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DeFi大手Curve、独自ステーブルコインを開発中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Curveのステーブルコイン

DeFi(分散型金融)プラットフォーム大手「Curve Finance」が、独自のステーブルコインを発行する計画が明らかになった。

具体的な予定日は明かされていないが、CurveのCEOが一部内容を認め、開発中のコードの一部が確認されている。CurveのガバナンストークンCRVの価格は前日比で23.4%増加した。

Curveは、流動性プールを備えた分散型取引所だが、ステーブルコインを初めとする同類資産同士の取引市場として差別化されている。wBTCやtBTCなど、同一資産の異なるプロトコル資産も取り扱う。

DeFillamaによると、Curveにロックアップされた資産総額(TVL)は9,250億円(67.3億ドル)に上り、DeFi市場全体で4位の規模(執筆時点)。イーサリアム(ETH)やそのL2(レイヤー2)であるPolygon、Optimism、Arbitrumのほか、AvalanchやFantom等の外部チェーンもサポートしている。

ステーブルコインの情報の出自は、タイで21日に開かれた「Redefine Tomorrow 2022」でCurveのMichael Egorov最高経営責任者(CEO)が語った内容。

Curveの公式テレグラムで、Egorov氏は上記ツイートが重要なポイントを抑えているとして内容を一部認めているが、時期については否定した。

彼らはもうすぐローンチと言っているが、まだだ。

Curveのステーブルコインについて、明らかなのは「過剰担保型」であることだけ。過剰担保型のステーブルコインは、主にボラティリティの高い仮想通貨を担保とするため、発行額に対して一定割合以上の担保を必要とするステーブルコイン。

例えば、イーサリアム(ETH)を担保にダイ(DAI)を発行する際に、発行額に対して145%以上のETHがコントラクトにロックされる。レートが下回ると預けた資産が市場で清算される。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨。BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに連動してその価値($1)を保つ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIのような仮想通貨を裏付けにするステーブルコインもある。最近では、DEXや融資プロトコルへの流動性提供の預かり証(LPトークン)も担保に使用されるabracadabra.moneyのようなプロトコルも出てきている。

▶️仮想通貨用語集

拡大するステーブルコイン市場

出典:Binance Research

Binance Researchによると、ステーブルコインは2020年1月以降に時価総額が3000%以上増加して20兆円(1500億ドル)規模に拡大している。需要が高まる中、既存の分散型プロジェクトが参入するケースも出ている。

7月初めには、DeFiレンディング大手のAave(アーべ)が、独自ステーブルコイン「GHO」の導入を検討していることを公表した。GHOは米ドルの価値に連動(ペッグ)する、マルチコラテラル(複数担保)型ステーブルコイン。Aaveプロトコルに預けた資産の評価額に対して一定の割合を発行できる「過剰担保型」とされている。

関連:DeFiレンディングAave、独自ステーブルコインGHOの導入検討

一方、世界的にステーブルコイン法制化の動きが加速している。米国では、ステーブルコイン発行者を銀行と同等に規制するかどうかについて、来週にも下院金融サービス委員会で最終折衝が行われる予定だ。

関連:超党派のステーブルコイン法案、米下院議員間で合意間近か

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