はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル(XRP)とライトコイン(LTC)が2018年最安値更新|仮想通貨市場の急落の影響で底値抜け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRPとLTCが2018年最安値更新
SECが現在最も注目されていたビットコインETFの可否判断日程を45日延長させたことで、市場全体の価格が急落。主要アルトコインの中には、長期的に割ることがなかった底値を割る通貨が確認された。

仮想通貨市場は8日、SECが現在最も注目されていたビットコインETFの可否判断日程を45日延長させたことで、価格が急落。アルトコイン市場にもビットコインの下落の流れが波及し、フィアット建で大きなマイナスを記録しています。

出典:CoinPostトップページ

悪材料に影響する形で、ビットコインもCNBCのファストマネーなどで重要視されたサポートライン6800ドルを割り込み、8月以降数回に渡る底値の探り合いが続いています。

特に、BTC高騰時にもアルトドレインで悪い流れの続くアルトコイン市場は、特に厳しい情勢が続いています。

直近1ヶ月では、ビットコインETFに関する報道が材料視されたことで、ビットコインこそ価格を戻しつつあったものの、市場内資金がビットコインに集まった事もあり、アルトドレインとされるアルトコインからの資金の流出が相次いでいました。

結果として、ビットコイン価格も直近で大幅下落した事で、アルト市場の弱気相場に追い討ちをかけた格好になりました。

主要アルトが底値抜け

このような流れが影響し、時価総額上位のアルトコインの中で、長期チャート上で底値を固めていた通貨が底抜けしました。

底抜けが確認された通貨は、いずれも個人投資家人気の高い時価総額3位のXRP(リップル)と、時価総額7位のLTC(ライトコイン)で、年初来最安値を更新したことで、2018年最安値を更新しました。

XRPの価格推移

XRPの価格は、昨年12月に価格が大きく暴騰、一時400円の最高値を更新し、仮想通貨元年と言われた2017年の中でも驚異の高騰率を見せ、日本で取引される通貨の中で最高上昇率の通貨となりました。(参照:仮想通貨元年での高騰倍率と価格推移 )

その後、仮想通貨市場の下落トレンドの煽りを受け、急騰する勢いが全通貨の中でも高かった事も影響し、価格を下落させました。

出典:TradingView

XRPは、2018年の現在まで、幾度となく価格が低迷していたものの、USD建では0.4USDを割ることはありませんでしたが、本日底値を割ったことで価格が急落、0.3ドル台に突入し、15時現在では、0.34USDと、0.3ドル前半まで価格を落としています。

出典:TradingView

ただし、昨年末の急騰を含め、最安値更新の状況を買い場と捉える動きも出てくるかもしれず、チャンスが訪れる可能性もあります。

LTCの価格推移

XRPと同様に、ライトコイン(LTC)も底値抜けしたことで、価格が急落し、現在も下落が続いています。

出典:TradingView

ライトコインは、BTCの金に対して、「LTC」は銀として注目されていた通貨で、POWの中で、scryptを採用、BTCのハッシュレートを変更するなどして行うことが難しいため、51%攻撃の危機に対して高い耐性を持っていることも理由などもあり、仮想通貨としての魅力は十分にあると言えます。

しかし、インフルエンサーとしても有名なライトコイン創業者が、自身のLTCをすべて売却。ポジトークを控えることを明言したことで、プロモーション的な部分に陰りが見え、一般投資家の多い仮想通貨市場に置いて、LTCの価格に影響が出た可能性もあります。

仮想通貨市場全体の時価総額も

仮想通貨市場全体の時価総額も、これらの通貨下落が影響を与え、年初来最安値を更新しました。

現在の状況と、今後の内容、ETFの申請状況をまとめたので、合わせて読んでいただければ幸いです。

CoinPostの関連記事

仮想通貨全体の時価総額2018年最安値を更新も、上昇トレンド転換への材料は変わらず|仮想通貨市況
ビットコイン価格が日本時間午前4時半に急落、SECが現在最も注目されている重要ETF「Cboe関連ビットコインETF」の可否判断承認を延期する公式文書を掲載したことが影響した、また数日弱気市場が顕著に表れているアルトコイン市場はより大きな下落幅を記録した。多くの通貨で年初来最安値が更新された。
ビットコインETFの可否判断は、最大240日(2019年2月頃)まで延長する可能性:暴落の原因を探る
ビットコインは8日、日本時間早朝4時過ぎに79万円から73万円まで価格が急落、期待感の募っていたCboeのビットコインETFに関するSECの公式文書が発表されたことが、投資家心理に作用し、相場の下落に繋がった。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/12 水曜日
08:05
スタンダードチャータード、シンガポールでステーブルコイン決済カード「デカード」を支援
スタンダードチャータードがDCSカードセンターと提携し、ステーブルコインを実店舗で使用できるクレジットカード「デカード」の主要銀行パートナーとなった。
07:35
プライズピックス、ポリマーケットと提携 米国で予測市場参入
プライズピックスが世界最大の予測市場プラットフォームのポリマーケットと複数年提携を締結した。連邦規制下でスポーツやエンターテインメントに関する予測市場契約を提供し、米国での事業拡大を目指す。
07:02
メタプラネット、株主数が日本の人口の約0.2%相当まで増加
仮想通貨ビットコイン財務企業メタプラネットのサイモン・ゲロヴィッチ代表取締役社長は、同社の株主数が日本の人口の約0.2%相当にまで増加したと報告。過去数カ月で日本の株主数は66%増加したとも説明した。
06:30
TDコーウェン、ビットコイン年末価格を14万ドルと予想 ストラテジーのBTC追加購入数も試算
TDコーウェンがストラテジーの新規ユーロ建て優先株発行により6720ビットコインが追加されると予測した。ビットコインの年末ベースケース価格は14万1277ドルに据え置かれ、強気シナリオでは16万ドルを想定。
06:05
ブラジル中銀、仮想通貨と国際資本取引の新ルール導入
ブラジル中央銀行が仮想通貨取引および国際資本取引に関する包括的な規制を発表。サービス提供企業への許可制度や報告義務を設け、資本移動の透明化および安全性を強化する。
05:35
中国がアメリカによる20兆円ビットコイン窃取を主張、ルビアンハッキング事件で
中国国家計算機ウイルス緊急対応センターが、2020年のルビアンマイニングプールから127,272ビットコインが盗まれた事件について、米国政府による国家級ハッキング作戦だとする報告書を公表した。
11/11 火曜日
19:00
メインネット3周年迎えたAptosのCEOが語る次世代ブロックチェーンの未来|独占インタビュー
Aptos Labs創業者Avery Ching氏独占インタビュー。3周年を迎え、世界最速85msのブロックタイムを誇る技術、グローバル・トレーディング・エンジン構想、Jio Platformsとの提携について詳しく聞く。
18:00
スターテイル、スーパーアプリ公開 ソニーBSLのL2「Soneium」対応
Startale GroupがSoneium向けスーパーアプリ「Startale App」を発表。SNSアカウントでログインするだけで、ガス代や秘密鍵管理不要でオンチェーンアプリにアクセス可能に。
18:00
堀田丸正、Bitcoin Japanへ社名変更
堀田丸正はBitcoin Japanへ商号変更。BTCレンディングと1%以上の配当を組み込むビットコイン財務戦略の詳細を発表。Bakkt黒字転換を背景に経営刷新と日本市場戦略が本格始動。
16:49
ファンプラ(FPL)、公募価格下回る展開 コインチェックIEO4例目
コインチェックIEOのファンプラ(FPL)は初回板寄せ1.495円で価格形成後、まもなく公募価格1円を下回って推移。応募倍率9.06倍、過去IEOとの比較、初日価格推移を速報で解説。
15:06
ユニスワップが収益モデルを刷新、プロトコル収益でUNIを焼却へ
分散型取引所 ユニスワップ(Uniswap)は、手数料の一部をプロトコルが徴収し UNI トークンの焼却に充てる「フィースイッチ」機構を導入する「UNIfication提案」を発表。実現への期待から UNI 価格は30%前後急騰した。
14:02
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」、12月26日にサービス終了
ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」が12月26日にサービス終了。売上によるトークン買い支えモデルの継続が困難になったことや、外部要因への対応コストが影響。約2年半の運営に幕。MSMトークンはDEX上で存続予定。
13:35
英中銀、「システム上重要な」ステーブルコイン規制案で意見募集 保有上限を設定
イングランド銀行は、ポンド建てシステム上重要なステーブルコインの規制案を公表。個人に2万ポンド(約390万円)、企業に1000万ポンド(約19億5000万円)の一時的な保有上限を設定し、銀行預金の急速な流出リスクを管理する。
13:10
今後の仮想通貨市場、レバレッジ崩壊後の回復見込みは?=コインベース分析
コインベースが10月清算イベント後の仮想通貨市場について最新の分析を発表。レバレッジが解消され今後数か月はゆるやかに上昇すると予想している。
12:00
ステーキング 主要取引所の仮想通貨別・年率報酬を徹底比較
【2025年7月最新】国内主要取引所のステーキング対応銘柄と年率を一覧比較。イーサリアムやソラナなど人気コインの高利率サービスを紹介し、各取引所のメリット・デメリットや税金のポイントも解説します。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧