今週のニュース
一週間(9/3〜9/9)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、イーサリアム(ETH)の大型アップグレート「The Merge(マージ)」における第一段階「Bellatrix(ベラトリックス)」が完了したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、イーサリアムやイーサリアムクラシック(ETC)に資金が集まっていることなどをまとめた6日のレポートに対する注目度が高い。
このほか、大手仮想通貨取引所バイナンスが主要ステーブルコインをバイナンスUSD(BUSD)に集約することを書いた記事も多くの関心を集めた。
今週のニュースランキング
1位:イーサリアム「マージ」第一段階、Bellatrix起動成功(9/7)
イーサリアムの「マージ」における第一段階「ベラトリックス」は、日本時間9月6日20時34分に予定通りエポック144896で、ビーコンチェーン上で起動したことが確認された。(記事はこちら)
2位:バイナンス、主要ステーブルコインの取り扱い停止へ(9/6)
バイナンスは6日、主要ステーブルコインの取引所残高を自動的にバイナンスUSDに換金する方針を明らかにした。自動換金のタイミングや対象銘柄を説明している。(記事はこちら)
3位:仮想通貨市場を再燃させる「7つの要因」とは=Bernstein報告(9/7)
米投資企業Bernsteinは、仮想通貨市場を再燃させる可能性のある「7つの要因」を公表。イーサリアムのマージ成功などを挙げている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ETH/BTCがレンジ上限に向け上昇、イーサリアムクラシックは前日比24.7%高(9/6)
ビットコイン(BTC)が低調に推移する中、マージ思惑でイーサリアムやイーサリアムクラシックに資金が集まっている。BTC建では4年ぶり水準の高値も視野に。(記事はこちら)
2位:ビットコイン18000ドル台まで続落、年初来安値迫る(9/7)
米長期金利やドル指数の上昇に伴い、株や仮想通貨などのリスク資産の売りが加速。イーサリアムは「ベラトリックス」を完了したが、続伸はならなかった。(記事はこちら)
3位:ビットコイン横ばい、CoinGecko調査「ETH マージ」の国別関心度上位は(9/9)
米株指数の続伸に伴いビットコインは若干持ち直した。CoinGecko調査で「イーサリアム マージ」に対する国別関心度上位TOP8が明らかに。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
ロシア、仮想通貨決済を国際貿易に導入か=報道(9/6)
ロシアの財務省と中央銀行は、国際貿易の支払いに仮想通貨を利用できるようにするため、法整備を行う必要があると考えていることがわかった。ウクライナ侵攻によって実施されている制裁の下で効率的な国際貿易を行うには、仮想通貨が必要だと考えている。(記事はこちら)
バイナンス主要ステーブルコインの通貨ペア統合|テザーとUSDCで明暗分かれるか(9/7)
バイナンスが主要ステーブルコインをバイナンスUSDに集約する影響とは。市場の流動性に好影響を与える一方で、自動換金の対象に含まれないテザー(USDT)が不利になる可能性が浮上した。(記事はこちら)
4大会計事務所KPMG「22年後半、仮想通貨投資額はさらに減少する見通し」(9/7)
世界4大会計事務所のひとつKPMGは、22年上半期(1-6月)の経済レポート「Pulse of Fintech」を発行。市況が悪化する中、22年後半にかけて一般投資家が仮想通貨やNFT(非代替性トークン)の取引市場をさらに離れると予想した。(記事はこちら)
イーサリアムマージの完了時期を左右する「TTD」とは|Parisアップグレードの注目ポイントを解説(9/6)
イーサリアムの「マージ」は2つのアップグレードで構成される。本記事では、2回目のアップグレート「Paris」のポイントを解説した。(記事はこちら)
モスバーガー、メタバース上の月面空間にバーチャル店舗オープンへ(9/6)
ファストフードチェーン「モスバーガー」を展開する株式会社モスフードサービスは6日、メタバース「VRChat」内に仮想店舗「モスバーガー ON THE MOON(オン ザ ムーン)」を設置したことを発表した。(記事はこちら)
仮想通貨採掘プール大手f2pool、イーサリアムマイニング終了予定(9/7)
ビットコイン・イーサリアムの大手マイニングプール「f2pool」は7日、イーサリアムマイニングの終了について発表。終了時期やユーザーへの推奨内容を説明している。(記事はこちら)
米政府「仮想通貨マイニングの規制策定は必要」(9/9)
アメリカ合衆国科学技術政策局(OSTP)などの米政府機関らは8日、仮想通貨やマイニングが米政府の気候変動目標に与える影響に関するレポートを発表。大統領令により、今後も仮想通貨関係省庁からの発表が予想されている。(記事はこちら)