はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨フレア(FLR)、来年1月以降に配布開始 対応取引所など発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

来年1月よりフレア(FLR)配布へ

暗号資産(仮想通貨)XRPの保有者に対して配布予定の「フレア:旧スパーク(FLR)」について、トークン付与(エアドロップ)の実施予定日が近づいている。

XRPの分散型台帳XRPレジャー上で、スマートコントラクト機能の導入を目指すプロジェクト「Flare Networks」は1日、フレア(FLR)の「トークン配布イベント(TDE)」開始日を2023年1月9日とすることと、開始から2週間以内にFLRを配布する予定の仮想通貨取引所リストを公表した。

FLRの配布量は、2020年12月12日時点における現物XRP保有量のスナップショット(権利確定日時)に基づいて「1:1」のレートで設定される。

Flare Networksは、積極的に仮想通貨取引所と連携を進めており、FLRのスナップショットに参加するには、エアドロップに対応する取引所で保有するか、もしくは対応するウォレットで保有する必要があった。

Flare Networksによると、23年1月9日から2週間以内にFLRを顧客に配布することに同意した主要な取引所は以下の通り。このリストに日本企業は含まれていない。またKraken(グローバル)のみが、既にステーキングと取引サービスをリリースすることが分かっている。

  • Binance
  • OKX
  • Kraken
  • Bitfinex
  • Bitrue
  • Crypto.com
  • BitStamp
  • Bithumb
  • Okcoinなど25社

国内取引所の対応は

Flare Networksによると、日本の取引所に関しては以下*6社が「FLRの流通をサポート」できるよう、JVCEA(一般社団法人日本暗号資産取引業協会)や金融庁の認可を得るために取り組んでいるという。国内では、金融庁およびJVCEAの認可(ホワイトリスト)登録されないと上場できない。

  • bitbank
  • コインチェック
  • Huobi JP
  • DMM Bitcoin
  • *追加*SBIVCトレード
  • *追加*BITPoint Japan
  • *追加*bitFlyer

その他の主要取引所だと、bitFlyerが2022年12月12日にFLRの具体的な付与内容を表明した。

関連:bitFlyer、仮想通貨フレア(FLR)のエアドロップ付与と取り扱い開始へ

フレア(FLR)配布計画

フレア(FLR)はFlare Networkのネイティブトークン。同ネットワークにおけるガバナンス投票やステーキング報酬として活用される。なお、Flare Networksは米リップル社のビジネスユニットRippleXから出資を受けている。

FLRのトークン配布のポイントは、一定期間内に顧客に配布することを確約した取引所にのみリリースされ、TDEから6ヶ月以内に確認が取れない場合、残されたトークンは焼却(バーン)されること。

初期発行量1,000億FLRのうち、450億トークンが XRP保有者に割り当てられているが、この内一定数が削減される可能性がある。

Flare Networkによると、発表時点で対応を確認中の取引所は以下の通り。日本企業も含まれているが、今後数週間のうちに対応が明らかになった場合は随時リストを更新していく模様だ。

  • 米Coinbase
  • eToro
  • Binance US
  • bitFlyer
  • SBI VCトレード
  • BITPoint Japan
  • Amber Japan K.K. (旧DeCurret)
  • サクラエクスチェンジビットコイン(旧Xtheta Inc.)など

なお、FTXを含む米連邦破産法の手続きを進めている企業のユーザーに対するFLR配布に関しては、現在検討中であり、問題の複雑さから解決まで長時間かかる可能性が高いと加えている。

Flare Networkは22年10月28日に正式にベータモードに移行したことを公表。20のバリデーターのうち16が外部パーティであることを指して、「分散化のしきい値」を超えたことを強調した。

同社は以前、Flareのメインネット稼働時に、最初にFLRの15%が配布され、残りを25〜34か月かけて3%ずつ配布していく計画を明かしていた。執筆時点において、これら配布計画の内容に変更は加えられていない。

関連:Flare Networkとは|XRPと密接に関わるSparkトークンの将来性

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:41
分散型AIトークンのFET、 Binance Japanで取扱い開始【国内初】
Binance Japanが国内初となるFET(Artificial Superintelligence Alliance)の取扱いを開始。本記事ではASIアライアンスの概要、FETの用途、将来性、想定されるリスクを解説する。
16:45
なぜSBI新生銀行は投資家に選ばれる? 圧倒的優位性を持つ「SBI証券」との連携メリットを解説
SBI新生銀行が投資家に選ばれる理由は、SBI証券との圧倒的な連携メリットにあります。預り金自動スィープサービスで入金操作不要、年4.2%の高金利預金で待機資金を運用。IPO投資、NISA口座、資産一元管理まで、他の銀行では実現できない理想的な投資環境を徹底解説。
14:36
リップル決済、欧州初の銀行採用 スイスのAMINA銀行と提携
リップルがスイスのAMINA銀行と提携し、欧州初のリップル決済導入を実現。ブロックチェーンと従来の銀行システムを統合し、ほぼ即時の国際送金サービスを提供。両社の協力関係はステーブルコイン保管から決済へと拡大。
13:44
イーサリアム「フサカ」実装直後にPrysm障害、1.8億円の報酬損失が判明
イーサリアムの大型アップグレード「フサカ」実装直後、Prysmクライアントでバグが発生し382ETH(約1.8億円)の報酬機会が失われたことが判明し、ネットワークの堅牢性においてクライアント多様性の重要性が再確認された。
13:22
英国、2027年に仮想通貨規制を本格導入へ 政治献金も禁止方針
英国財務省が2027年施行予定の仮想通貨規制案を策定中。英国金融行動監視機構の監督下で取引所やウォレット企業に透明性基準を義務付け、消費者保護を強化。仮想通貨による政治献金も禁止へ。
10:50
ストラテジー、ナスダック100指数への残留決定 ビットコイン買い増しの意欲示す
世界最大のビットコイン保有企業ストラテジーのナスダック100指数への残留が決定した。セイラー会長はビットコイン追加購入への意欲を示唆している。
10:41
日銀30年ぶりの0.75%利上げ見込み 仮想通貨市場への影響は?
日本銀行が12月19日の金融政策決定会合で政策金利を0.75%に引き上げる方針。30年ぶりの高水準となる利上げが、円キャリートレード巻き戻しを通じてビットコインなど仮想通貨市場に与える影響を分析。米FRBのQT終了による影響緩和の可能性も解説。
10:10
2025年末までに済ませておきたい仮想通貨に関する税金と確定申告への準備|Gtax寄稿
仮想通貨の税金の仕組みと、年末までにできる節税対策を解説。損益圧縮やふるさと納税・iDeCoの活用法、確定申告に向けた取引履歴・経費の整理ポイントをまとめています。
08:50
米SEC、個人投資家向けの仮想通貨保管ガイドラインを提示 姿勢転換示すか
米証券取引委員会が個人投資家向けにビットコインなど仮想通貨を保管する方法に関して推奨事項を提示した。ウォレットの選び方やカストディアン選定の注意点を解説している。
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧