はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

LINE傘下の仮想通貨取引所BITFRONT、サービス終了へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所BITFRONTを閉鎖へ

メッセージアプリ大手「LINE」傘下の暗号資産(仮想通貨)取引所「BITFRONT」は28日、サービスを終了することを発表した。

サービス終了の理由は、LINEブロックチェーンとリンク(LN)トークンのエコシステムの発展を継続していくためだと説明。そして、ずさんな経営で非難されている取引所とは関係ないと述べ、今回のサービス終了は、FTXの破綻とは無関係であることを示唆した。

LINEブロックチェーンとは

LINEが開発するブロックチェーン。数億人に上るLINEユーザーへのサービス提供に耐えられるよう設計され、高いパフォーマンスと信頼性を備えていると説明されている。

リンクトークンは、LINEブロックチェーン上で発行されている仮想通貨のこと。

▶️仮想通貨用語集

関連仮想通貨市場に激震、アラメダショックとFTX騒動の動向まとめ

BITFRONTは、日本の仮想通貨取引所「LINE BITMAX」とは別で、グローバルに取引サービスを提供する取引所。2020年2月にLINEが、子会社を通じてBITFRONTの運営を開始することを発表していた。

関連LINEグループ、全世界に仮想通貨取引サービスを提供へ BITFRONTを米国で運営開始

今回の発表でBITFRONTは、ブロックチェーン業界のリーダーになれるよう創設時から最善を尽くし、急速に業界が発展する中で様々な課題を克服しようと努めてきたが、サービスを終了することを決断したと説明。これ以上の具体的な理由には言及していない。

サービス終了までの流れは、まず28日に新規登録とクレジットカード決済を停止。その後は22年内に入金や金利商品、トレードなどのサービスを止め、最後に23年3月末で出金を停止する。同取引所は6銘柄・13の通貨ペアを取り扱っており、24時間出来高が1億ドルほどにとどまっている。

関連LINE BITMAXとは|国内屈指のSNS「LINE」が提供する仮想通貨取引サービス

LINEのWeb3事業

BITFRONTのサービスは終了するが、LINEはWeb3領域で積極的に事業を拡大している。

最近では今月10日、LINE系列のゲーム開発企業LINE Studioと、NFT(非代替性トークン)ゲームを提供するザ・サンドボックス(SAND)の提携が発表された。

関連メタバース系NFTゲーム「The Sandbox(SAND)」とは|主な特徴と将来性を解説

この提携により、LINE Studioはザ・サンドボックス内のKコンテンツ専用スペース「K-verse」に、LINE Studioをテーマにしたエリアを設置。「LINE レンジャー」や「LINE シェフ」など、スマホアプリで人気のゲームを提供する。

また、LINE Studioは、これらのゲームに関連するNFT制作など関連事業の展開を予定しており、ユーザーに様々な体験を提供していくという。

関連ザ・サンドボックス LINE Studioと提携

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/21 月曜日
13:52
スイス大手スーパーの「Spar」がビットコイン決済導入 LN活用の即時支払い実現へ
スイスの仮想通貨先進地域ツークの大手スーパー「Spar」店舗でビットコイン決済が開始された。ライトニングネットワークにより実現しており、日常でのBTC活用事例を広げる。
13:11
メタプラネット、約40億円でビットコインを追加購入 累積保有は4,855BTCに
メタプラネットがビットコインを約40億円分追加購入。ゼロクーポン社債や新株予約権を通じた資金調達で、累積保有は4,855BTCに。
10:06
ビットコイン87,400ドルに上昇、下降トレンドラインをブレイク
ビットコイン価格は前日比2.4%高の87,400ドルに回復した。数ヶ月続いた下降トレンドラインが初めてサポートとして機能した可能性がある。一方、Coinbase Institutionalは足元4〜6週間は厳しい市場環境が続くと予測しながらも、センチメントリセット後は急速な回復と2025年後半の強気相場への転換に期待する。
10:00
米政府のビットコイン追加取得、BTC建てのアルトコイン売りや関税収入案が浮上
ギャラクシーデジタルは米国政府が仮想通貨ビットコインを予算中立的に追加取得する方法として保有アルトコインの売却を提案した。大統領作業部会からは関税収入の活用案も浮上している。
04/20 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、50億円超のETH売圧やXRPの現物ETF承認競争リードの可能性など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン材料不足感、目先の上値目途は?|bitbankアナリスト寄稿
bitbank長谷川アナリストによる今週のBTC市場分析。関税懸念後退と政策発言で1240万円まで回復するも上げ幅を吐き出し、現在は1200万円周辺で小動き。一目均衡表の雲下限突破がポイントだが、欧米祝日の影響もあり、引き続き方向感に欠ける展開が予想される。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|JPモルガンのビットコイン需要分析に高い関心
今週は、著名投資家レイ・ダリオ氏の世界経済に対する警告、米SECのゲーリー・ゲンスラー前委員長による仮想通貨の未来予測、JPモルガンによるビットコイン需要分析に関するニュースが最も関心を集めた。
04/19 土曜日
15:00
金価格の史上最高値から150日以内にビットコイン上昇か、歴史的パターンが示す40万ドルへの道筋 
金が3,357ドルの史上最高値を記録する中、専門家は過去のパターンからビットコインが150日以内に反発すると予測。パワーローカーブモデルは2025年後半に400,000ドル到達の可能性を示唆。JPモルガンは金ETFへの資金流入とビットコインの取り残しを指摘。
13:45
仮想通貨市場低調の中、堅調な分野は? ビットワイズ1~3月期レポート
ビットワイズが2025年1~3月期の仮想通貨市場をレポート。ステーブルコインなど、市場全体の下落にもかかわらず過去最高を記録した分野を解説している。
11:30
2025年2Q、規制改善でアルトコイン回復へ──Sygnumなどが予測
Sygnumとビットワイズが2025年暗号資産市場を分析。ビットコインの安全資産としての地位確立と規制環境改善がアルトコイン回復を後押しする一方、ステーブルコインと実物資産トークン化が過去最高を記録。第1四半期の価格下落から反発なるか。
10:45
米政府の100万ビットコイン購入で価格は100万ドル到達か、BPI幹部が大胆仮説
ビットコイン政策研究所の幹部が米国による100万BTCの購入が価格に与える影響を予測。トランプ大統領の戦略的ビットコイン準備金設立や関税収入を活用した購入戦略の実行可能性に注目が集まる。
10:05
2025年米国債供給過多が仮想通貨市場に与える影響は? バイナンスリサーチが分析
バイナンスのリサーチ部門が2025年に米国債は過去最高規模の供給が予測されると指摘。金利上昇圧力と、ビットコインなど仮想通貨市場への影響を分析した。
09:05
量子コンピュータvsビットコイン 1BTCをかけた解読コンテスト開催
量子コンピュータの脅威に備えた『QDay Prize』コンテストが開始。ビットコイン暗号解読に成功したチームに1BTCを贈呈。量子耐性対策が進む中、ビットコインの未来にどんな影響があるのか。
08:00
アスター、仮想通貨ASTRの不要な発行の抑制や利回り安定化を実現へ
日本発のWeb3プロジェクトのアスターは、仮想通貨ASTRのトークノミクスをアップデートしたことを発表。今回の変更で、不要な発行の抑制や利回りの安定化を目指す。
07:44
アリゾナ州のビットコイン準備金法案などが前進 投票の最終段階へ
米アリゾナ州議会でビットコイン準備金法案が進展し最終投票を待つ状況に。州財務官に年間10%の暗号資産投資権限を付与する内容だが、知事は障害者サービス予算問題を理由に拒否権行使の可能性も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧