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ウェブブラウザ版「Coinbase Wallet」、読みやすいウォレットアドレスを無料提供 ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)対応を開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ENSと米コインベースが提携

米国の暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは20日、ブラウザ拡張機能「Coinbase wallet」で、イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)に対応したことを発表した。

Coinbase Walletブラウザ拡張版のユーザーは、任意のサブドメインを無料で取得できる。モバイルアプリへの実装は近日公開予定とされている。

イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)は、より覚えやすく簡単な文字列を仮想通貨のアドレスとして利用できるようにするためのサービスで、インターネットにおけるDNS(ドメインネームシステム)と同様の役割を持つ。コインベースであれば、「coinbase.eth」のように一見して識別出来ることで、様々なシーンでの利便性の向上が期待できる。

このほど、コインベースとENSの提携により、Web3対応のサブドメインサービス「Coinbase Decentralized ID (cb.id)」が正式に発表された。コインベースは独自ドメイン「cd.id」をENSにインポートしており、ユーザーは任意のユーザーIDを指定して「Username123.cd.id」のようなサブドメインを取得できるようになっている。

ENSは分散型ID(DID)の一種で、分散型アプリ(dApps)へのアクセスや、他のユーザーとの資金のやり取りを容易にする。自分のアドレス上にWeb3アプリの利用やイベント参加の軌跡を残し、独自のIDを管理することができる。ENSはコインベースとの提携について、以下のように述べている。

Web3をより身近なものにするというミッションのもと、私たちはコインベースとパートナーシップを結び、cb id +ユーザーネームで構成される、Web3ユーザーネームを無料で利用可能にした。

シームレスに取引し、Web3デジタルアイデンティティを構築するために、既存の.ethアドレスとユーザーネームを接続できる。

コインベースは無料配布を促すため、しばらくはユーザードメインをオフチェーンで保存し、最終的にオンチェーンに移行して分散化を図る計画だ。なお、独自にENSを保有するユーザーは、Coinbase walletの第一アカウントに設定することもできる。

2017年5月のローンチ以来、ENSは広く利用され、統合されたブロックチェーンドメイン名の標準となっている。分析サイトDuneによると、執筆時点に56万以上のユーザーがENSを利用し、240万件以上のドメイン名が作成されている。

関連:ENS(イーサリアム・ネーム・サービス)と分散型IDの違いとは

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