WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

FRBバー副議長、仮想通貨やステーブルコインの規制方針を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マイケル・バー副議長のスピーチ

米連邦準備制度理事会(FRB)のマイケル・バー銀行監督担当副議長は7日、金融システム監督についてのスピーチを行った。その中で、暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインの規制についても言及した。バー氏は元財務次官補で、7月からFRB副議長に就任している。

バー氏は、優先課題の一つとして「ステーブルコインを通じて生み出される新しい形の民間マネーを規制・監視すること」を挙げた。

「適切な規制がない場合に、民間マネーは不安定化し金融不安を呼びおこす可能性がある」として次のように述べている。

議会は、ステーブルコイン、特に決済手段として機能するコインを、健全な規制の枠組みに入れるための法律を可決するために迅速に取り組むべきである。

FRBも、他の規制機関や議会と引き続き協力しながら、ステーブルコインのリスクに対処していきたい。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️仮想通貨用語集

銀行の仮想通貨取り扱い

バー氏は、イノベーションと消費者保護の文脈で仮想通貨規制についても話した。

「革新的な金融商品が開発され、急速に成長する際には、適切なリスク評価が追い付かない場合がある」としており、仮想通貨の場合も、価格変動の激しい市場で参加者が大きな損失を被ることがあると指摘した。

銀行の仮想通貨取り扱いについても、「同一リスク、同一規制」という原則に基づいて規制していきたいとしている。バー氏は次のように説明した。

銀行の行う仮想通貨関連の活動が、銀行システムの安全性維持と顧客保護に必要なセーフガード策の対象となるようにする予定だ。

仮想通貨関連の活動に従事する銀行は、その活動に関する新たなリスクを管理し、マネーロンダリング防止策も含めて、すべての関連法を遵守するために、適切な措置を講じる必要がある。

ブレイナード副議長も仮想通貨に言及

FRB幹部の中では、ラエル・ブレイナード副議長も7日、仮想通貨について発言している。

特にステーブルコインについては「今後民間セクターによってそうしたトークンが大量に作られるだろう」と予測しており、ステーブルコインは適切に規制されない場合「リスクが主要な他の金融システムに波及しやすい」とも話した。

また、2021年11月に米バイデン政権の金融市場作業部会が発行した、ステーブルコインについての政策提言レポートに同意すると続けている。

特に、ステーブルコインは銀行のような規制を受けるべきであり、「流動性に補強を設けることなどが最善の方法」だとするレポートの見解に同意していると述べた。

関連米バイデン政権、ステーブルコインの政策提言レポートを公開

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/30 木曜日
18:57
ANAP、「BITCOIN JAPAN 2026」を11月に開催へ
ANAPホールディングスが2026年11月27〜28日、ベルサール秋葉原で「BITCOIN JAPAN 2026」を開催する。企業向けSUMMITから一般向けFESTIVALまで3部構成で展開し、「WebX」運営実績を持つCoinPost子会社のSBIイベントクリエイトが企画運営を担う。
17:37
ビットコイン短期保有者の実現時価総額が62%減=アナリスト分析
ビットコインの短期保有者(STH)による実現時価総額が、10月の高値から約62%減少したとアナリストが指摘。資本の破壊と安値圏での再取得が背景にあり、過去の弱気相場の水準に接近している実態を解説する。
16:53
台湾モデルとAIエージェント、オードリー・タン氏の視座|WebX2026
WebX2026のファイヤーサイドチャットで、台湾のオードリー・タン氏が「信頼は土壌」という統治哲学からAIエージェント時代の安全設計まで語った内容をレポート。
14:17
セイラー氏、ビットコインのコンセンサスルールは「憲法」 プロトコル変更に警鐘
ストラテジー会長マイケル・セイラー氏が、ビットコインのコンセンサスルールを「憲法」に例え、BIP-110などのプロトコル変更提案を「経済的権利への攻撃」と痛烈に批判した。
13:56
イーサリアムは中立の決済レイヤー、トム・リー氏が展望|WebX2026
ビットマイン取締役会長トム・リー氏がWebX2026でEthereum Institutional共同創設者デイビッド・ウォルシュ氏と対談。企業財務におけるイーサリアム活用、ステーキング、Robinhood Chainの躍進、AIと暗号資産の未来までを語った。
12:27
米国債の利回りが仮想通貨キャリートレードを上回る状況 市場は「無関心」局面=グラスノード
グラスノードが仮想通貨週次レポートを発表。米国債利回りが仮想通貨キャリートレードを上回り新規の買い手は現金を手元に様子見していると分析した。
11:30
日立、暗号資産AML実証で実用性確認 10月新サービス
日立が金融機関・暗号資産事業者など17社と実施したAML実証で実務適用可能性を確認。2026年10月からデジタルアセット取引向けAMLモニタリングサービスの提供を開始する。金融庁支援案件としての取り組みの中身を解説する。
11:02
SEC議長、クラリティー法不成立なら独自ルール策定へ
米SECのアトキンス委員長は27日、仮想通貨の市場構造法案「クラリティ法」が上院で成立しなければ、SEC自ら仮想通貨規則を策定する用意があるとCNBCに述べた。法案の現状と、規制枠組みが政権交代で覆るリスクをどう見ているかを解説する。
09:04
米国44州の司法長官「スポーツ関連予測市場の規制権限はCFTCにない」と主張
米44州の司法長官がCFTCのスポーツ予測市場規制案に対して、本来の規制権限を超えていると反対する意見書を提出。スポーツ業界からはNFLも規則案の不備を指摘している。
07:34
BNY、トークン化ファンド向けの新機能をローンチ
BNYは、トークン化ファンド向けに新しいデジタル・トランスファー・エージェンシー機能をローンチしたと発表。機能の目的やブラックロックなどの利用計画を説明している。
07/29 水曜日
17:11
ロシアFSB、テレグラム創業者ドゥロフ氏を国際手配 テロ支援容疑
ロシア連邦保安庁(FSB)は7月29日、テレグラム創業者パベル・ドゥロフ氏をテロ支援容疑で刑事訴追し、国際指名手配したと発表。破壊工作やサイバー詐欺の準備に利用された投稿を同社が削除しなかった点を問題視している。
16:26
カートの先へ、決済大手3社が語るステーブルコイン決済の未来|WebX2026
WebX2026のBinanceステージで、Mastercard・Binance Japan・Ellipticの3社がステーブルコイン決済の現在地を議論。加盟店決済の変化からAIエージェント時代の決済インフラ、断片化する規制対応までをレポートする。
14:52
JPX-QUICK暗号資産指数、参照取引所に4社決定
QUICKとJPX総研は29日、共同運営する「JPX-QUICK暗号資産指数シリーズ」の刷新を発表。bitFlyer・コインチェック等4社が参照取引所に選定された。指数刷新の狙いと今後を解説する。
14:05
2026年上半期の仮想通貨ハッキング被害約11億ドル、件数は史上最多=Blockaidレポート
オンチェーンセキュリティ企業Blockaidが2026年上半期のハッキング動向を公開した。被害件数は史上最多の212件、被害総額は約11億ドルに上った。北朝鮮系ハッカー集団による攻撃が被害額の55%を占め、AIエージェントを狙う新手法も確認された。
13:35
コインベース、FRBのフィンテック向け「決済口座」新設案に意見書 利息付与など3点の改善要望
米仮想通貨取引所コインベースがFRBの限定的な「決済口座」新設案に意見書を提出。制度自体は支持しつつ、利息付与やオーバーナイト残高上限の柔軟化など3点の改善を求めた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧