先日はテストネット1を実施
レイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「Aptos Labs(アプトス ラボ)」は1日、テストネット2(AIT-2)を実施することを発表した。
Aptosは、メタ(旧フェイスブック)社が発足したステーブルコインプロジェクト「ディエム(旧リブラ)」の元チームメンバーが中心となって22年2月に公表されたプロジェクト。安全でスケーラブルなレイヤー1ブロックチェーンを多くの人に提供することを目指している。
先日には、Aptosコミュニティが分散型ネットワークを展開し、維持できることを実証するためのテストネット1(AIT-1)を実施していた。
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AIT-2は、12日から実施され22日に終了する予定。参加可能人数は約200人で、同チェーンがノードオペレーターとして機能するための準備のほか、ステーキングとノードレピュテーションのフレームワークがテストされる。
AIT-2では、少数のバリデータ(承認者)ノードからネットワークがスタートし、すべてのコミュニティ・ノードは、生成後にAIT-2にジョインする。バリデータノードには、Aptosの開発チームとパートナーが運営するものも含まれる形だ。
エアドロップも用意されており、「コンセンサスラウンドの少なくとも25%で投票された」などの条件を満たすことで500Aptosトークンが配布される。(米国居住者を除く)
また投票数の上位10%には、パフォーマンスが優秀であるとして、追加の200Aptosトークンが贈られる予定となっている。
バイナンスやa16zなどが支援
Aptosは、Webで広く使用されるプログラミング言語Rustをベースとする「Move」を採用。ディエムのオープンソース化された部分の技術も使用している。
各方面から支援を集めており、今年3月にはAndreessen Horowitz(a16z)が主導した戦略ラウンドで約2億ドルもの資金調達実現を発表した。投資ラウンドはa16zが主導し、Tiger Global、Multicoin Capital、Three Arrows Capital、FTX Ventures、Coinbase Venturesなどが参加している。
また、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのベンチャーキャピタル部門バイナンスラボも3月末、同プロジェクトへの戦略的投資を発表した。
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