はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップルのカウントダウン、0になってからの3日間に注目!

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルのカウントダウンには更なる秘密が隠されていた?
今の所予想出来る説をまとめ、整理しました。
カウントダウン0の日に世界的な銀行シンポジウム開催
日銀総裁やアメリカ、海外の歴史ある世界の銀行関係者トップが集う会です。
リップルが世界の海外送金を一挙に担う可能性も?
SwiftとRippleの提携に関連した発表が有力説となっています。

リップルのカウントダウンについてのまとめ

リップルのカウントダウンが1に変わり発表前日、希望と不安が相場にも現れリップルを保有している方達は目が離せない1日が始まりました。

私達もカウントダウンを最初から追い続け情報を集めていましたが、ここに来てリップルの固定リツイートである“連邦準備銀行関連”説の可能性が高いと考えたので共有したいと思います!

まず最初に、一度リップル公式Twitterから発表されたカウントダウンを振り返ってみましょう。

リップルのカウントダウンツイートは以下の4つです。

“3 days of mind-blowing #content and #speakers”
衝撃的な内容と重要な人物の発言まで3日

“2 themes coming together, #banking & #blockchain”
銀行とブロックチェーンの二つが1つに

“1 vision for the future of #payments takes center stage”
将来の決済方法(送金手段)の常識となるだろう

このようにカウントダウンと共に文章と数字の表現の仕方が変わり、ある意味煽りと捉えられる情報がリップル公式から発表されました。

これは株などで企業がツイッターなど公に影響を及ぼすものとした場合、”風説の流布”と捉えられ相場操縦などの意味でも法的に罰せられる可能性があるレベルの内容ですね!

ある意味暗号通貨の法的な穴をついたもので、私達が多く保有するリップルの相場への影響は大きく、価格も大きく上昇し2ヶ月ぶりの30円代、2倍近い価格を記録しました。

カウントダウンの内容のキーワードについて紐解いていきましょう。

カウントダウン3

重要な”内容”と”人物”の3日間

カウントダウン2

“銀行”と”ブロックチェーン”

カウントダウン1

“将来の決済や送金手段”

ブロックチェーンはまずリップル関連なのでリップルと仮定し、残る重要になる具体的な単語は”銀行”と”決済や送金手段”、”3日間”の3つになります。

昨日までの記事で多くの説を提示しましたが、銀行関連で絞ると

1.SwiftとRiplleとの提携による説
2.日本のSBI系のブロックチェーン技術を使った新たな銀行送金

SBI「内外為替一元化コンソーシアム」参加金融機関 追加のお知らせ

原文はこちらから
3.連邦準備銀行関連

米連邦準備銀行タスクフォース:Rippleは国際送金のスピードと透明性を向上

原文はこちらから

の3つです。 

今回は3についての記事なので1と2に関しては軽く触る程度にします。

1.SwiftとRippleの提携

これが発表された場合、世界の海外送金のシェアを80%近くRippleで担うことになり大ニュースとなりますが、Swiftはブロックチェーンを利用しない取引の透明化や速度、手数料の安さを目標としたGPIを発表しているため、何か問題が起きていない限り提携することはないと思われます。

2.SBI系の銀行送金

すでに何度も世界的大ニュースとして配信されており、テストもすでに実行されていることから衝撃的な内容とはなりません。

3.連邦準備銀行(FRB)に関するもの

この記事で重視しているのがこちらです。

FRB(The Federal Reserve Boardの略)は、アメリカにおける日銀と同じ、アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれます。

厳密に言うと連邦準備銀行はこの理事会の下に存在する銀行になりますが、今回はアメリカでもっとも重要な銀行であるという認識で問題ありません。

このFRBに関しての記事をリップルがカウントダウンと同時期に固定リツイートとしてあげたのです。

この記事の内容は
『米国の将来の送金インフラを整える必要性を感じたアメリカがTask Forceという組織を設立、リップルを含む多くの銀行や企業が集められて送金インフラに関して発表を行いリップル社が国際送金の透明性とスピードに関して高評価を得た』
というものです。

この評価を受け、リップル社はTask Forceの初期に運営委員会のメンバーに選出され、次世代送金インフラを構築するための重要な指導的役割を担いました。

この準備銀行とリップルの関係はとても深いものであり、この提携によりアメリカを初めとする世界の銀行の海外送金を担う可能性が出てきます。

ただ、今回のカウントダウンにはこれより深い連邦準備銀行関連の意味が込められていました。

リップルカウントダウンが0になる日と同じ日、歴史ある世界の銀行関係者トップが集うシンポジウムが“3日間”開催される

The 2017 Economic Symposiumというものをご存知でしょうか?このシンポジウムでは1978年から毎年、アメリカにあるカンザスシティの連邦準備銀行主催でアメリカを初めとする世界の直面している経済問題について話し合われており、世界の国々の経済、それを担う銀行にとって重要なものです。

去年開催されたこのシンポジウムの参加者を見ていただければ、どれだけ重要なものかお分かりになると思います。

アメリカ アメリカの第15代連邦準備制度理事会(FRB)議長 ジャネット・イエレン
日本 第31代日本銀行総裁 黒田東彦
その他 Bank of EnglandEUの中央銀行ハーバードMITといった世界の名だたる銀行や大学が参加

日本の銀行のトップであり、日本経済を支えて日本円を管理する日銀の黒田総裁も参加しているものになります。

また気になる内容では、FRBやBank of EnglandなどではすでにRipple実装のテストを行なっているのです。

これは偶然でしょうか?必然でしょうか?

イングランド銀行とRippleの共同実証試験の結果が本日発表されました

原文はこちらから

今年のシンポジウムのタイトルは”ダイナミックなグローバル経済の促進”で、現地時間8月24日の午後6時から26日までの3日間開催されます。

About the Economic Symposium(シンポジウム公式サイト)

原文はこちらから

3日間と重要な人物、という単語を覚えていますか?

そうです、リップルがカウントダウンを始めた初日の投稿”3”に書かれていた内容
“3 days of mind-blowing #content and #speakers”
衝撃的な内容と重要な人物の発言まで3日

この内容に関して私達はカウントダウンの3日間と捉え日本語に訳していました。

ただ上記の内容を踏まえ考えてみると
3日間はカウントダウン終了と同時に開催されるシンポジウムの重要な3日間であり衝撃的な内容が発表される場で、“mind blowing speakers”という単語はシンポジウムに訪れる世界の銀行関連で特に重要な各国の銀行のトップである重要な人物によるもの、と考えるとすっきりしないでしょうか?

もしこの説が正しいとなる場合、アメリカの銀行市場への影響のみならず、世界銀行合同の次世代の国のあり方にまでリップルが影響を及ぼす可能性があります。 これはカウントダウンをするに到るまでの重大ニュースとなることは間違い無いでしょう。

重大な発表はいつ?またはこれに伴う相場の動きは?

カウントが0になった瞬間にリップルから重大な発表が行われていると思う方は多くいらっしゃると思います。もしこの発表が実現した場合、多くの可能性が考えられ相場の動きを捉えるのはとても難しいと考えられます。

1、公式ツイッターが”0”になった時の発表ではなく重要な発表は同日開催される”シンポジウム”で発表される可能性

この場合”0”と共に発表される内容は大したことが無い内容の可能性もあり、シンポジウム開催などといった詳しくわからない人からはいいニュースでないと捉えられる内容の場合、失望売りによる価格下落は考えられる。

2、公式ツイッターでシンポジウムで発表する重大な内容の要約やタイトルのみ発表
3、本当の重大発表が行われる可能性

2と3に関しては、仮に一言で表現されたものだとしても上記の内容が発表された時の相場への影響は上昇方向にかなりの影響を及ぼすでしょう。

日本語訳のツイートも発表されて、日本関連と匂わせるリップル内容やカウントダウン前に利確して起きたい人からの相場下落により、一時的に27~29円台をヨコヨコしている状態です。日本人の取引量が大幅に減ったことから、日本人の利確勢が増えたことが伺えます。

今日の深夜からの取引はとても難しいものとなるでしょう。

“0”のタイミングで大きな発表があると思われているため、カウントダウンと共に一時的に相場下落が見られるかもしれません。カウント”0”からの3日間にも注目すべき可能性もあるとすると、簡単に狼狽売りをしないことも重要になるかもしれません。

または、一時的な失望売りが起こるとすれば、期待上げの高値で一度利確して、失望売りの底値で買い戻すのも一つのやり方ではあると思います。

まずはここ3日間動きがあった日本時間23時から1時にかけて、アメリカ市場の相場の動きは投資家にとってどう判断するかのいい指標になることは間違い無いので、ひとつの参考にするのも良いでしょう。

ついにカウントが”0”になり内容が発表される時間も近づいてきました。

リップル保有者は期待や不安など発表まで気が休まらないと思いますが、発表を楽しみにしリップルや私たち投資する人たちにも良い未来が訪れることを祈っています。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
11/13 木曜日
18:07
台湾中銀、ビットコインの国家準備資産化の「研究」へ
台湾の立法委員がビットコインを国家準備資産に組み入れる提案を行い、中央銀行が研究姿勢を示した。米国やブータンなど各国で進むビットコイン戦略的保有の動向と、エルサルバドルの事例から見る課題を解説。
17:48
メタプラネット、第3四半期決算でビットコイン評価益206億円を計上
メタプラネットの2025年12月期第3四半期決算発表。BTC保有量30,823枚に到達し目標前倒し達成、インカム事業過去最高売上。純利益135億円計上、1億ドル借入で追加取得へ。優先株活用の新戦略で普通株希薄化回避、2027年21万BTC目標を掲げる。
17:31
ステーブルコインUSDCの運用法|Aaveで年4%前後を狙う始め方
USDCを預けるだけで利息が得られるAaveの仕組みと利回り、始め方を初心者向けに解説。利用率による金利変動やリスク、SBI VCトレードでのUSDC準備まで網羅します。
15:22
CMEグループとFanDuel、仮想通貨や株価指数などの予測市場アプリを12月に開始
FanDuelとCMEグループが12月に予測市場プラットフォーム「FanDuel Predicts」を開始。株価指数、仮想通貨、商品などのイベント契約取引が可能に。2035年に14兆円規模へ成長が予測される予測市場に、ロビンフッドやドラフトキングスなど大手企業も参入。
13:50
レンジ相場続くビットコイン、10万ドルが防衛線に=Glassnode分析
Glassnodeの最新分析によると、ビットコインは9.7万〜11.2万ドルのレンジ相場が継続している。10万ドルが重要な心理的防衛ラインとなっており、これを下回ると急落リスクが高まる可能性がある。
13:43
イーサリアム上のトークン化資産が30兆円突破 他のチェーン合計を上回る
イーサリアム上のトークン化資産が2010億ドル(約30兆円)を突破し、全ブロックチェーンの3分の2を占める。ステーブルコイン27兆円、機関投資家向けファンド、RWA1.8兆円と多様なエコシステムが拡大中。
13:35
Visa、ステーブルコイン決済の試験運用を開始 クリエイターやギグワーカー向け
Visaが米ドル連動型ステーブルコインUSDCを活用した決済サービスの試験運用を開始。クリエイターやギグワーカーに数分以内の即時入金を提供し、国境を越えた決済を迅速化。2026年後半に本格展開予定。
13:25
円建てJPYC、日本国債の新たな購入者に 日銀の穴埋め役として期待も=報道
JPYC株式会社の岡部代表が、JPYCの準備金が日本国債市場で新たな力になる可能性を話した。日銀の購入縮小も背景に、今後ステーブルコイン発行者の存在感が拡大することも考えられる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧