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DeFiレンディングAave、独自ステーブルコインGHOの導入検討

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AaveのステーブルコインGHO

DeFi(分散型金融)レンディング大手のAave(アーべ)が、プロトコルに預けられた暗号資産(仮想通貨)を担保に発行できる、「GHO」という独自ステーブルコインの導入を検討している。

関連:スイスの仮想通貨銀行、AaveのDeFiサービス利用を申請

Aaveは仮想通貨の預金から利息を稼いだり、変動金利や固定金利で資産を借りたりできる分散型流動性プロトコル。DeFillamaによると、プロトコルにロックアップされた資産総額(TVL)は1兆4,000億円(108億ドル)に上り、DeFi市場全体の10%を占める(執筆時点)。イーサリアム(ETH)やそのL2(レイヤー2)であるPolygon、Optimism、Arbitrumのほか、AvalanchやFantom等の外部チェーンもサポートしている。

コミュニティフォーラムで公開された提案書によると、GHOは米ドルの価値に連動(ペッグ)する、マルチコラテラル(複数担保)型ステーブルコイン。Aaveプロトコルに預けた資産の評価額に対して一定の割合を発行できる「過剰担保型」であり、所定の担保比率を下回ると担保が清算される。

GHOの借入金利はAaveDAOによって管理され、発行手数料は全てDAOが管理するエコシステム準備金に送られる。

また、市場急落時にプロトコルを守る「セーフティモジュール」でAAVEトークンをステーキングしているユーザーは、GHO発行コストの割引を受けられる。

AaveのStani Kulechov創設者によると、GHOはインターネットやリアルな決済シーンでの利用を念頭に、イーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューション上で実装していく方針。Web3分野で予想されるステーブルコイン需要拡大に備えているようだ。

そのため、GHOの当初の裏付け資産はイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で発行された仮想通貨となる。将来的には、クロスチェーン資産や実世界資産(RWA)、クレジット、DAOのトレジャリー資産を担保資産に追加する構想もあるようだ。

この提案は現在コミュニティで議論されており、後にガバナンス投票が開催される予定。GHOの開発は完了しており、7月11日から監査に回される予定だ。

ステーブルコイン

価格が安定している(stable)仮想通貨を指す。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、仮想通貨を担保に発行されるDAI等の過剰担保型アステーブルコインがある。

▶️仮想通貨用語集

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