証券法の登録義務免除を利用
米暗号資産(仮想通貨)貸借大手BlockFiは年内に、約9ヶ月ぶりに高利回りの貸付サービスを米国で再開する予定だ。
利回り商品「BlockFi Yield」は米世帯約15%を占める適格投資家のみを提供対象とする。商品を提供するにあたって同社は「1933年証券法」の登録義務免除を利用。
BlockFiに関しては、今年の2月に証券法違反の疑いでSECから1億ドルの罰金を科された経緯がある。BlockFi Yieldを米国の一般投資家に提供するためにはSECに登録する必要があるが、適格投資家に限定することに登録義務免除を適用した格好だ。
また、利回りについては以前停止するまでは伝統的金融商品より高く年利8%以上だったが、再開するBlockFi YieldについてBlockFiは他業者と比べて「負けず劣らず」とコメントした。
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