米フランクリン・テンプルトン、機関投資家向けの仮想通貨運用口座を提供へ

初の仮想通貨SMAs

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)は8日、初の機関投資家向け仮想通貨運用口座(SMAs)を提供する予定を発表した。

フランクリン・テンプルトンが提供するのは、仮想通貨を含むデジタル資産を管理・運用する2種類のSMA口座。SEC登録のデジタル資産SMAプロバイダー運用プラットフォームEaglebrook Advisors上で、10月中旬から米国投資家に提供する予定だ。

SMAとは

SMA(Separately Managed Account)とは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を行うためのもの。SMAの主な特徴は、アセット・アロケーションに関するアドバイス、運用会社や投資信託の紹介、注文の執行、顧客への定期的な報告などのサービスを包括的に提供し、資産を総合的に管理していく専用口座といえる。(SMBC日興証券

▶️仮想通貨用語集

フランクリン・テンプルトンが提供する2種類のSMAsとは、「Franklin Templeton Digital Assets Core」と「Franklin Templeton Digital Assets Core Capped」というもので、前者はステーブルコインやミームコインを含む時価総額上位10〜15の銘柄に時価総額比重の戦略で投資し、後者はビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)にポートフォリオから25%ずつ投資するものになる。

フランクリン・テンプルトンのSMA販売責任者を務めるSam Marciano氏は、「デジタル資産SMAをフランクリン・テンプルトンの多様なSMA機能に含めるのは、顧客の進化するニーズに応えるための取り組みだ」と述べている。

フランクリン・テンプルトンの資産運用額は2021年12月末時点で1.5781兆ドルに上り、70年を超える資産運用の実績を持つ大手。ブロックチェーン・仮想通貨領域に新規参入したのは昨年夏で、同年9月に「Franklin Templeton Blockchain Fund I, L.P.」というファンドで2,000万ドルを調達することが報じられた。また、6日には欧州投資家向けにメタバース(仮想現実)テーマのETF(上場投資信託)を提供開始したばかりだった。

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