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9月の米CPI、市場予想を上回る前年同月比8.2%に 利上げ継続の見方強まる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場は乱高下

米労働省の労働統計局は13日、9月の消費者物価指数(CPI)を発表した。

市場予測の8.1%を小幅に上回り、9月のCPIは前年同月比8.2%の上昇。6月の9.1%をピークに下落傾向にあるが、目標の2%を大幅に上回って高止まりしている。市場予測を上回ったこともあり米国で大幅な利上げが継続するとの見方が強まって、株や暗号資産(仮想通貨)の市場は下落したが、その後に反騰。CPI発表前後で価格が乱高下した。

関連:ビットコイン大幅反発、CPI前後に金融相場が乱高下

CPIとは

「Consumer Price Index」の略。国の物価の上昇・下降を表す経済指数で、仮想通貨市場に影響を与えることのある米国のCPIは、米労働省の労働統計局が毎月中旬に発表している。

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今回注目度が高かったのは、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数。コア指数の市場予想は6.5%だったが、発表された数値は6.6%で、40年ぶりの高水準となった。住宅の賃料が大きく影響しているとみられている。

関連:ビットコインの先物建玉数が過去最高水準に、今晩のCPIに強い警戒感も

以下はビットコイン(BTC)の24時間幅のチャート。CPI発表は日本時間13日の21時30分だったが、その前から価格は下落していた。CPI発表で一段と下げると、その後に反発。本記事執筆時点では、前日比1.2%高である。

出典:CoinGecko

10月14日朝の金融市場短観:

  • NYダウ:30,038.72 +827.87(+2.83%)
  • 日経平均:26,237.42 -159.41(-0.60%)
  • 米ドル指数:112.44 -0.88(-0.77%)
  • 米国債10年:利回り3.950 +0.048(+1.22%)(価格90.66)
  • ビットコインマイニング銘柄Riot Blockchain|6.39ドル +4.07%
  • コインベース・グローバル|69.26ドル −0.99%
  • マネックスグループ|473円 +1.28%

なお、円相場はCPI発表を受け、一時1ドル147円台後半に下落。本記事執筆時点でも147円台で推移している。

関連:仮想通貨市場にも影響する「ドル高」の背景は 相関性や円安要因についても解説

政策金利の見通し

結果的にCPI発表後に金融市場は持ち直したが、米国で大幅利上げを継続するとの見方は一段と強まった。米国の政策金利を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)は、11月の1日から2日に開催される。

関連:世界の投資家が注目する米金融政策決定会合「FOMC」とは|分かりやすく解説

11月の利上げ幅の予想は、0.75ポイントが優勢であることは変わらないが、0.5ポイントの可能性はなくなったともみられている。さらに、1ポイントの利上げが行われるとの見方が上がった。

以下は、CMEグループが提供する金利予測ツール「FedWatch」。本記事執筆時点では、11月のFOMCで0.75ポイントの利上げが行われる可能性は96.6%と高い。画像の下の表を見ると、前日は1ポイント利上げされる可能性は0%だったが、この時点では3.4%となっている。

出典:FedWatch

また、もう一つ注目を集めているのは、12月以降の利上げ幅。これまでは11月は0.75ポイント、12月は0.5ポイントで利上げ幅を減らすとの見方が多かったが、今回のCPI発表で、12月も0.75ポイント利上げする可能性があるとの声が上がった。

0.75ポイントは通常の利上げ幅の3倍。FOMCはこれまで、6月の会合以降3回連続で0.75ポイントの利上げを継続している。

関連:米FOMC、0.75%の利上げ継続を決定 今後の金利見通しも更新

12日に公開された9月の会合の議事録よると、FOMC参加者の多くが「政策金利が十分に制限的な水準に達した後、インフレ率が2%の目標に戻っているという強い証拠が得られるまで、しばらくはその水準を維持することが適切である可能性が高い」と指摘していた。

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