今週のニュース
一週間(10/1〜10/7)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、バイナンススマートチェーン(現BNBスマートチェーン:BSC)が一時停止したニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場に関しては、ビットコイン(BTC)のハッシュレートが史上最高値を更新したことなどをまとめた4日のレポートに対する注目度が高い。
このほか、2014年に経営破綻した仮想通貨取引所マウントゴックス(Mt.Gox)が、債権者が弁済情報を登録する新機能をリリースした記事も関心を集めた。
今週のニュースランキング
1位:バイナンススマートチェーン(BSC)が一時停止、トークンブリッジから不正流出か(10/7)
BNBチェーンの公式側とバイナンスは7日朝、BSCの一時停止を発表。停止の理由に関して、公式側は不正流出が検出された可能性があると説明した。(記事はこちら)
2位:岸田首相「Web3サービスの利用拡大に向けた取り組み進める」(10/3)
岸田首相は3日、臨時国会の召集に伴い所信表明演説を行った。メタバース(仮想現実)やNFT(非代替性トークン)を取り上げ、Web3サービスの利用拡大に向けた取り組みを進めると語っている。(記事はこちら)
3位:クレディ・スイスCEOが釈明、憶測飛び交う「破綻危機」噂の背景は(10/3)
スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの将来を危ぶむ憶測が広がる中、同行のウルリッヒ・ケルナー最高経営責任者は9月30日、従業員に向けたメモで平静を保つよう呼びかけた。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコインハッシュレート史上最高値を更新、米株指数反発を受け仮想通貨反騰(10/4)
仮想通貨市場では、ビットコインの採掘速度を示すハッシュレートが史上最高値を更新。マイナーの強気姿勢継続を示している。米株指数の反発を受けビットコイン価格も上昇した。(記事はこちら)
2位:グレースケール投信GBTCの現物乖離-36.2%に、BTCは2万ドル台で底堅く推移(10/6)
米大手資産運用会社グレースケールの投資信託GBTCの現物乖離が-36.2%と過去最安値を更新した背景を解説。米株指数が反落する中、ビットコインは2万ドル台を回復した。(記事はこちら)
3位:大規模ハッキングでBSCのチェーン緊急停止、ゴールドとビットコインの相関は年間最大に(10/7)
仮想通貨市場ではBSCが緊急停止。ビットコインとゴールド(金)の相関係数は先週、過去1年間で最大となる0.3に達し、-0.2〜+0.2で推移していたレンジを打破した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
マウントゴックス、債権者が弁済情報を登録する新機能をリリース(10/7)
マウントゴックスは6日、債権者が「弁済方法の選択」と「弁済先情報の登録」を行うための機能をリリースしたことを公表した。(記事はこちら)
セルシウス創設者、破産申請前に巨額出金か=報道(10/3)
仮想通貨融資企業Celsius Networkの創設者であるアレックス・マシンスキー氏が、破産申請に先立ち同社口座から約14億円(1,000万ドル)を引き出した模様。同社は6月12日に顧客資金の出金を停止し、7月に米国で破産申請を行っていた。(記事はこちら)
金融庁、Web3のデジタル資産に関する「新たな市場整備」に本腰へ(10/4)
金融庁は、金融行政方針におけるWeb3で使われる”デジタル資産”のガイドラインについて、ルール整備を促進する方針を示した。NFTなどのデジタルアイテムが、暗号資産、及び金融取引に該当するかどうかを判断する基準を明確化する。 (記事はこちら)
マクドナルドで仮想通貨支払い開始 テザー社とスイスのルガーノ市が連携(10/5)
米テザー社とスイスのルガーノ市の共同イニシアティブ「Plan ₿ Foundation」は4日、仮想通貨等の決済サービスを提供する「GoCrypto」社との協業を発表。同市のマクドナルドなどに仮想通貨決済を導入し、正式にビットコイン、USDT、LVGAを支払いに利用できるようにしていく。(記事はこちら)
ソラナ、ネットワーク障害で5時間強ダウンタイム(10/1)
ソラナ(SOL)のメインネットワーク(ベータ)が、日本時間1日の午前9時45分頃から稼働停止状態に。ソラナ財団が運営するSolana Statusは、ネットワークのバリデーターに再起動を呼びかけた。(記事はこちら)
米SECがキム・カーダシアン氏を告発 仮想通貨の宣伝巡り(10/4)
米証券取引委員会(SEC)は3日、モデルや実業家、リアリティー番組出演などの活動で知られるキム・カーダシアン氏を提訴したことを発表。イーサリアムマックス(EMAX)の宣伝が証券法違反であると指摘した。(記事はこちら)