
08:00
S&P、USDTのドルペッグ能力を最低評価に引き下げ
S&Pは、テザー社の米ドルステーブルコインUSDTに対する評価を最も低い「5」に引き下げた。仮想通貨ビットコインを準備資産として保有する割合などに触れ、判断の根拠を説明している。
07:02
大口投資家の売りが加速、ビットコイン平均入金額が1年ぶりの高水準に=クリプトクアント
クリプトクアントが報告したデータによると、ビットコイン価格が8万ドルまで下落した後、大口トレーダーによる取引所への送金が増加している。最近では9000BTCが送金され、その45%が100BTC以上の大口入金だった。
06:25
ビットワイズのドージコインETFも取引開始、グレースケールに続く
ビットワイズがドージコインETFの取引を米ニューヨーク証券取引所で開始した。管理手数料は0.34%で最初の1カ月間は資産5億ドルまで免除され、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
05:55
ビットコイン、売りは飽和領域に近づくか K33が長期的な買い場と分析
K33リサーチは仮想通貨ビットコインが過去最高値から36%下落した現在の相場を「感情主導の行き過ぎ」と分析している。現在の価格乖離が長期投資家にとって魅力的なエントリーポイントと見ている。
05:35
グレースケール、米国初でジーキャッシュETFの登録申請を提出
グレースケールが仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)を対象としたETFの登録申請を米SECに提出した。実現すればジーキャッシュに特化した初のETFとなり、同社は過去1カ月間でXRP、ドージコイン、ソラナの投資信託もETFに転換している。
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧