はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米AI関連株好調・ドル円続伸、米早期利下げの期待後退へ|7日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2/7(火)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,891ドル -0.1%
  • ナスダック:11,887ドル -1%
  • 日経平均:27,693円 +0.6%
  • 米ドル/円:132.6 +0.6%
  • 米ドル指数:103.6 +0.7%
  • 米国債10年:年利回り3.6 +3.3%
  • 金先物:1,880ドル +0.2%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:22,982ドル +0.4%
  • イーサリアム:1,644ドル +1.5%

本日のニューヨークダウやナスダックは続落。先週金曜日に発表された1月の米雇用統計が想定外に強い結果だったことから、FRBの早期利下げへの期待は後退している格好だ。利上げ継続の観測から米国債利回りは急上昇した。

関連エコノミッククラブのパウエル講演控え、ビットコインなど様子見基調

今後の利上げシナリオについて、アトランタ連銀のボスティック総裁は今朝「自身の基調シナリオはもう2回の利上げ」と発言し、1月の米雇用統計が異常値なのか調査が必要だと指摘した。一方、イエレン米財務長官 は昨日、インフレ圧力に関して依然として高すぎるが、低下しつつあるとコメントした。

また、8日(水)2時にはパウエルFRB議長が発言を控えている。市場はFRBの口調に変化がないか様子見の状況のようだ。

関連ビットコインなど反落 ドル急伸

2月の重要な経済指標・予定

  • 10日24時(金):米ミシガン大学消費者態度指数2月・速報値
  • 13日8時50分(月):日本10-12月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)
  • 14日22時30分(火):米1月 消費者物価指数(CPI)
  • 15日22時30分(水):米1月 小売売上高
  • 23日22時30分(木):米10-12月期 四半期GDP個人消費とコアPCE・改定値
  • 24日22時30分(金):米1月 個人消費支出(PCEデフレーター)
  • 24日24時(金):米ミシガン大学消費者態度指数2月・確報値

関連仮想通貨市場も注視する「ドルインデックス(ドル指数)」とは|初心者向けに解説

米国株

米国株ではAI株が引き続き好調。昨日、米ビジネスソフトウェア提供企業Freshworksはメタ社と提携し、ビジネス向けのチャット体験を向上するためにWhatsApp、Instagram MessagingおよびFacebook MessengerにFreshworks製のAI会話ボットを導入することを発表した。

追記:7日朝の会社ブログによると、アルファベットはAIチャットボットサービス「Bard」と検索エンジン・開発者向け人工知能を立ち上げると発表した。ユーザーのテスト利用とフィードバックを数週間経てからパブリックリリースするという。また、マイクロソフトCEOは同日に自社のすべての製品にAIを導入する計画を明かし、火曜日(米時間)に具体的な内容が公開されるとした。OpenAIのCEOもこの発表イベントに参加するとツイートした。

関連米グーグル、対話型AI(人工知能)言語モデル「Bard」をリリースへ

グーグルは先週末に米AIスタートアップAnthropicと提携することを発表した。AnthropicがGoogle Cloudを優先クラウドプロバイダーとして選択し「信頼性の高いAIシステム」を構築するために必要な計算能力を提供。一方のGoogle Cloudは、AnthropicがAIシステムの学習と展開に使用する大規模な次世代TPU(Tensor Processing Unit)とGPUクラスタを構築する予定だ。なお、Financial Timesとブルームバーグによると、グーグルはAnthropicに約3〜4億ドルを投資したという。Anthropicはマイクロソフト出資のOpenAIが開発するChatGPTの基盤となる言語モデル「GPT-3」の開発メンバーらが立ち上げた企業だ。

先週、グーグル親会社アルファベットのスンダー・ピチャイCEOは決算会見でAIプロダクト化の戦略として会話ボット「LaMDA(ラムダ)」の提供を数週間内に始めることを明かした。マイクロソフトとの競争が今後ますます激しくなってくる観測が高まっている。

関連グーグルの親会社アルファベット「企業のミッション達成にAIは非常に重要」

個別銘柄の前日比では、c3.ai+6.4%、ビッグベア.ai+18%、テスラ+2.5%、マイクロソフト-0.6%、アルファベット-1.8%、アマゾン-1.1%、アップル-1.8%、メタ-0.25%、コインベース-0.05%、マイクロストラテジー-1%、アルゴ・ブロックチェーン+35%。

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

ドル円続伸

ドル円は1ドル=132.6円、前日比+0.6%。先週金曜日の米強い雇用統計を受けてドル買いが継続。昨日、ドル円は日本政府が日銀の黒田総裁の後任候補としてハト派の雨宮副総裁に就任を打診したとの報道で一時132円90銭付近まで大きく上昇していた。また、米国が偵察気球と思われる中国発の飛行物体を撃墜したことで両国間の緊張が高まる恐れも世界の準備通貨であるドルを押し上げているとの見方も出ている。

出典:Yahoo!ファイナンス

関連仮想通貨市場にも影響する「ドル高」の背景は 相関性や円安要因についても解説

仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|74.5ドル(-0.05%/-0.1%)
  • マイクロストラテジー|282ドル(-0.95%/-1%)
  • シルバーゲート・キャピタル|19.1ドル(+1.86%/+1.86%)
  • アルゴ・ブロックチェーン|2.6ドル(+35%/+35%)

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

先週のGMラヂオ

先週金曜日には第4回GMラヂオを開催した。ゲストは2回目の参加となるLayerZero Labsの共同創設者や、DeFi Kingdomsの創設者ら4名で、「クロスチェーンゲームの可能性」や「ブロックチェーンゲームの課題点」などについて語り合った。

関連第4回「GM Radio」開催、ゲストはDeFi Kingdoms幹部ら

今週のGMラヂオ

関連第5回「GM Radio」、クロスチェーンUX最適化目指すConnextが参加へ

第5回GM Radioは、2月9日(木)の21:00から。ゲストは、Connextの共同創設者Rahul Sethuram氏。ConnextのパブリックローンチやxAppsのメリット、今後の計画、などについて質問していく。

前回「zkSync」の回のアーカイブの視聴はこちら。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
08:51
金融庁、ステーブルコイン・暗号資産の「仲介業」を規制対象に パブコメ募集
金融庁は12月16日、ステーブルコインや暗号資産の「サービス仲介業」を新たに規制対象とする政令・内閣府令案を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。取引所以外も監督下に置く方針だ。
08:40
ウォーレン米議員がDEXの安全保障リスクを警告、パンケーキスワップを名指し
米国のウォーレン上院議員が分散型取引所パンケーキスワップの国家安全保障リスクについて財務長官と司法長官に書簡を送った。北朝鮮による資金洗浄とトランプ関連ステーブルコインとの関係を指摘。
08:05
ビットコイン保有企業カインドリーMD、株価低迷でナスダック上場廃止リスク
医療・ビットコイン保有企業のカインドリーMDがナスダックから上場廃止警告を受けた。株価が30営業日連続で1ドルを下回り、2026年6月8日までに基準への適合回復が求められている。
07:10
Visa、米国でステーブルコインUSDCによる機関向け決済を開始
Visaは、米ドルステーブルコインUSDCでの機関向け決済を米国で開始したことを発表。銀行の初期の参加者が仮想通貨ソラナのブロックチェーン上でUSDCを使った決済を開始したと説明した。
06:35
米国XRP現物ETFの累計流入額、開始1ヶ月で10億ドルの大台突破
米国のXRP現物上場投資信託の累計資金流入額が月曜日に10億ドルを突破した。11月13日の取引開始以降の節目となり、アルトコイン系ETFへの機関投資家の関心の高まりを示している。
06:02
米FDICがステーブルコイン発行規則案を承認、銀行子会社の申請手続きを整備
米連邦預金保険公社が銀行によるステーブルコイン発行の規則案を承認した。今夏成立したジーニアス法に基づき金融機関が子会社を通じて決済用ステーブルコインを発行する申請プロセスを定める。
05:45
ロシア最大手銀スベルバンク、分散型金融商品をテスト
ロシア最大の銀行スベルバンクが分散型金融商品のテストを開始した。顧客の仮想通貨取引への関心増加に対応し、5月にはビットコイン仕組債の発行も開始している。
05:30
米SEC、4年にわたるAave調査を法的措置なしで終了
米証券取引委員会が分散型金融プラットフォームのAaveに対する約4年間の調査を終了した。法的措置の勧告はなく、創業者のクレチョフ氏が17日に調査終了を公表している。
12/16 火曜日
18:08
米SEC委員長が警告、「仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れ」
SEC委員長が仮想通貨タスクフォース円卓会議で、過度な規制により仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れがあると警告。国家安全保障とプライバシー保護のバランスを強調し、トランプ政権の方針と一致する姿勢を示した。
17:22
ナスダック、23時間取引体制を提案 仮想通貨取引モデルが影響か
ナスダックが1日23時間の株式取引体制を米SECに提案。仮想通貨の24時間取引が投資家の期待を変化させたことを背景に、2026年後半の導入を目指す。NYSEも22時間取引の承認を取得済み。
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
13:30
2025年ブロックチェーン人気ランキング、XRP初のトップ10入り=CoinGecko
CoinGeckoが2025年ブロックチェーン人気ランキングを発表した。ソラナが2年連続トップとなるも関心度は12ポイント減少した。XRPレジャーが初のトップ10入りを果たし、SuiとBNB Chainのシェアが大幅に拡大した。
13:00
Visa、銀行向けステーブルコイン事業支援を開始
決済大手Visaが「ステーブルコイン・アドバイザリー・プラクティス」を立ち上げた。銀行や企業のステーブルコイン戦略構築を支援する。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧