複数企業に対する調査
米カリフォルニア州の金融保護イノベーション局は12日、仮想通貨有利子口座を提供する複数の企業に対して調査を行なっていると発表した。
金融保護イノベーション局は、顧客の出金を停止している企業を含む、仮想通貨有利子口座を提供している融資企業について、違法していないか調査しているところだ。
同局は、顧客の出金を停止・制限している企業が同局に連絡するよう呼びかけている。企業名を挙げていないが、セルシウスやVoyagerなどの融資企業は現在顧客の出金を止めている状況だ。
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また、同局はBlockFiとVoyagerに対して行った最近の措置を例示し、これらの事例から特定の有利子口座が無登録証券に該当することが判明したと述べている。登録の目的は、投資家に十分な情報を開示することであり、よって、他の企業も同じような違反を犯していないかどうかを調べているという。
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