ソラナ基盤NFTプロトコルCardinal、約6億円を資金調達

Web3大手アモニカブランズも出資

ソラナ(SOL)ブロックチェーンを基盤とするNFTインフラストラクチャプロトコルCardinalは22日、シードラウンドで約6億円(440万ドル)を資金調達したことを発表した。

Cardinalは2021年に始動したプロトコルでNFT(非代替性トークン)の実用性向上を目標としており、レンタル、ステーキング、チケッティングなどのユースケースを持つプロトコルを提供する。

レンタルされたNFTを「デフォルトの不可能性を維持しながら、レンタルしたユーザーのウォレットに物理的に収まるようにする」といった機能を有しているという。

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今回の出資は、新興ベンチャーキャピタル(VC)Protagonistのほか、Solana Venturesが主導。香港の著名Web3(分散型ウェブ)企業アニモカブランズや、Alameda Research、Delphi Digital、CMS Holdingsも参加している。

NFTとは

NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。

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現在、Cardinalのチームは4名で構成されている。今回調達に成功した資金は人材の獲得に使用される予定で、エンジニアリングとビジネス部門で最低3人を雇用する計画だ。

なお同プロトコルは昨年、Neo Venturesからプレシードラウンドで約1億円(75万ドル)を調達している。今回の資金調達とあわせて、累計資金調達額は約8億円(520万ドル)に達している。

NFT電子市場を展開

Cardinalは2022年初頭にNFTレンタルのためのマーケットプレイスを設立しており、すでに数千件のレンタルが行われていると報告している。近日中には、ユーザーインターフェイス(UI)や操作性などを改善したバージョンがローンチされる予定だ。

また「エスクローレス」のNFTステーキングサービスも提供しており、Spencer Rust創業者兼CEO(最高経営責任者)はCoinpost提携メディアのThe Blockに対して、「NFTの保有者は、トークンが提供するあらゆるユーティリティの恩恵を受け続けることができる」と説明している。すでに65,000人以上がステーキングを利用しているという。

現時点では対応するブロックチェーンはソラナのみだが、将来的にはクロスチェーンにも対応する予定で、EVM(イーサリアム仮想マシン)関連チェーンやNEARプロトコル(NEAR)、レイヤー1ブロックチェーンプロジェクト「Aptos」上での構築も検討されている。

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EVMとは

イーサリアムクライアントのネットワークに保持されるステートマシン(入力条件と現在の状態によって次の状態が決まる論理回路)であり、ブロック生成の度にトランザクションやスマートコントラクトを実行してネットワークの状態を計算する役割を担う。

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