WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Pantera CapitalのCEOが反撃:仮想通貨が殺鼠剤なら、銀行はネズミだ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界三大投資家バフェット氏の批判
バフェット氏は、「仮想通貨は悪い結末を迎えることになるだろう。」「ビットコインは殺鼠剤を二乗したもの」などと強く批判。
BTC投資ファンド会社Pantera CapitalのCEO、Dan Morehead氏の強気な姿勢
Dan Morehead氏は低迷を続ける相場をよそに、ビットコインは今世代最大の革新技術と主張した。送金決済する際に、第三者に高い手数料を払わずに済む点、BTCに投資しているファンドの多くは約25倍の収益を見込める点などを例に、「今こそがポジションを増やすチャンスだ。」と強調した。
機関投資家向けカストディ・サービスが重要
Morehead氏のビジネスパートナーであるPaul Veradittakit氏は、カストディ・ソリューションズは様々な地域で提供され始めているため、機関投資家の資金が入ってくるのはそう遠くはないはずだと主張した。
カストディとは
有価証券の保管、預かり資産の受渡決済などを行う業務のこと

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

記憶に新しいバフェット陣営のビットコイン批判

世界三大投資家と呼ばれる「バフェット」氏は今年5月、自身が会長を務める世界最大の投資持株会社「バークシャー・ハサウェイ」の年次株主総会で、「仮想通貨は悪い結末を迎えることになるだろう。」という自身の主張を繰り返した。

新旧投資世代

まだ仮想通貨投資家の記憶に新しいかもしれませんが、数か月前バフェット氏は、ビットコインのことを「殺鼠剤(ラットポイズン)を二乗したようなもの」と強く非難した経緯がありました。

米国初のBTC投資ファンド会社であるPantera CapitalのCEOを務めるDan Morehead氏は、低迷を続ける相場をよそに、日本時間水曜日に、あるデジタル・アセット基金カンファレンスにて、ブロックチェーンは平等化へのステップであり、ビットコイン(BTC)は今世代最大の革新技術と主張しました。

Morehead氏は今年の4月に、全体仮想通貨の時価総額が40兆ドルにまで達すると強気でしたが、Pantera Capitalの業績では、去年12月から全体仮想通貨ヘッジファンドは約24%のロスを記録し、BTCも約21%縮小しています。

今が買い時か

Morehead氏は同カンファレンスで、「今こそがポジション(ロング・ショート)を増やすチャンスだ」と強調し、自社ファンドのクライアントが基本的にこのルールに沿って投資していないと指摘しました。

そして、「現在のBTC相場は恐らくすでに底値を引き抜き、安定した値段となりつつあり、これからはアップトレンドとなるはずだ」と述べました。

さらに、バフェット氏の放った「BTCは殺鼠剤だ」という暴言に対し、「確かにBTCは殺鼠剤だ。なぜなら、銀行とクレジットカード会社は鼠だからだ」と反論しました。

Morehead氏が常に楽観視する理由

Morehead氏は以下の通り、ブロックチェーンや仮想通貨に対し、楽観的に見通す理由を複数挙げました。


1.ブロックチェーンは送金決済する際に、第三者に高い手数料を払わずに済む点。

2.BTCとブロックチェーン技術は送金システムのみならず、様々な産業にも応用できる汎用的な技術であり、成熟するまで時間がかかるのは当然だということ。

3.この新興技術は「ハイリスク・ハイリターン」なので、BTCに投資しているファンドの多くは約25倍の収益を見込めるのが投資商品としてとても優秀であること。

4.過去30年における資本主義では、基本、裕福な投資者のみが利益を生み出していたが、今は「ポスト資本主義」へ進みつつあり、裕福でない人々でも価値のある技術を作ることが可能である点。

重要視されるのは機関投資家向けのカストディ・サービス

Morehead氏のビジネスパートナーであるPaul Veradittakit氏はノーザントラスト社とゴールドマンサックス社が仮想通貨業界へ参入する意表を例に挙げ、

「機関投資家の資金が入ってくるのはそう遠くはないはずだ。カストディ・ソリューションズは様々な地域で提供され始めている。」

と、コメントしました。

さらに同社の投資アソシエイトであるLauren Stephanian氏は、ICEが今年中に開設する取引所Bakktを取り上げ、取引所・カストディサービス・決済システムという3つ分野を掛け合わせ、ビジネスと市場を統合したBakktのアドバンテージに言及しました。 因みに、Pantera CapitalはBakktの共同出資企業の一つです。

参考記事:If Bitcoin is Rat Poison, the Banks Are the Rats: Pantera Capital CEO

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

ビットコイン暴落時こそ重要性を理解すべき、米NY「仮想通貨取引所Bakkt」の可能性
BakktのCEOに就任予定のICE取締役は、「機関投資家、企業、顧客がデジタルアセット投資参入の拡張性を持つ入口として、より高い効率性・安全性・実用性を推進する、画期的な取引所が構築される」と発言した。
著名アナリストが解説する、巨大金融運用会社と仮想通貨への資金流入の関係性
金融サービス大手Northern Trustが、仮想通貨業界へ進出。仮想通貨取引所Bakktも、カストディ・サービスを提供。巨額資金が仮想通貨へ投入される可能性。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/29 火曜日
17:17
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入完了 約12BTC
Bitcoin Japan(旧堀田丸正)は29日、100%子会社BTC JPN Ltd.によるビットコインの初回購入が完了したと発表した。取得額は約100万ドル。投資資金総額6.62億円の上限内で、引き続き購入を進める方針だ。
15:09
韓国金融委、マーケットメイク制度を検討 取引所規律でJPYCの急騰に言及
韓国金融委員会の幹部は28日、仮想通貨市場へのマーケットメイク制度導入を検討する考えを示した。現行法では禁止されており、第2段階の立法で扱う見通しだ。アップビットでのJPYC上場時の価格急変動を例に、取引所への公的規律の導入にも言及した。
14:20
アップル、悪用疑いのiOS脆弱性を修正 専門家はウォレット窃取を示唆
アップルがiOS 26.7.1を公開し、特定個人を狙う高度な攻撃に悪用された可能性があるCoreGraphicsの脆弱性を修正した。SlowMistのCISOは仮想通貨ウォレット窃取に使われたゼロデイの可能性を指摘したが、アップルは詳細を明らかにしておらず、関連は確認されていない。
14:00
米上院小委員会、イランの影の銀行におけるUSDTの使用を分析
米上院の常設調査小委員会は、仮想通貨とイランのシャドーバンキングネットワークに関するレポートを公開。USDTがシャドーバンキングネットワークで多く使われていたり、テザー社の対応に問題があったりしたことを指摘している。
13:25
金融庁、貿易決済へのステーブルコイン活用実証を支援決定
金融庁は29日、トレードワルツやNTTデータ、みずほ銀行など6社による貿易決済でのステーブルコイン活用実証を、「決済高度化プロジェクト」の支援案件に採択したと発表した。
13:10
「Z世代は若年から投資始める傾向」仮想通貨人気の背景は格差拡大か=グレースケール
グレースケールは、Z世代の平均投資開始年齢が19歳と早く、長い投資期間が仮想通貨への配分余地を広げうると論じた。Z世代は予測市場への関心も高いと報告されている。
11:55
シティ、トークン化預金サービスを日本とUAEに拡大 米ドル24時間決済
米シティグループは29日、トークン化預金を用いた法人向け決済サービス「シティ・トークン・サービス」を日本とUAEへ拡大したと発表した。許可型ブロックチェーン上で24時間365日の資金移動を可能にし、展開先は計7市場となる。
11:45
チェーンリンクの新標準『CCIP2.0』始動、トークン化資産の移転を高速化
チェーンリンクは28日、相互運用プロトコルの大型アップグレード版「CCIP2.0」の稼働開始を発表した。検証機能の追加やコンプライアンス対応の強化により、機関投資家のトークン化資産移転を後押しする狙いだ。
11:00
コインベース、トークン化TCG市場に参入
コインベースは29日、実物のトレーディングカードをトークン化して扱う新サービスを近く提供すると発表した。保管か現物発送を選べる仕組みで、拡大するトークン化TCG市場への参入として投資家の関心を集めている。
10:15
アポロ、AIエージェントで銀行取り付け騒ぎに警鐘
米資産運用大手アポロのチーフエコノミストは、AIエージェントによる家計預金の自動移動が銀行の低コスト預金を減らし、金融システムに影響し得ると警鐘を鳴らした。投資家には預金流出リスクへの目配りが求められる。
09:42
ハッキング受けたビットゲット、出金を段階的に再開|セキュリティを強化
仮想通貨取引所ビットゲットが不正流出被害後、出金を段階的に再開している。攻撃経路の特定やセキュリティ強化策についても報告した。
08:25
Japan Smart Chainが改称、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換
AltX Research株式会社は「Japan Smart Chain」をMIZUHIKIに改称し、ステーブルコイン決済インフラ事業へ転換すると発表した。メインネットも公開し、複数自治体で給付金基盤のPOCが決定した。
08:10
シティとコインベース、決済事業で協業拡大
金融大手シティと仮想通貨取引所コインベースは、決済事業の協業拡大を発表。ステーブルコインと法定通貨の両替を自動化する機能を提供することなどを説明した。
08:05
Bybit、フランクリン発行のトークン化ファンドを機関担保資産に採用
バイビットとフランクリン・テンプルトンが戦略的提携を発表した。機関投資家はフランクリン発行のトークン化ファンド株式をBybitの取引担保資産として活用できるようになる。
06:55
デファイ・デベロップメント、ソラナ保有量254万に到達 6週で約10%増加
デファイ・デベロップメントは9月28日、仮想通貨ソラナ保有量が253万8010SOLに達したと発表した。8月12日の決算発表以降、6週間で約10%増加している。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧